• 1512月

    オリンパスからマイクロフォーサーズ用のズームレンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm 1:3.5-6.3 EZ」が海外発売されると発表されたそうで。
    海外発表とは微妙に違い、「海外で発売」と発表という、微妙な表現ですね。
    もちろん、だからといって国内で出ないという意味ではないのかもしれませんが。

    レンズの内容は電動ズームを搭載した標準系ズームというところですね。
    マイクロフォーサーズにしてはちょっと大きい印象もありますが、それでもAPS-Cと比べれば程よい大きさです。
    それにしてもマイクロフォーサーズは電動ズームが充実してきていますね。
    他のミラーレスはまだまだ登場してないですし、そういう意味では一歩先を行ってると言って良いのかな?
    まぁ、以前も書きましたが、フィルム時代もあったものではありますが。

    うちは純正レンズは古い標準ズームだけですが、これが欲しいかと言われるとちょっと微妙かな。
    LUMIXのXシリーズも同様な感じで、欲しいというとやっぱり単焦点になってしまうんですよねぇ。
    14mmや20mmはずっと狙ってるんですが、なかなか…。
    オリンパスも17mmだけでなく、パンケーキ的なレンズを追加してほしいところです。

    Filed under: DigitalPhoto
    2011/12/15 9:00 am | 2 Comments
  • 1412月

    AdobeのRAW現像ワークフローソフト「Lightroom」が3.6になっています。
    また、同時にPhotoshopのほうもCameraRawが6.6になってます。

    まずはカメラが追加されていて、今回追加された機種は以下のとおりです。

    Canon Powershot S100
    Fuji Finepix X10
    Leica V-LUX 3
    Nikon 1 J1
    Nikon 1 V1
    Panasonic DMC-GX1
    Ricoh GR Digital IV
    Samsung NX5
    Samsung NX200
    Sony NEX-7

    どんどんニューモデルが出るから、それに追従するのも大変でしょうね。
    たまにSilkyPixベースのソフトを添付するカメラメーカーはありますが、Lightroomを採用するケースはほとんどないですねぇ。
    メーカーとの連動はあまりやらないのかなぁ。

    機能のほうも色々と修正されていて、以下のような変更がされてるとのことです。

    ・グリッド表示ですばやく操作するとプレビューが機能しない。
    ・Lightroomで撮影日時を編集すると、正しいメタデータフィールドに書き出されない。
    ・キーワードをファイルに保存すると Lightroomがクラッシュする。
    ・一部のJPGファイルがサポートされていないか、Lightroomへの読み込み時に破損す
    る。
    ・Lightroom 3.3以前のバージョンで作成した公開コレクションを Lightroom 3.5で公開
    できない。
    ・クイック現像でカスタム縦横比を入力しても、切り抜き縦横比メニューが黒いまま変化し
    ない。
    ・OS X 10.7で、マウスホイールを使用した初期設定のスクロール動作が機能しない(Mac
    OSのみ)。
    ・現像モジュールで、前に移動するボタンを使用して切り抜きをコピー、ペースト、適用す
    ると、間違った縦横比がメニューに表示される(Mac OSのみ)。
    ・コピーまたはペーストした切り抜き縦横比が編集中に失われる。
    ・現像モジュールで、切り抜きを適用して、コピーまたはペーストを実行するか、前に移動
    するボタンを使用すると、切り抜き縦横比が固定されない。
    ・ニコンD3xでテザー撮影が機能しない。
    ・32-bit版のLightroomで、スライドショーからビデオを書き出すとエラーが発生する。
    ・読み込んだ画像を使用し、自動マスクをオンにして補正ブラシを使用するとクラッシュす
    る。

    基本的には不具合の修正のようです。
    それにしてもAperture Aperture - Appleもそうですが、次期バージョンの話もまだあまり出てこないですねぇ。
    デジカメは結構出ても普通の方はほとんど純正ソフト、あるいはJPEGのみで終わって、現像ソフトを買うまではいかないのかな。
    ただ、最近はお値段も安いし、それこそ別のカメラに買い換えるくらいの効果も得られるので、ぜひ試してもらいたいところです。

    Filed under: DigitalPhoto
    2011/12/14 9:00 pm | Lightroom 3.6 はコメントを受け付けていません
  • 0912月

    タムロンからEマウント用レンズ「18-200mm F3.5-6.3 Di III VC」が15日に発売だそうで。

    以前から参考出品などはシグマ等からされていたものの、実際に発売になるのはNEX初めてのサードパーティ製レンズということになりますね。
    高倍率ズームはソニーも一応出していますが、あれはどちらかというとビデオに特化した感じでしたから、こういうレンズのニーズが多かったのでしょう。

    レンズを見ると、マウント部分から少ししてグッと太くなっていますが、やっぱりAPS-Cに対応させようとすると太いレンズになってしまうんでしょうねぇ。
    重さはソニーの「E 18-200mm F3.5-6.3 OSS」とさほど変わらず、460g(SONYは524g)だそうですが、フィルタ径は62mm(SONYは67mm)と小さくなっていますね。
    最初、下の方はただのアダプタもどきで既存レンズの流用かと思いましたが、レンズ構成を見るかぎりではNEXのフランジバックをベースに新設計されたもののように思われます。

