058月
エイ出版社のデジカメ系ムック「F5.6」のvol.5が8/7に発売されるそうで。
今回は「凄い!欲しい!極上カメラ乱舞」という表記が表紙に踊っていますが、キャッチフレーズ的な感じで、特に特集の名称というわけではないようです。
最近出た機種の紹介を中心にしたということでしょうね。
ただ、そこは他のカメラ雑誌とは違い、F5.6ですから作例を中心に写真撮影に主体を置いた紹介になっているようです。
OM-Dにエルマー9cmを付けて撮った田中長徳さんのプラハ、FUJIFILM Xシリーズのデザイナーズインタビュー、ライカMモノクロームの実写レポートなど、掘り下げた感じみたいです。
なお、本来の特集は「あなたのメイン・サブ機を教えてください」と題して、写真家の方のカメラを取り上げてるようです。
メイン機は主たる作品で良く見かけますが、サブ機というのは面白そうですね。
DSC-RX100やNikon 1 J1、X-Pro1など、新しめの機種が挙がってるあたり、写真家の方もなんだかんだ言いつつ、カメラ好きなんだなぁと親近感がわきます。
もうひとつの特集は「カメラはいまネオ・ノスタルジーの時代へ」でオールドレンズやアートフィルターなど、藤田一咲さんのGRD4のLONG USE REPORTなど、なかなか充実した内容になってるようです。
あと、田中長徳さんのOM-Dワークショップも8/9に発売らしいので、OM-Dユーザーさんはいっしょにゲットされると良いかもしれませんね。
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038月
Nikonから廉価な35mmフルサイズのデジタル一眼レフ「D600」が出るのでは?という噂が出ています。
単なる噂なら結構頻繁に出ていますが、雑誌の販売店の広告に記載があったんだそうで、多少は信ぴょう性があるのかも。
当然、そこには詳細のスペックはないのですが、そちらも以下のような噂が出てきています。
– 24.7MPフルサイズセンサー
– ISO100-6400(拡張で50、25600)
– 39点AF、9点クロス
– 動画は1080pのフルHD、MPEG-4・H264圧縮
– 顔認識
– WU-1aによるワイヤレスサポート
– 視野率100%のファインダー
– 3.2インチ92.1万ドット液晶モニタ
– HDMI出力
– 重さ760グラム
詳細が本当なのかはわかりませんが、感覚的にはD300sの後継みたいな位置づけなのかな。
D200からD300になる時に視野率100%のファインダーになり、今度はフルサイズになるかも、というわけですか。
内部的な機能改善であれば技術進化で向上していきますが、メカニカルな部分をグレードアップするのはコストも大変でしょうね。
問題はすでにNikon D800があるわけで、価格的にかなり戦略的にしないと厳しいのではないかなぁという点です。
以前のD3Xに対するD3みたいな関係になるのかもしれませんが、実売20万円を切るくらいの設定になりますよね。
個人的には画素数の扱いやすさとお値段両面で、出たらうれしいですが、なかなか攻めてくるなぁという感じです。
ちなみに中古の実売価格でいうと、D700はいまだに結構高値安定なんですよね。
発売時期なども関係するとは思いますが、EOS 5Dや5D MarkIIの下落と比べると、ちょっと意外な印象もあります。
5D2あたりは所有者が多いというのも理由かと思いますが、中古コーナーにずらりと並んでいて、そっちにもちょっと驚いてしまいますけどね。
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038月
明るいレンズ搭載が話題のPanasonicのコンデジ「DMC-LX7」ですが、海外でのインタビューで他社製CMOS使用という話が挙がったようで。
これまでLXシリーズはCCDにこだわってきたものの、動画対応に迫られて、「他の製造元からの購入品」に頼らざるを得なかったというところかな。
せっかくの明るいレンズも素子の側でノイズが多かったら厳しいですしねぇ。
では、どこのセンサーだろうか?というのが気になりますが、LX7の仕様には「高感度MOSセンサー」という記載があります。
SONYやサムスンあたりの裏面照射では?という噂もありますが、それなら裏面照射と書きそうな気もします。
あとの候補としてはAptinaくらいでしょうか。
私の勝手な予想ではCanon製ではないかなぁと見ていますが、どうかな。
PowerShot S100の記載は「高感度CMOS」となっていて、かなり似通っていますし。
画素数は違いますが、そこは自社製品との差別化のためにあえて減らしたものを供給しているのかも。
なお、総画素は12.8Mらしいので、そうするとS100の総画素約1330万画素にかなり近い感じです。
