• 187月

    夕方、少し涼しくなってからお散歩がてら、ちょっと外出したのですが、夕焼けが結構キレイだったので、持っていたDP1でちょっとだけ写真を撮ってみました。

    素子の大きめなDP1ですが、高感度にはめっきり弱いんですよね。
    ISO AUTOでもISO200までしか自動では上がらないというのが、それを物語ってますよね。
    ただ、以前に比べれば現像ソフトのDPPSPPも進化していて、ノイズ軽減も賢くなったような気がします。
    なお、ISO200まではDPPSPPのノイズリダクション機能は無効になっていますが、RAW内のJPEGよりはノイズが減ってるように感じました。

    帰りついてもまだ夕暮れが残ってたので、Nikon D300も持ち出して屋上に登って撮り比べてみました。
    まずはDP1から。

    どんどん暮れていく感じだったので、慌ててISO AUTOだけで撮りましたが、さすがに1/6秒では手ぶれしてしまいますねぇ。
    しっかり固定して撮れば、もっとシャープだったんでしょうけどねぇ。

    そして次はNikon D300で。

    こちらはISO1600まで上がっていますし、さらに手ぶれ補正付きのレンズで撮りました。
    実用上は確かにこちらが良いのですが、やっぱり細部はザラザラした感じになっています。
    とはいえ、手ぶれしてしまったらDP1の解像感も台なしなわけで、ここは使い分けでしょうね。

    FOVEON機を一台のみで使おうという方はあまり多くないと思いますし、その点ではDPシリーズのほうがサブとして使えて良かったのかも。
    といいつつ、SAマウントのレンズを持ってるので、SDシリーズも気になってるところなんですけどね。

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    2011/07/18 9:00 am | DP1とD300で夕景比較 はコメントを受け付けていません
  • 157月

    ゲットしたばかりのシグマのFOVEON機、DP1ですが、RAW現像ソフトによる違いを確かめてみることにしました。

    DP1のRAWに対応しているのは、純正のSIGMA Photo Pro、AdobeのLightroom、Photoshop、そしてSILKYPIXあたりが有名どころでしょうか。
    なお、ApertureはDP1に対応していませんが、DNGコンバータ経由なら、かろうじて扱うことが可能です。

    以前もSD14をお借りした際にいろんな現像ソフトを試したんですが、当時はSILKYPIXはDNG経由のみでしたし、Lightroomもとりあえず対応したという印象だったんですよね。
    その後、それらも進化してきましたし、Photo Proのほうもバージョンが5まで上がりました。
    ということで、あらためて検証することにした次第です。

    まずはいちばん分かりやすいSPP5とLightroomの等倍切り出しでの比較写真を。
    左がLightroom、右がSPP5です。(等倍写真はフォト蔵で御覧ください。)

    ここではまず、気になっていた「解像感」を検証してみました。
    なんとなくLightroomで現像すると、FOVEON独特のシャープさが削がれる気がしていたんですよね。
    こうやって比べてみると、思ったよりは違いが少ないなぁと私は感じました。

    シャープネスはSPP5ではデフォルトのまま、Lightroomはいつも使っているプリセット(適用量:44、半径:1.1、ディテール:25、マスク:14)を適用しています。
    この状態だと、シャープネスの感じも似た感じになってるんじゃないかと。
    もちろん、シャープネスはそれぞれのソフトで個別設定できますから、そこで自由に調整できますし。

    ただ、突起や電線のような細い部分で、Lightroomのほうが線幅が痩せるような印象があります。
    逆にいえば、SPPでは線がちょっと太くなるとも言えるのかも。
    どちらかで、モルフォロジーのフィルタがかかってるのかな?
    もしくは、Lightroomの内部処理でベイヤー的な取り扱いがされているからなのかもしれません。

    なお、Photoshopは基本的にLightroomと同等の仕上がりと見て良さそうです。
    SILKYPIXも試しましたが、こちらはさらにソフトな仕上がりになってる気がしました。

