238月
オリンパス純正のビューア、兼、現像ソフト「OLYMPUS Viewer 2」が8/25にアップデートすることが予告されています。
普通なら別に気にも留めないところなんですが、今回はちょっと違います。
これまでに発売されたPENシリーズに搭載されたアートフィルターがほぼ全て解放されるんですよね。
うちのはE-P1ですが、本体に搭載されているアートフィルターはポップアート、ファンタジックフォーカス、デイドリーム、ライトトーン、ラフモノクローム、それにトイフォトの6種類だけです。
OLYMPUS Viewer 2ではそれが多少増えてはいましたが、その後に発売されたE-P2やP3と比べたら弱かったんですよね。
そこが今回のバージョンアップで、ジオラマ、クロスプロセス、ジェントルセピア、ドラマチックトーンなどが使えるようになるわけです。
バリエーションやエフェクトなど、全てができるわけではありませんが、RAWで撮っておけば、あとで多彩なアートフィルターが楽しめるというのは、やっぱりうれしいです。
なお、対象機種はE-P1、E-P2、E-PL1、E-PL1s、E-PL2、E-PL3、E-PM1、そして、E-5とXZ-1だとか。
フォーサーズ機はE-5だけというのはちょっとかわいそうだなぁという気もしますけど、とりあえず配布開始を楽しみに待ちたいです。
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228月
貴金属やレアメタルの再利用のため、環境省が家電製品45品目をリサイクル対象にすることを検討してるそうで。
その中にデジタルカメラも入ってるんだとか。
確かに携帯電話に負けず劣らずの最新機能を搭載してますから、使用されているレアメタルも多いでしょうね。
1kgあたり1170円ほどの金属が含有してるそうで、うちにあるカメラだけでも結構な額になりそうです。
もしかすると、ジャンクで売るより金属として売ったほうが値段が高くなる機種もあるくらいかも。
ただ、今回のリサイクルはあくまでも金属回収目当てなんですよね。
ですから、デジカメ自体を再利用するというものではないわけです。
ちょっとした手を入れれば、まだまだ使えるデジカメもきっとあるはずで、そういうところにも、もう少し施策を打ってほしいかなぁ。
また、メーカーに対するリサイクルへの義務が伴わないのも良くない気がします。
現状の価格ではそんな負担を負えるような体力はないのでしょうが、だからこそ、長期間の使用を前提としたリユースやバージョンアップの仕掛けなどを入れていく努力はしてほしいところです。
まぁ、そうは言ってもカメラには中古という文化がすでにそれなりに根ざしていますし、このリサイクルの仕組みに出されるのは致命的に壊れたものくらいになりそうな気もしますけどね。
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208月
先日ゲットしたオリンパスのレンズ「M.ZUIKO 14-42mm」ですが、ずっとE-P1で使っていたので、DMC-G1でも試してみました。
メーカーが違うとはいえ、同じマイクロフォーサーズですから、当然ながら問題なく使えます。
DMC-G1では手ぶれ補正が効かないわけですが、EVFで撮るのもあって、そんなに気になりませんでした。
高感度のノイズもE-P1よりちょっとだけ少なめですし。
合焦具合はE-P1の液晶よりは見やすいはずなんですが、どうもAF任せにしてしまいますね。
MFもピントリングを回すだけで拡大できるようにしてあるので、次回はこれをもっと活用したいところです。
沈胴については、使ってるうちにだいぶ慣れてきました。
ただ、使った後に戻すのがやはりちょっとだけ面倒ですね。
Panasonicの標準ズームも気になるところではありますが、最近、広角側がなんとなく好みでもあるので、次に狙うとしたらM.ZUIKO 17mmかPanasonicの14mmかな。
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198月
Photoshop用のノイズ低減プラグイン「NoiseControl」のMac版が紹介されていたので、試してみました。
画面構成はシンプルで、オートだと機種の大体の種別(デジイチorコンデジ)とISO感度を指定するだけで、簡単にノイズを低減できます。
Expert Modeなどもありますが、上記のオートでISO感度を上下させて効き具合を加減すれば十分な気がしました
ただ、試用版ということで、出力した画像にはウォーターマークが盛大に入りすぎで、比較にも邪魔なくらいです。
ということで、プレビュー画面を切り出して、処理前、NoiseControl、そして私も愛用しているDfine 2.0で比べてみました。
なお、プレビュー画面のサイズもデモ版では制限されています。
どれもパラメータ次第で印象もだいぶ変わりますが、傾向としてはDfineに似た程度の効果があるような印象です。
これで50ドルだそうですから、価格的には安いのかな。
もうひとつ、以前試した「TOPAZ DeNOISE」が80ドルで、こちらは被写体を選ぶものの、効果はかなり強いですから、このあたりがライバルかな。
