139月
コンパクトに負けないように、というわけでもないと思いますが、ソニーから35mmフルサイズのデジタル一眼「α99」も発表されました。
今回も光学ファインダーではなくEVF搭載ということで、これでソニーのαはもうこっちの路線でいく、ということなのかなぁと。
こう書くと光学ファインダーに未練があるような書き方ですけど、私自身はEVFも意外と好きなんですよね。
あまり動きの激しいものを撮るほうではないですし、被写界深度の確認がしやすいというのもありますし。
以前の荒いEVFならともかく、α99は約235万ドット「XGA OLED Tru-Finder」搭載でずいぶん見やすくなってるんじゃないかと。
また、ピント確認のための拡大とかもできますしね。
ただ、褒めておきながらアレですが、デザインはちょっとイマイチかなぁ。
昔のα-9xiとかの雰囲気で、20世紀時代の「近未来」みたいな感じで…。
まぁでも。ライカのR9とかも見慣れると独特の個性が良いなぁと思ったりするものですし。
未だにα700を使っている身としては気になる存在ですが、30万円前後というのはなかなか手が出ない価格ですねぇ。
RX1の25万円のほうが安く感じてしまうというのは最近の私の撮影スタイル(というより、ただの面倒くさがり)によるのかも。
あと、もう登場しないであろう素晴らしい光学ファインダーのα900がまだ気になっているというのもあるのかもしれません。
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129月
噂になっていたソニーの35mmフルサイズ素子搭載のコンパクト「DSC-RX1」が発表されました。
参考出品程度で試しに作ってみた程度なのかと予想していたので、ちょっとビックリです。
RX100でもすごいなぁと思っていたんですが、NEXのCMでも素子の大きさを大々的にアピールしているソニーですし、素子供給をしているという点をメリットとして強く押していこうということなんでしょうね。
お値段は25万円前後ということで、高いという感想をチラホラ見かけますが、個人的には結構安いんじゃないかと。
もちろん気軽に買えるようなお値段ではないですが、ツァイスの35mm F2だけでも10万円前後するでしょうし、この大きさだからこそ持ち歩けるという場面もありますしね。
あとはそれに応えたスナップが撮れる軽快さがあるか、というところかな。
唯一、気になるとすれば、ミラーレスカメラとの住み分けをどうするか、という点でしょうか。
お値段でいえばNEXのほうが断然安いですし、レンズ交換もできてしまいます。
さらに、NEXのほうも動画向けながらフルサイズ素子搭載機が発表になっていますし…。
私としてはNEXと言いますか、EマウントはAPS-Cをベースに設計されたマウントという印象ですし、今の手軽さを保ちつつ、APS-Cのレンズを充実させたほうが良いのかなぁという気がします。
そんなこんなはさておき、RX1のほうはこの時代に憧れを抱ける貴重な機種になってくれそうで、他社もこの路線に積極参入してくるんじゃないかなぁと思ってみたり。
すでにDP1 Merrillあたりはライバルになりそうな気がしますし、ライカやフジあたりも狙ってきそうな予感です。
キヤノンやニコンは慎重な感じかもしれませんが、オリンパスあたりにも期待したいところです。
オリンパスの場合はマイクロフォーサーズとの差別化がさらに難しそうではありますけどね。
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129月
PENTAXからQマウントのミラーレスカメラ「Q10」が10月中旬に発売されるそうで。
リコーと組んだ時点で多少はマウントを整理するのでは?と思ったのですが、ちゃんと後継モデルが出たのにまずはビックリです。
ペンタックスだけでも645、Kマウント、Qマウントとありますし、これにリコーのGXRもあって大変だろうなぁと思うのですが、レンズラインナップも新たにQマウント用の望遠ズームを用意したりと頑張っていますね。
肝心のQ10のほうですが、目新しい変化はやや少なめで、撮像素子が新しい裏面照射CMOSに変わった辺りがメインでしょうか。
画素数が増えたわけではないようですが、画質向上は図れていそうです。
価格面ではQが意外に安くならなかったので、Q10が出てからの値下がりに期待かな。
