068月
先日発売になったばかりのオリンパスのマイクロフォーサーズ機「E-P3」ですが、バッテリーが途中で変更になる予定なんだとか。
当初は私の持っているE-P1とも同じ「BLS-1」ですが、その後、新しい電気用品安全法に適合した「BLS-5」ということみたいです。
ならば最初から新しいほうで…とも思うのですが、震災の影響で調達が難しかったようです。
さらに、バッテリーの型番が変わるだけなら良いのですが、実は充電器に互換がなくて、BLS-1が付属のものについてくる充電器ではBLS-5は充電できないんだとか。
形が同じなのに変な制限が付くんですねぇ。
Panasonicの純正品チェックみたいな仕掛けなんでしょうか?
充電池も充電器も純正品は結構長くなので、すでにBLS-1を持ってる方には厳しいですよねぇ。
先日のUSBケーブルもそうですけど、こういうところで利益を確保しようというのは、結局あまり実を結ばないような気もします。
結局、対応する互換品が出て、イタチごっこになるだけですし…。
実際、すでにBLS-1とBLS-5の両方に対応しているという充電器も登場しています。
あくまでも互換品なので積極的にはオススメしませんが、汎用の充電器を使っていてもこれまで私はトラブルはなかったですけどね。
まぁ、そんなバッテリーの部分は別にすれば、E-P3はかなり魅力的な製品に仕上がってるようです。
私はまだまだE-P1を使いこなしたいと思いますが、実際に触ってみるとE-P3はやっぱり世代が違うなぁと感じます。
E-P1、E-P2しか知らない方は一度触ってみると、印象がずいぶん変わると思いますよ。
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058月
だいぶ前から出ると言われていたGXR用のライカMマウントタイプのユニットがついに9月に発売になる予定だそうで。
型番は「GXR MOUNT A12」とのことで、APS-CサイズのCMOSセンサーですね。
これまでのユニットはレンズ一体型で、シャッターもレンズシャッター式だったので、今回のフォーカルプレーンシャッターやレンズ交換式というのは意外と大変だったのではないかと。
その影響もあってから、意外と分厚いなぁというのが正直な感想です。
Mマウントなので、ボディとツライチくらいになってもおかしくない印象なんですが、元々フォーカルプレーンシャッターが収まるようなデザインになってないんでしょうね。
なお、フォーカルプレーンシャッターを搭載してはいますが、電子シャッターを使うことも可能なんだとか。
電子シャッターなら1/8000秒までいけるようです。(フォーカルプレーン時は1/4000秒まで)
この辺りを見ると、フォーカルプレーンといってもD70とかKiss X50みたいな簡易式なのかもしれません。
PENTAXと一緒になったらGXRはどうなるのかなぁという気もしますが、無理にレンズ交換式にこだわらなくてもAPS-Cサイズの大型素子のコンパクトとして残る線もあるのかも。
あと、どうせならGXR 28mmと同等のMマウントレンズも限定で出してくれたら面白いかもしれませんね。
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048月
E-P3ではグリップが自由に交換できるよう進化しましたが、旧モデルとなったE-P1やE-P2についても「PEN着せ替えサービス」というのが実施されているようで。
このサービスを使えば、自分では交換不可能なグリップだけでなく、トップやボトムのカバー、そしてフロントやリアのカバーを自由に交換してもらえるんだとか。E-P1は各2色から、E-P2は各3色からと差があって、E-P1にブラックがないのはちょっぴり残念ですが、ずいぶん前の機種も対象にしてくれているのはうれしいですね。
肝心のコストですが、部品自体はグリップ、トップ、ボトムは1000円前後と思った以上に安いです。
もちろん、サービス工料はそれなりで、1個交換で6300円、2個で7350円、3つで8400円だそうですから、やるなら一気に交換したほうが良さそう。
たぶん無理でしょうけど、パーツだけ譲ってもらえると良いんですけどねぇ。
なお、フロントとリアは2250円だそうで、どのパーツも交換した部品は返却してくれるそうです。
すぐに利用する予定はありませんが、これがあれば、多少のキズが付くのを気にせずに使えるという点でも良いですね。
