103月
AdobeのRAW現像ワークフローソフト「Lightroom CC」が2015.9(単体版で言うと6.9)にアップデートしています。
同時にCamera RAWも9.9になり、対応機種も以下のカメラ、それにレンズプロファイルも色々と追加されています。
Canon PowerShot G9 X Mark II
Casio EX-ZR3200
Fujifilm GFX 50S
Fujifilm X100F
Fujifilm X-A10
Fujifilm X-T20
Leica M10
Olympus E-M1 Mark II
Panasonic DC-FZ80
Panasonic DC-GF9
Panasonic DC-GH5
Panasonic DMC-TZ82
Phase One IQ3 100MP(S圧縮モードは非対応)
また、問題の修正も以下のようなものがなされているようです。
・Apple iPhone 6から撮影および読み込まれたビデオで、撮影時間が現地時間ではなくGMTとして表示される問題を修正しました。
・ポイントトーンカーブを処理する際のカーソルの不安定な動きを修正しました。
・2つの表示の使用時に画像を削除した後、現像モジュールがロックされる問題を解決されました。
・現在選択されている写真を削除せずに、以前表示した写真から顔のタグが削除されます。
・現像モジュールで除外した写真を削除した後に画像を変更することができません。
・書き出しのパフォーマンス低下の問題を修正しました。
・Windows 10上で稼働しているLightroomで、スライドショーをビデオとして書き出して、同時に特定のタスクを実行しているときに、スライドショーが応答しないまたはクラッシュするという問題を解決しました。
・マップモジュールでGoogleアイコンをクリックすると機能が無効になります。
・一旦設定すると、添付されたカタログで自動読み込み設定にアクセスできません。
・現像ビューに移動した場合、スマートプレビューを使用して編集すると、2倍にズームされます。
書き出しのパフォーマンス低下というのは体感してませんが、気分的には良いですね。
5K iMacだと起動時にクラッシュすることが稀にあるんですけど、それに関するような記載は見受けられないようです。
そもそもLightroom 6ベースが続いていてなかなか新しくならないですが、対抗馬があまりないのも関係してるんでしょうかねぇ。
個人的にはPhotoshop CCとシームレスに行き来できるか、あるいはゴミ消し系など一部機能は同等になるとうれしいんですが…。
また写真のチョイスもやや手間取るので、ビューアとしての機能も強化してくれれば嬉しいかな。
バージョン番号からすると、さすがにそろそろ…と期待してしまいますが、地道に改善してくれているだけでもありがたいところです。
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2012月
SONYのミラーレスカメラ「α5000」のパワーズームレンズキットがえらく安くなってたのでゲットしてみました。
α700の液晶が割れて、その代替機選びの際に光学ファインダがまだ捨てきれず、Nikon D600をチョイスしたのですが、またソニーに復帰です。
そもそもNEX-5も持ってたんですけど、Eマウントレンズを1本も持ってなかったので、実質的には付属レンズの「SELP1650」を買ったような気分(価格的にも)ですけどね。
SELP1650は電動で沈胴してくれますし、ズームもカメラ本体のやレンズ横のズームレバーで操作できるなど、コンデジの延長線で操作できてコンパクトなのは良いですね。
レンズカバーが自動だったらなお良いのですけど、これはサードパーティから出ているようです。
また、レンズ内手ブレ補正が付いているのも購入のポイントになりました。
コンパクトな分、レンズ性能はそこそこのようですが、カメラ内のレンズ補正機能が働いてくれますし、Lightroomでの現像時もしっかり適用されて、大きな不満はありません。