    また、Photo Proのバージョンによる違いも試してみました。
    まずはSPP5から。

    同一パラメータでSPP4でも現像してみました。

    色再現性の部分で、ややSPP5で改善してきているような気がしますね。
    ただ、解像感の点ではほとんど同じといって良いかも。
    ただし、SPP5のほうがノイズ除去を強化しているのか、壁面などがややのっぺりした感じになっているような気もします。
    ここも好みのレベルかもしれませんが、動作スピードはSPP4のほうがだいぶ軽快なので、マシンスペックでチョイスしたほうが良いのかもしれませんね。

    最後にLightroomの現像写真も載せておきましょう。

    ところで、DP1などFOVEONのRAWには実はJPEGが埋めこまれています。
    これをPhoto Proで抽出することができるのですが、なぜかSPP5ではこれに失敗することがありました。
    SPP4なら問題なく動作したので、RAWで撮ってきた写真はまずSPP4でJPEG抽出して、そこでチョイスした写真をSPP5で現像するのがマイベストといった感じかな。
    それで追い込めない部分はSPP5でTIFF出力して、PhotoshopやLightroomなどで仕上げるのが良いのかもしれません。

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    2011/07/15 8:00 pm | 2 Comments
  • 157月

    キヤノンの新しいコンデジ「IXY 32S」が発表されたようで。

    基本的にIXY 31Sの改良モデルのようで、タッチパネルでシャッターが切れる機能が大きな変更点だとか。
    他社は積極的に採用してたんですが、キヤノンはなんらかのポリシーがあって見送っていたんでしょうね。
    今回、タッチパネルから手を離した時点でシャッターが切れるという仕様にすることで、そのポリシーをクリアしたのかな?

    タッチ中は被写体を追尾するとのことですが、指で追うんではなく自動追尾なんですよねぇ。
    これって、ちょっと違和感があるような気もするけど、そこはまぁ慣れでしょうか。
    ってことで、違いはもうほぼこれだけってことのようなので、ここに魅力を感じない方には安くなった旧モデルのほうがオススメなんでしょうね。

    ところで、以前はこうしたコンデジの新機種もワクワクしながら記事にしていたんですが、正直最近はなんとなく気乗りしなくなっちゃったんですよね。
    ミラーレスの登場やスマートフォンのカメラやアプリの強化で、コンデジでないと撮れない写真、というのが減ってきたからかもしれませんねぇ。

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    2011/07/15 12:00 pm | IXY 32S はコメントを受け付けていません
  • 127月

    ニコンからAPS-C専用のマクロレンズ「AF-S DX Micro NIKKOR 40mm F2.8 G」が発表されました。

    ニコンさん、APS-C専用の単焦点を最近は充実させる傾向で行ってるようですね。
    フルサイズにも参入したものの、プロ向けのD3シリーズを除くと、最初の頃に出たD700がまだ現役ですからねぇ。
    利益率を考えると、DXフォーマットのほうが都合がよいのかなぁ。

    そんな話はともかく、40mmのマクロレンズというのはかなり珍しいかも。
    同じ等倍でも焦点距離が短いとパースペクティブはずいぶん違います。
    そういう意味では50mmや60mmあたりでも良かったのかなぁという気もしますが、世界最初のマクロとも言われる「マクロキラー」も40mmだったわけで、そういう意味では面白いのかも。

    お値段は店頭価格で3万円をちょっと切るくらいのようです。
    シグマの50mmとかも安いですが、動作も静粛っぽいですし、それにやっぱり純正ですしね。
    同じく単焦点の「AF-S DX NIKKOR 35mm F1.8 G」は私も気になってますし、店頭に並んだら触ってみたいと思います。

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    2011/07/12 9:00 pm | AF-S DX Micro NIKKOR 40mm F2.8 G はコメントを受け付けていません
  • 117月

    Panasonicのマイクロフォーサーズ機「DMC-GF3」の実機が店頭に並んでいたので、ちらっと触ってきました。

    少し前からモックアップは展示してあったので大きさはわかっていましたが、実際に標準ズームレンズが装着された実機が並んでいたわけですが、やっぱり小さいですね。
    私もGF1を持ってますが、あれは銀塩時代のレンジファインダー機くらいのサイズ感ですけど、こちらはもう完全に最近のコンデジクラスです。