    気になる価格は実売6万円台のスタートと、思ったよりはちょっと高めです。
    1本で済むのは良いのですが、一眼レフ用の同程度のものと比べると、まだ価格差がありますねぇ。
    SONYのほうも今では6万円台後半まで下がってきていますし。
    ただ、今後のサードパーティ製レンズの拡大のためにも売れてほしい気もします。(あくまで他人事モードですが。)

    Filed under: DigitalPhoto
    2011/12/09 9:00 am | NEX初のサードパーティ製レンズ はコメントを受け付けていません
  • 0712月

    もうだいぶ前になりますが、富士フイルムのプレミアムカメラ「FUJIFILM X10」を店頭で触ってきました。

    近所のお店でも発売当初あたりから展示はしてあるのですが、ガラス棚の中なんですよねぇ。
    買う気もないので、見せてもらうこともできず、ちょっと出遅れてしまいました。
    X100もそんな感じで、ほぼ同時期に触ったんですが、感触はやはり似ています。

    どちらもデザインもさることながら、操作性も含め、フィルムカメラのアンティークさを意識しすぎ、といった意見もちらほら見かけますが、銀塩カメラ好きな私には、それも良いんじゃないかな、という捉え方です。
    それに、レンズを回してスイッチOnなんてのはフィルム時代の沈胴でもちょっと見かけない操作方法ですし、速写性も高い感じで非常に好印象でした。

    ただ、背面のUIとなると、とたんにコンデジの、いわゆるFinePixの色が見えてしまいます。
    とりわけ、液晶上のメニュー操作がワンテンポ遅れる感じで、他社一眼レフの操作感を考えていると、ちょっとあれ?という印象を受けました。
    もしかするとメニュー遷移のエフェクトでもたついてるだけなのかもしれませんし、設定でオフにできるのかもしれませんけど…。
    これは軍艦部のモードダイヤルや大きな露出補正ダイヤルも同じで、機械的な切り替えと液晶表示のタイムラグがどうも気になってしまいました。

    あと、ファインダーの見えはズーム対応のわりには良い感じです。
    単なる素通しのファインダーではありますが、このあたりも銀塩世代には問題ないかと。
    もちろん、X100のファインダーを見てしまった後だと多少の見劣りはしますけどね。
    ピント確認ができるような工夫も後継機では盛り込んでくると面白いかも。
    X100のようなものはコスト面やズーム対応で無理でしょうけど、CONTAX RXのようなフォーカスエイド表示でMFできたり、せめて合焦の緑ランプだけでもあるとずいぶん印象が違うかもしれません。

    画質などはいつものように評価できるレベルでは見ていませんが、レンズも優秀で非常に素直な絵のような感じがしました。
    スタイル的にはカメラ好きの懐古趣味狙いみたいな印象が強いですけど、実際はむしろ撮影自体を機能にこだわりすぎず、ゆったりと楽しみたい方のほうが合ってるかも。
    操作系もメカニカルの良さを取り込みつつのコンデジベースですから、コンデジからのステップアップにも向いた良質な撮影機材に仕上がってるように感じました。

    Filed under: DigitalPhoto
    2011/12/07 9:00 am | FUJIFILM X10、触ってきました はコメントを受け付けていません
  • 0312月

    RICOHのGRやGXRで撮った写真を集めた本「旅とカメラと私」が12/16に発売になるようで。

    「RICOH GR/GXRと旅する写真家たちのフォトエッセイ」という副題が付いていますが、下のような感じで、12名の写真家が各地を旅した様子が収められてるんだとか。

    森山大道×熱海
    横木安良夫×大泉町
    赤城耕一×大阪
    湯沢英治×掛川
    田尾沙織×五島
    渡部さとる×青森
    岡嶋和幸×越前
    茂手木秀行×小豆島
    藤田一咲×肥薩線
    大和田良×会津
    菅原一剛×遠野
    小林紀晴×佐渡島

    それぞれ、その方らしい場所がチョイスされていますね。
    個人的には青森に一度行ってみたいというのもあるし、渡部さとるさんの写真が見てみたいかな。

    カメラ本というと、カメラ自体の機能を取り上げた本が多いですけど、リコーだけはこういった写真中心のものが多いのが特徴的です。
    メーカーの戦略うんぬんもあるんでしょうけど、それ以前に写真を撮る人々に愛されてるのでしょうね。
    PENTAXとのタッグもこれからですが、さらにその魅力を伸ばしていってほしいなぁと思います。

    Filed under: DigitalPhoto
    2011/12/03 9:00 am | 旅とカメラと私 はコメントを受け付けていません
  • 2811月

    Mマウントユニットが登場して、もしかしたらこれで最後かと思われたRICOH GXR用のレンズユニットですが、メーカー公式のユニットマップに「16M 24-85mm」という新しいユニットが掲載されています。

    最初、S10のリプレースかと思いましたが、どうやらそうではなく、APS-CのCMOSセンサーを使ったものになるようです。
    APS-Cのレンズ一体型、しかもズームというのは他社でも記憶にないかも。
    かなり設計が難しそうな気もしますが、どのくらいの大きさ&明るさになるのかな?
    ちなみにGRではなく、RICOHレンズという表記になるようです。

    画素数は約1600万画素のようなので、NEX-5Nあたりと同等のソニーの素子かな?
    2012年初頭にリリース予定だそうですが、ともかくGXRがしっかり継続されそうなのは良いことです。
    個人的にも最近ちょっと興味があるのですが、中古でも結構高いんですよねぇ。

    Filed under: DigitalPhoto
    2011/11/28 11:00 pm | 4 Comments