ただ、期間はある程度限られるかもしれないので、気になる方は早めに申し込んだほうが良いかもしれません。
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018月
パイオニアが亜洲光学グループというところと合弁会社をブラジルに設立して、年末からデジタルカメラの生産を開始するんだとか。
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20110801_464646.html
亜洲光学というのは不勉強で知らなかったんですが、台湾を中心に展開している光学メーカーみたいです。
デジカメやレンズユニットなどをすでに手がけていて、GEやNikon、FUJIFILM、OLYMPUS、それにKodakなどにもOEM経験があるようです。
実際、写真を見てみると、naturaっぽい機体があったりして興味深いです。
すでに技術は十分ありそうですから、パイオニアのブランドが伴えば、そこそこ売れるカメラが作れるかも。
日本メーカーばかりだとどうしても無難な製品が多くなってしまうので、こういうところが新しい分野を開拓してくれるとうれしいですね。
パイオニアはカーオーディオなどでiPodやiPhoneとの連動もしているし、撮影した画像をiPhoneと連携できる機能なども搭載してくれたら面白いかもしれません。
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018月
先日ゲットしたAi Nikkor 35mm F1.4ですが、まずは軽くNikon D300で試してみました。
週末2日持ち歩いたものの、暑さでD300を振り回す元気がなくて、ほとんど室内撮りという有様でした。
それでも、レンズの状態はかなりクリアで、描写の良さくらいは確認できました。
ニコンのレンズがキリッとシャープなものが多いですが、これは開放近くであればそれなりにふんわりした描写もしてくれて扱いやすそうです。
これまたオールド・ニッコールで出やすい二線ボケも少ない気がします。
カビはやはり外側だけだったようで、内部には全く見当たりません。
ヘリコイドも重めのチューニングと思えば全然気にならない程度で、なぜジャンクにしちゃったんだろう?というのが正直な感想です。
なんだかんだ言っても、もうMFレンズは人気がないんでしょうかねぇ。
私にはAFな最新の35mm F1.4なんて到底手が届かないので、これは大事に愛用していこうと思います。
できればフィルムでも撮ってみたいので、久しぶりにF4あたりにフィルムを詰めてみようかな。
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297月
RICOH PXが店頭に並んでいたので、チラッと触ってきました。
まず直感的な感想ですが、この機種、どうもペンタックスっぽいです。
ペンタックスの買収を決めたリコーですが、このカメラあたりから、もしかするともう協業が始まっているのかも。
バッテリーのDB-100もリコーで以前から使われているものではありますが、ペンタックスでもI-10などで使われていますし。
そんな邪推はともかく、使い勝手についてはズームレバーが動かしづらいのが気になりました。
防水という性質もあって、片手で気軽に使いたいシーンが多いかと思うのですが、ズームレバーは本体上面にあって横にスライドするタイプということもあり、ちょっと操作しにくかったです。
また、ズーム操作でレンズが飛び出さないし、動作音もあまり大きくないのもあって、ズームの反応が液晶画面の拡大でしかわからないというのも、その印象を強めているのかも。
昔のFinePix Zシリーズも似た感じのレバーでしたが、あれはもっと緩い感じで使いやすかったんですけどねぇ。
その影響画面についても、設定によるのかもしれませんが、明るすぎて白飛びしがちな印象でした。
ただ、屋外での使用を考えてちょっと明るめの設定にしてるのかもしれませんから、屋外で見たらまた印象が変わる可能性はあります。
全体的には正面のデザインの良さに比べ、実際に持ったり、写真を撮ってみた場合、ちょっと安っぽく感じたというのが正直なところです。
実売価格が2万円台のかなり前半な感じなので仕方ない面もあるのでしょうが、もう少し下がる可能性もあるかもしれないなぁと感じました。
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