    ただし、レンズは14-42mmですから、ここはこれまでどおりのマイクロフォーサーズサイズなんですよね。
    ただ、沈胴レンズではないですから、レンズの鏡胴をホールドできるので、意外と安定性は良い印象です。
    グリップ部分もほどほどに盛り上がってるので、小さい割にはブレにくいかも。
    コンパクトさを活かすなら20mmか14mmでしょうけど、最近は20mmはすっかり見かけなくなりましたねぇ。

    次は操作感覚ですが、やはりここもコンデジ風味。
    タッチパネルを多用する操作になりがちですが、そのあたりは慣れ次第かなぁと思います。
    同じGFと考えるとちょっと「あれ?」と思ってしまう部分もあるでしょうが、TZシリーズあたりの感覚で使うべきなのかもしれません。

    ただ、早くなったという噂のAFは、個人的にはそれほどでもない感触でした。
    タッチパネルAFで試しましたが、10m先あたりから最短撮影距離へ、またその逆とやってみると、ワンクッション、タイムラグがある感じで動きます。
    駆動音はかなり静かなんですが、それだけに「タッチを検出しなかったのかな?」と一瞬思うような感じがしました。
    一旦AF駆動が始まると、そこからは行ったり来たりはせず、すぐに素直に合焦してくれます。
    ただ、「追っかけフォーカス」がオンになってましたので、もしかするとモードに依存するのかもしれません。

    LVFは使えなくなったんですが、GF1の液晶と比べてピントの山は見やすくなっている印象でした。
    液晶の画素数に変化はないので、シャープネスなどの調整で改善してあるのかな?
    欲を言えば、NEXのピーキングMFのようなピント判別がしやすい仕掛けが欲しいところですが。

    あと、コンデジ風味が強まったからなのか、電源ランプの緑色がちょっと派手になった気もしました。
    iAボタンのところもモードをオンにすると光りますし、表記の色使いも派手な部分が結構あるので、ちょっと目立つ感じですね。
    分かりやすいというメリットもあるのでしょうが、ちょっと安っぽく感じる面もあるかもしれません。

    また、お値段でちょっとびっくりしたのですが、私が見たお店だと、ボディ価格がGF2よりGF3のほうが安かったんですよね。
    GF2は2万円を切るような価格もあったらしいので、店舗によるかもしれませんが、ライバルが多いのもあってか、わりと安めのスタートになったのでしょう。

    あとはコンパクトさをさらに高めるには、やはりレンズ側の工夫も必要だろうなぁと。
    かつてのHi-matic Cみたいにばね仕掛けでも良いから、沈胴するレンズが出ると良いかも。
    オリンパスのズームは珍胴構造がありますが、あれだと不便さだけが目立ちますからねぇ。
    やっぱり電動にするか、手動にするなら昔のエルマーみたいな感じにすれば、高級感も出せるかも。

    全般的にはGF1とは違う文化の機種かなぁという印象でしたが、携帯性は明らかに高まっていて、Gシリーズとの併用には良いかも。
    GF1の後継には、噂になっているGF Proみたいなモデルが出てくれたら、なおうれしいですけどね。

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    2011/07/11 12:00 pm | 2 Comments
  • 107月

    アンテナケーブルと二分配器を購入しに家電量販店に出かけたのですが、そこでかなり安いSDHCカードを発見したので、ゲットしてきました。

    シリコンパワーの4GB、class4の廉価なものですね。
    ほかにも8GBが置いてあったんですが、そちらは値札がなかったので、わざわざ聞くのも面倒で、4GBのほうにしました。
    お値段は580円で、通販ならこれより安いところもあるかもしれませんが、地元で買えるなら十分かと。

    動画にはちょっと遅いカードですが、コンデジには十分でしょう。
    とりあえずDMC-GF1に入れてみましたが、動作も問題ないようです。
    たまにカードリーダにメモリカードを挿したまま、家に忘れちゃうこともあるので、カメラバッグに予備で入れておこうかと思います。

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    2011/07/10 9:00 am | 4 Comments