K-01の値下がりも気になってるところですけどね。
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119月
PENTAXから新しいデジタル一眼レフ「K-5 II」と「K-5 IIs」が発表されたようで。
「K-5」の後継モデルという位置づけですが、ローパスフィルターレスという「K-5 IIs」が気になります。
ニコンは同一設計ベースではローパスを取り去るわけにいかなかったわけですが、こちらは完全にローパスレスという記載なので、効果はより高いかも。
その分、モアレや偽色などのデメリットも顕著に出るかもしれませんけどね。
なお、現在の予約価格ではK-5 IIsのほうが1.5万円ほど高めの設定になってるようです。
「K-5」からの変更点としてはK-30でも定評のあるAFモジュールを積んで、液晶モニターの屋外視認性を高めたとのこと。
液晶モニタは強化ガラスにして液晶とガラスの隙間をなくしたそうですが、液晶割れは大丈夫かなぁという気もちょっとしてしまいます。
強化ガラスなので、そう簡単には割れないと思うのですけど、コンデジのジャンクで液晶が割れたものが異常に多いので、それを連想してしまうんですよねぇ。
一見、地味な進化な印象ではありますが、K-30も評判ですし、ペンタックスはリコーと組んでから元気だなぁと感じます。
この調子で、一眼レフのペンタックスを足固めしていってほしいところです。
もちろん、ミラーレスのほうもほどほどに頑張ってもらいたいですけど…。
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069月
先日から噂になっていた富士フイルムのレンズ交換式カメラ「X-E1」が海外発表されたようで。
ただ現状、国内では発表されていないですし、発売自体も未定らしいですけどね。
どうもX-Pro1から改良された兄弟モデルではなく、単純な廉価モデルっぽいんですよねぇ。
EVFはNEX-7と同等クラスのものになってるので、ここは良い部分もありますが、背面液晶は2.8型約46万ドットですし。
それだけに価格はちょっと下がって、ボディ単体で1000ドルをちょっと切ってきました。
それでも他のミラーレスと比べたら、かなりの強気なんですけどね。
そもそも富士フイルムではミラーレスと呼んでほしくないようで、ライカ対抗と考えてるのかもしれませんが、それなら機能を抑えた廉価版ではなく、こだわったファインダーで勝負してほしかったなぁ。
ただ、ボディは30%ほど小さくなってるそうで、持ち歩きやすさは上がったかも。
X-Pro1は心も体も余裕がある時にこそ真価を発揮するモデルという印象でしたが、今回のコンパクト化で体力的な余裕には多少寛容になったかな。
コンパクトになった分、新たに発表になったレンズを一本、余分に持つことができるでしょうしね。
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059月
最近はちょっとフィルムカメラを意識したようなデジカメをプッシュしている富士フイルムですが、今度は高級コンデジに位置づけられると思われる「FUJIFILM XF1」なるものが出るという噂が出ています。
NATURA CLASSICAを思わせるデザインですが、さらにアナログ感覚のようで、電源スイッチを兼ねた手動の沈胴式レンズになってるんだとか。
製品説明の動画では?と言われるものを見てみると、HI-MATIC Cを思わせるようなギミックで、アナログ以上にアナログっぽいですね。
収納サイズが小さいだけに持ち歩きやすいというメリットがありますし、不用意にバッグの中で伸びてレンズが壊れることがないのは良さそうですが、凝りすぎてコストのかかる仕掛けのような気もします。
色合いは茶色い皮の貼ってあるシルバーと、黒い皮のブラックの2種類のようで、その辺りも雰囲気はナチュラクラシカに近いですね。
あとは素子サイズやお値段が気になるところですが、FUJIFILM X10と同じくらいのスペックなのかなぁ。
ちなみに、今日にでも発表されるのでは、とのことで、先日も挙げたX-E1と同時ではないか、という噂ですので、詳細は発表があるのを待ちたいと思います。
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