画質としては35mmフルサイズと比べてしまうとどうしても見劣りするところはありますが、NEX-5や一時使っていたα37などに比べるとかなり扱いやすい画を出してくれるような気がします。
また本体がWi-Fi対応だったり、アプリを入れることで機能追加ができる仕組みも今さらながらよく出来ているなと。
D600にもFlashAirを入れていますし、古いFinePixでもWi-Fi転送は使ってますが、転送や応答速度も速いですし、スマートリモコンでの遠隔撮影も完全に実用レベルの反応です。
α5100だとタッチスクリーンでのAFがありますが、α5000でもスマートリモコンを使えばタッチAFもタッチシャッターもできますし。
カメラ側の使い勝手はNEX-5に似た配置ながら、実際の操作性はずいぶん向上しています。
画質も前述の通り、だいぶ良くなっていますがノイズはやはりISO1600くらいまでが無難ですね。
そこもISO AUTOの上限・下限感度が設定できるようになっていたりと、完成度はかなり上がっているなと感じます。
これならEVF付きのフルサイズなどにすれば…とも思いますが、α-Aのマウントアダプタのお値段がやっぱり結構お高いんですねぇ。
新しいレンズなら安いLA-EA3が選べるのでしょうけど、ミノルタのレンズで遊ぶにはちょっと高い買い物かな。
幸い、NEX-5の頃にオールドレンズ用のマウントアダプタはいくつか手に入れてあるので、標準ズームに飽きたらそちらで遊びつつ、マクロレンズやSIGMAのレンズ辺りを狙ってみるのも良いかなと思っています。
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1212月
AdobeのRAW現像ワークフローソフト「Lightroom CC」が2015.8に更新されていました。
Photoshopは2017になったんですが、Lightroomはまだ2015のままなんですね。
Adobe CCじゃない呼び方で言うと6.8ということになりますが、7の開発が遅れているのかな?
いつものように新機種対応もありますが、新機能の追加やパフォーマンスの向上も図られているとのこと。
新機能は「参照ビュー」というもので、これまでも現像前と現像後の画像を2画面表示できましたが、それを異なる2枚の画像でできるようになった感じですね。
機種については以下が追加になり、EOS 5D Mark IVのテザー撮影にも対応したそうです。
キヤノンEOS M5
FUJIFILM X-A3
Google Pixel
Google Pixel XL
ハッセルブラッドX1D
ライカTL
ニコンD5600
オリンパスOM-D E-M1 Mark II (暫定的なサポート)
オリンパスPEN E-PL8
パナソニックLUMIX DMC-FZ2500 (DMC-FZ2000 and DMC-FZH1)
PENTAX K-70
サムスンGalaxy S7
サムスンGalaxy S7 Edge
ソニーα6500 (ILCE6500)
ソニーα99 II (ILCA99M2)
ソニーサイバーショットRX100 V
ちなみにAdobe Creative Cloudフォトプランは現在、クレジット決済にしてるんですが、お値段的にはプリペイドに変えたほうがお得っぽいですね。
ただ切り替えるには結構ややこしいらしいし、先にプリペイドカードを用意しておく必要があるそうなので、値引きのタイミングを狙ってたら結局忘れたままになってしまいそうです。
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0411月
AdobeのCreative Cloudが2017に更新されていたので、私もその中からPhotoshop CC 2017を更新してみました。
機能一覧を見る限りではLightroomも更新されるっぽいのですが、実際に更新が来たのはPhotoshop(フォトプランの場合)だけでした。
Lightroom Mobileの機能更新もあるようですから、そっちの配信待ちとかかな?