詳細モードではシャープネスの設定もあるので、その辺を使いこなせば、同程度の効果が得られるかもしれません。
Dfineあたりを持っていたら今さらという気もしますが、古いデジカメの高感度ノイズが気になってる方には結構オススメかもしれません。
なお、現状はPhotoshop版だけですが、単体/Lightroom版も近日公開予定とのことです。
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158月
以前から気になっていた上海問屋さんのユニバーサル充電器をようやく導入しました。
だいぶ前に紹介して、その後ちょっとしてから注文しようと思ったのですが、その時はすでに在庫切れだったんですよね。
今回確認したら在庫が復活していたので、速攻で購入した次第です。
これ、バッテリーをクリップで挟み、接点を自由に動かしてバッテリーの電極に当ててやることで充電しちゃう汎用の製品です。
USBタイプのものはコンデジ用の3.6V系しか対応してないものもありますが、これはデジイチ系の7.2Vにも対応しています。
なお、ACアダプタだけでなく、USB経由での充電にも対応していますが、USB電源の場合は3.2Vのみの対応となるようです。
接点は本体横のスライドレバーで動かすのですが、テスターみたいに先がほどほどに尖ってるので、わりと簡単に位置合わせができます。
スライド時には約2mm間隔くらいのクリック感もあるので、これも合わせやすさにつながってるんでしょうね。
さらに液晶表示があって、これがまた非常に便利です。
ACアダプタを抜いている状態で、接点がちゃんと接触すると左下のPOSランプが点灯して装着を確認できます。
ちなみに、接点のプラス、マイナスの向きはどちらでも自動認識してくれますので、気にする必要はありません。
そして充電を開始すると、パーセント表示で進捗具合が確認できます。
この機能、メーカー純正の充電器でも搭載してほしいくらいですね。
バッテリーの残量チェックにも使えると思います。
ただ、まったく欠点がないというわけではなく、一部、充電できないバッテリーがありました。
手持ちで試したものだと、DMC-GF1やα700のバッテリーがそれです。
といっても純正品チェックとか電気的な問題ではなく、物理的に接点が届かないんですよね。
接点が非常に深いところにあるものや極端に両端に寄っているものはNGです。
特に充電器本体の液晶側へは端から5mmくらいまでしか接点が動かせないので、これでNGになってしまうバッテリーは多いかも。
ただ、さきほども書いたとおり、プラスマイナスは関係ないので、大抵の場合は電池を逆向きにセットすれば対応可能なことが多いと思います。
バッテリーへの負荷や故障の危険性を伴う可能性もありますので、万人にオススメできる代物ではありませんが、いつの間にか充電器があふれているような方であれば、いざという時のための予備充電器として非常に重宝する一品だと思います。
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118月
富士フイルムからコンパクトデジカメ「FinePix F600EXR」が9月に発売になるようで。
これ、先日お借りしたF550EXRの後継機という位置付けですね。
RAW撮影にも対応した15倍ズームのプレミアムコンパクトです。
今回の目玉機能は超解像でしょうか。
PanasonicやCASIOあたりが早くから導入していたかと思いますが、最近は各社搭載してくるようになりましたね。
これにより、24-360mm相当のレンズでありながら、720mm相当まで望遠できるようです。
また、他社のものでもそうですが、ちょっと無理な高画素化でボケボケ気味になってきた絵をシャキッとさせてくれる効能もあるので、そこにも期待したいところです。
もう一つの目玉はGPSに「ARランドマークナビ」という機能が搭載されたことでしょうか。
カメラを向けた方向にある主だった建物や名所旧跡、いわゆる「ランドマーク」を示すバルーン等をARで重ねあわせ表示してくれる機能です。
要するに、iPhoneのセカイカメラみたいな感じですね。
ただ、F550EXRの時はそもそもGPSがまるで位置を取得してくれないという現象に遭遇したんですが、ここは改善されたのかなぁ。
消費電力の問題もありますし、このあたりの改善具合もまた確認したいかも。
ただ、これまで自動的にポップアップしていて(たぶん)不評だった内蔵ストロボも今回から手動ポップアップに変更になってるなど、ちゃんとユーザーのフィードバックには対応してくれてる感じなので、かなり期待できるかもしれません。
あと、塗装が剥げやすかった点も、ブラックのみラバー塗装に変更になってるようなので、ここも改善したのかな?
他だと、「プレミアムEXR AUTO」に、被写体の動きを検出したシーンが追加されたそうで、さらに使い勝手と自動化が進んでるようです。
個人的に気に入っているF60fdやF31fdなどの後継機的な方向性から離れてかなり経ちますが、それとは違うものの、フジらしい別の進化を遂げていってるようです。
ただ、この新製品ペースと価格下落はちょっと早すぎるような気もしますけどね。
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