205月
シグマの超弩級なAPS一眼レフ「SIGMA SD1」がとうとう予約開始されたようで。
ただし、その価格は大方の予想に反して、なんと70万円くらいという、かなりの高額スタートです。
PENTAX 645DやライカM9、Nikon D3Xとほとんど変わらない価格なんですよねぇ。
確かに画素数やそれ以上に魅力的なFOVEONなど、それらのハイエンドカメラに勝るとも劣らない素晴らしいスタンスだとは思いますが、光学機器としての魅力の部分はちょっと見劣りする気もします。
うちには銀塩のSA-9、SA-7N、SA-7がありますし、SAマウントのレンズも6本くらい持ってるので、SDシリーズはいずれ欲しいなぁとは思ってるんですけどねぇ。
ただ、SD1の技術はだんだんと普及機に下りてくるでしょうし、そのためにも逆にSD1には新たな分野を開拓してもらいたいところですから、ぜひ余裕のある方にはゲットしていただきたいカメラではあります。
あと、今回はあくまでも予約開始だというのも気をつけたい点です。
シグマのカメラは過去に発売がたびたび延期されたパターンがありましたし。
そういうせっかちな方には、まずDP2xでFOVEONを体験してみるのが良いかも。
私もDPシリーズを狙ってみたいんですけどねぇ。
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145月
Web上で一眼レフカメラでの撮影を疑似体験できる「SLR Camera Simulator」というのが公開されてたので、試してみました。
ファインダーを模した画面が表示されていて、下のスライドやボタンでモードやシャッタースピード、絞り、ISOなどを指定してシャッターを切ると結果の写真が表示される、という、いわばそれだけのシンプルなものです。
ただ、絞りによる被写界深度の変化やシャッタースピードが遅くなって生じる手ぶれ、焦点距離による画角の変化、ISOでのノイズの増加など、なかなか良く再現されてます。
カメラの知識がある方や一眼レフをすでにお持ちの方ならわざわざこんなシミュレータを使わなくても良いのでしょうが、絞りや画角などがよく分からない方には非常に良い教材かと。
もちろん、分かっていてもそれなりに楽しめますし。
なお、より進化したシミュレータも近々登場する予定だそうです。
カメラメーカーもただカメラを売るだけでなく、こういうツールを提供してもらいたいものですね。
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125月
Panasonicから新しいマイクロフォーサーズ機「DMC-G3」が海外発表されたようで。
数日前から12日の発表では?と言われてたんですが、その通りでしたね。
デザインも事前に流出(?)していたものと比較的似ていますが、実物のほうがコンパクトそうに見えます。
基本的には一眼レフっぽいGシリーズを踏襲していますけど、DMC-G2の124.0×83.6×74.0mmと比べると、115.2×83.6×46.7mmとのこと。
奥行きがグッと小さくなってるように思えますが、こちらの比較画像を見る限り、あまり変わらないようなんですけどねぇ。
ファインダーなどの突起を大きく差し引いてるからかな?
一応、EVF内蔵のレンズ交換式デジタルカメラにおいて世界最軽量だそうで、重さは336gです。
1600万画素のLive MOSセンサー搭載ということで、GH2並みの高解像度になりました。
同日に発表された高感度MOSセンサー「SmartFSI」では当然ないようです。
144万ドットのEVFは良いなぁと思いますが、GF1から替えるほどのインパクトはないかなぁ。
なお、アメリカでは6月発売で、レンズキットで699.99ドルほどだそうです。
国内ではどのくらいの価格になるのか、気になるところです。
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105月
ニコンの明るいコンパクト「COOLPIX P300」が店頭に並んでいたので、チラッと触ってきました。
別のお店でもガラス棚越しに見ていたんですが、実際に触ってみると「レンズが飛び出てるなぁ」というのが印象に残ります。
大きさとしてはごく一般的なコンデジっぽいのですが、沈胴レンズの付け根部分が沈胴一段分くらい飛び出したままなので、実際に触るとやや大きく感じます。
F1.8という明るさが特徴だと思いますが、前玉はそれほど大きくなく、そのあたりはXZ-1などとはずいぶん違った印象です。
撮像素子が裏面照射CMOSで小さいこともあるのでしょうが、根元の大きさを考えるとレンズの構成自体が違う面もあるのでしょうね。
ただ、この根本部分が「ただの出っ張り」で、ダイヤルなどがなにも配置されていないというのはちょっと面白みがないかなぁと。
他社の後追いになるのを嫌ったのかもしれませんし、そもそもあの位置が使いやすいのか?というのはありますが、だったら完全に沈胴するような仕掛けを工夫して欲しかったかも。
デザインの点では、「リコーっぽい」というのが正直な感想でした。
液晶表示あたりやグリップなど、CXシリーズと似ているなぁという気がしました。
もちろん、それは悪い意味ではなくて、静観でクールな感じはカッコイイなぁと思います。
画質は残念ながら店頭ではわかりませんが、液晶の品質が高いこともあり、撮った後の満足感は結構ある感じです。
一時期のCOOLPIXはちょっと壊れやすくて迷走している印象がありましたが、S8000以降あたりからはまた少しずつ良くなってきているような気がします。
お値段的にちょっと高級路線なのはどうかなぁとは思いますが、品質はかなり良くなってるように感じました。
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095月
先日ゲットしたコニカミノルタのコンデジ「DiMAGE X1」を持ち歩いてみました。
コニカミノルタ最後の機種とはいえ、撤退してからもうだいぶ経ちますから、すでにオールドモデルの範疇に入ってきました。
手ぶれ補正があるとはいえ、基本感度がISO50なので、やっぱり手ぶれが結構多かったですね。
次の写真はちょっと暗いですが、明るくしちゃうと白飛びしやすい傾向があるので、-0.3EVにしてあります。
これは撮って出しですが、補正のベースには良さそうです。
スーパーマクロだと、小さなスズランにも結構近づけました。
相変わらず手ぶれしやすいんですけどね。
屈曲系でありながら、わりと大きな素子を採用しているのに、周辺まで描写はなかなか良い感じでした。
ちなみに、ディマージュの開発者さんは現在、ソニーやパナソニックなどにいらっしゃるようです。
電池の減りはちょっと早めでしたが、これならまだまだ常用できそうですし、さらに続けて持ち歩いてみたいと思います。
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015月
いつものジャンクコーナーに1.4xのテレコンが転がっていたので、ゲットしてきました。
写真ではGR DIGITALに装着できてるように見えてますが、実はフィルタ径が違うんですよね。
買ったテレコンは34mmですが、GH-1は37mmなんです。
なお、GRD3はGH-2で、こちらは43mmです。
おまけにGRDではケラれちゃうんですよね。
元はビデオカメラ用なのか、フィルム用なのかわかりませんが、いろんなカメラで試してみましたけど、大抵の機種でケラレます。
というわけで、実用性はきびしいのですけど、ワンコインですから仕方ないところですね。
ちなみにGRDにはワイコンが欲しいところです。
ずっと探してるんですが、意外と見つからないんですよね。
GRD3のとはワイコンも違うので、今さらという感じもありますが。
次のGRD4が出るなら、銀塩のように最初から本体で21mm相当のバージョンがあったりしても良いのかもしれません。
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