まぁ別にどこの素子を使っていてもその後の画像処理でこそ、メーカーの味が乗りますからね。
正直、Panasonicの最近のセンサーはイマイチの印象が強かったので、今回の他社製CMOSの採用は好感を持つLXユーザーさんが多いかもしれません。
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277月
キヤノンから新しいコンデジ「IXY 430F」が発表されたようで。
「IXY 420F」の後継モデルだそうで、こっちもつい最近出たばかりという印象なんですが、今回はスマートフォン対応と無線LAN機能の強化とのことで、先日紹介したFinePix F800EXRと同じ方向性です。
位置情報をスマホから取るというのはどうも今後のトピックになるんでしょうね。
確かにカメラに搭載しても精度、速度、バッテリーがどれも厳しいですし。
ただ、スマホ側のバッテリーの問題もあるわけで、そこへの救済策もあると良いかも。
デジカメがスマホのモバイルバッテリーになる、なんていうのも面白いかもしれません。
なお、最近はUSB充電できる機種も多いですが、この機種は専用充電器です。
ところで、IXY DIGITAL 930ISあたりからだと思うのですが、レンズが破損したキヤノン機をなんとなく良く見かけるような気がします。
私がジャンク箱で見たという、ごく少数のサンプリングではありますが、以前はキヤノンは少なめで、ニコンやカシオをよく見かけたんですけどね。
単にシェアが高くなったのかもしれませんが、レンズの薄型化で強度が多少落ちている部分もあるのかもしれません。
ニューモデルが出るたびに進化や小型化、高倍率化、そして低価格化が求められるわけですから、メーカーも大変だなぁと思います。
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257月
富士フイルムから新しいコンデジ「FinePix F800EXR」が発表されました。
春に出た「FinePix F770EXR」に無線LANを搭載したモデルですね。
他にもデジタルフィルタ機能の「アドバンストフィルター」が追加されたりしていますが、逆にGPS機能は省かれ、そこはスマートフォン連携でそっちから位置情報を取得する仕掛けに変わっています。
以前、GPS搭載モデルをお借りしたことがありますが、ケータイとは違い、3Gや無線LANの情報を利用した大まかな位置取得方法が使えないので、どうしても位置取得に時間がかかるんですよね。
おまけに電池も結構消費して、位置取得ができないわりに電池ばかり大食いするという感じで、あまり褒められたものではなかった印象があります。
それを考えれば、スマホから情報をもらう方式のほうがスマートで良いのかも。
最近はスマホのカメラもかなり高性能になって、コンデジとの住み分けも難しくなってきた印象がありますが、スマホを出していないフジだからこそ、積極的に連携してそれぞれの得意分野を活かす方向に向かってるようです。
20倍ズームはさすがにケータイには無理ですし、動画など容量を消費するものも外出しのほうがなにかと便利でしょうしね。
ただ、価格的にはどうしても低迷してしまうのが最近の傾向ですし、メーカーとしては大変だろうなぁと思います。
Fシリーズというと過去は結構高級なイメージがありましたし、またそこも目指してみると良いのかも。
最近の高級コンデジのようにちょっと大きめの素子を採用しつつ、望遠域ではその中心部だけを使うような高倍率ズームと大型素子の両立技みたいなモデルが出たら面白いかもしれません。
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247月
ソニーから新しいコンデジ「DSC-WX170」が発表されたようで。
見た感じはちょっと前なら3倍ズームでも薄いなぁと感じるくらいの大きさですが、これで25-250mm相当の光学10倍ズームだとか。
年代はずいぶん違いますけど、DMC-FZ1あたりが出た当時はあの大きさでもスゴイなぁと思ったものですけど、小型化の技術進歩は凄いものがあります。
有効1820万画素は相変わらずの多さですが、セールスポイントとしてはこれも仕方ないところかな。
全画素超解像ズームでさらに倍の20倍ズーム相当にもなり、それなりに有効活用できていると思いますし。
モデルとしてはWX100に近いですが、後継モデルというわけではなく、併売されるようです。
機能面でも3Dスイングパノラマなど省かれた機能もありますし、ピクチャーモードは逆に2種類追加になってるみたいです。
ミラーレスとか大型素子の高級コンデジに埋もれて目立ちませんが、コンデジにはコンデジの魅力もありますし、価格次第では結構面白そうだなぁと思います。
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