で、Photoshopの変更点ですが、主に以下の通りのようです。
・あらかじめ用意されたAdobe Stockのテンプレート
・アプリケーション内検索
・プロパティパネルの機能強化
・Adobe XDとの緊密な連携
正直、スプラッシュスクリーンが新しくなったこと以外にはあまり違いを感じられませんでした。
あえて言えば起動がちょっと速くなったような気もしますが、それはFusionDriveの気まぐれかもしれませんし…。
ちなみにiMac Retina 5K導入にあたって、これまでのMac miniでの製品版からフォトプランに移行しました。
Mac miniもそのまま使いますし、こういうアップデートがあった場合にお得感があるのかなと。
あえて言えばAdobeでのクレジット決済じゃなくて、Amazonで購入したほうが良かったかなと、あとで思いましたが切り替えるのが面倒らしいのでそのままにしてあります。
2017がもう出ちゃったし、おそらく次回は2019なんでしょうから、とりあえず1年はそのままで行こうかと思います。
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1910月
Nikon D600に手持ちのマグニファイヤーを付けようと当初は考えていたのですが、実際にやってみると表示倍率が上がる感じが薄く、そのわりに見えは悪くなるので導入を見送りました。
そこで色々調べていると、結構なユーザーさんがいわゆる「丸窓化」をされているのを知りました。
私もフィルム一眼レフではNikon F4やF3などで体感していますし、アイカップも一時使っていた(フィルム交換がやりづらいので止めましたが)ので良さは分かっていますし、やってみることにしました。
必要なものはいくつかパターンがあるようですけど、私はこのセットを試しました。
Nikon FA 目当てゴム DK-3
Nikon FAアイピース
Nikon アイピースアダプター DK-22
目当てゴムとアイピースはありそうな気がしたので、まずはDK-22を液晶カバーといっしょに注文しました。
なぜか間違えてDK-22を2つ注文しちゃったようですが…。
で、残りのゴムとアイピースは手持ちのものを探してみました。
アイピースはF一桁用のものが多かったんですが、これはサイズがちょっと大きめでダメでした。
それでもFA用なのかFM用なのか、よく分かりませんが2つほどありましたけどね。
あると思っていたアイカップはどうしても見つからず、PENTAX用のが見つかったので、ひとまずそれで雰囲気を確認です。
これだとゴムが緩くて落っことしそうですが、見えはなかなかです。
それならば、ということで改めてDK-3を注文して完成です。
DK-3のほうは全体がゴムではなく、一部固い部分があってそれでしっかり固定されるように配慮されています。
その代わり、縁が広くなったアイピースは使えず、小さめのものを採用しました。
こっちは視度補正レンズ(-4.0)でして、私にはかえって好都合でした。
全部揃えると意外に高価なので積極的にオススメできるコーディネートではありませんけど、手持ちのアイピースなどがあるなら試すだけの価値はありそうです。
同様の手法はDK-22が使えるモデルなら応用可能かと思いますので、気になる方はチェックされてみると良いかと思います。
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1610月
Nikon D600はこれまで持っていたデジタル一眼レフと違ってSDカードだったので、64GBのSDXCカードを追加購入したんですが、上京した際に東芝のWi-Fi転送できるSDカード「FlashAir W-03」の32GBがかなりお安くなっていたので、そちらも買ってきました。
安いのにはそれなりの理由もあって、説明書が中国語とハングル、英語のみとなっていました。
SDカードはニセモノがかなり出回っていますけど、流石にコレは機能的に偽物が作りづらいでしょうし、カード自体はMADE IN JAPANでしたから、ひとまず安心でしょう。
Nikon D600の純正オプションとしてもワイヤレスモバイルアダプター「WU-1b」というのが用意されていますが、リモート撮影などのメリットもあるものの、本体から飛び出してしまいますし、あまり評判も宜しくはないようです。
ただFlashAirのほうも評判が最高かと言われるとそうでもなく、実際、D600で使う場合にはライブビューモードに入っておかないと、Wi-Fi接続が途切れてしまうことが多いようです。
また、私も購入後に教えてもらったのですが、カードをフォーマットするとシステムファイルまで消えてしまうそうで、うっかりやらないように注意しないといけません。
念のため、予習も兼ねてソフトウェア更新ツールを使っての再インストールもやっておきました。
ただ純正ソフトウェアはまだSierraにちゃんと対応できていないようで、エラーが出るのを誤魔化しながら動かしました。
他にもネット同時接続機能は5GHz帯だとうまくつながらなかったり、MacからのWebDAV経由でのアクセスでは有線LANと競合するのか、IPアドレスの直指定(http://192.168.0.1)でないとアクセスできないなど、完成度は決して高いとはいえない印象です。
そういった欠点を補って余りある魅力はやっぱりスマホへのWi-Fi転送でして、一眼レフで撮影したものをパソコンに取り込まずにサクッと取り出せるのはやっぱり便利です。
特にD600はデュアルスロットになっていて、それぞれのカードにRAWとJPEGを振り分けて保存することが可能ですから、特にそのメリットを享受できている気がします。
SDカードとしての速度も十分なものですし、Wi-Fi転送はもちろん、予備のSDカードとしても活躍してくれそうです。
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