183月
先日ゲットしたローライの銀塩コンパクト「Rollei 35」ですが、やはりレンズのカビが気になるので、手持ちのRollei 35Tとレンズを取り替えてみることにしました。
まず、レンズの取り外し方法ですが、これはWebで調べてネジ3本で外れることがわかりました。
ただ、シャッター幕や絞りとの連動部分もありますので、念のために35Tのほうから外してみて検証してみたところ、シャッター幕は爪で、絞りは切り欠きのある軸で接続されてるのがわかり、わりと簡単に取り外しできることがわかりました。
また、ヘリコイドは前玉回転式なので、こちらもほぼ問題なしですし、両方のレンズを取り外しちゃいました。
違って見えますが、それはレンズユニットと本体の間に挟んであるスペーサーを右側のは外してあるだけで、全くと言って良いくらい同じものですね。
さらに分解してカビを除去することも考えましたが、どうも分解痕がある感じで、カビそのものというよりもカビ跡っぽかったので、交換することにした次第です。
というわけで、見た目は全然変わりませんが、レンズユニットを交換して完成です。
念のため、スクリーンとルーペでピント確認もしましたが、問題なさそうです。
ローライ35のジャンクはなかなか出会えるものでもありませんが、レンズの清掃にも多少役立つかと思い、エントリしてみました。
ただし、本体を破損する危険性も伴いますから、あくまでも自己責任で気をつけて実施してくださいね。
あんまりやる方はいないと思いますが。(^^;
153月
先日ゲットしたRetina 1aですが、前回のエントリでも書いたとおり、ちょっとしたオマケが付いていたんです。
それがこの説明書です。
コピーではなくオリジナルのようですし、破れもなく、今回は付いてない革カバー、それにシンクロコンパーの薄い附属書もついています。
中はこんな感じのきれいなカラーで、1950年代のカメラに付属してたものとは思えないですね。
そして、これに載っていたスポーツファインダーを見て「そうだ!これ、持ってた!」と思い出して引っ張り出して装着してみたのが、これ。
アクセサリシューがちょっとオフセットされた位置にあるので、他のカメラだとちょっと不便なんですが、さすが純正だけに、レチナでの相性はなかなかです。
Retina 1aのコンパクトさはやや損なわれますが、パララックスも補正できるようになっていて、本体の小さなファインダーよりはだいぶ良いかも。
ぜひいっしょに持ち歩いてみたいと思っています。
103月
今回の東京出張ではホテルを新宿にしたんですが、新宿というとカメラ好きにとっては中古カメラ店が多いポイントでもあります。
紗羅だけでなく叔母にまでも「カメラ店が近いのは危険だ」と言われたくらいですから、当然のようにカメラ店巡りをしてしまいました。
そんな中で見つけたカメラをいくつか紹介してみようかと。
基本的にはフィルムカメラを見ましたが、全般的に出物が多いのはコンパクトカメラですね。
CONTAX Tの黒やライカのminiluxあたりが2万円を切ってましたし、TC-1も3万円くらいで見かけました。
フィルムで撮るとなると、やっぱり「撮るぞ!」という意気込みで撮るスタイルが増えてきたのか、スナップに最適だったフィルムコンパクトの出番が減ってきたのかも。
一眼レフだと意外とPEN Fが安くなってきてる印象でした。
デジタルのPENもE-PL1が下がってますが、それと同じくらいの勢いで下がった印象ですねぇ。
ただ、状態はスクリーンやミラーなどが万全でないものが多いんでしょうけどね。
それ以外だと、TOPCONのSUPER DMが1万円台だったのは良い感じかも。
トプコンはレンズも一時期に比べたら、だいぶ下がってる気がします。
NEXやマイクロフォーサーズで遊んでる方もエキザクタマウントは少ない感じですから、私がやってみるのも良いかも。
ほかにも、タムロンのアダプトール時代の90mm、Kowa Kallo 35、HEXAR RFなど、気になるものも結構ありました。
そして、私もちょっとゲットしてみたり…。
珍しくティザーっぽく載せておきますが、詳しい方ならすぐに分かるかな?
192月
富士フイルムから新しい中判カメラ「GF670W Professional」が発表になりました。
GF670の広角バージョンという位置づけですが、こちらは蛇腹折りたたみではないのですね。
どちらが良いかは難しいところですが、持ち運び時のコンパクトさは蛇腹のほうが良いかなぁ。
広角具合は6×7で35mm換算27mm、6×6で30mm相当だから、使いやすそうではあります。
お値段も結構なものになりそうですが、この時代に新しい銀塩カメラを出してくれるのですから贅沢はいえませんね。
先日、中古でGS645Sも見かけましたが、あれも使い勝手が良さそうでした。
私に手が届くとなると、どうしても中古になってしまいますが、せめてフィルムくらいは消費して、銀塩を支えていこうと思います。
142月
ちょっと前にもSuper PRESTOやASTIA 100Fが販売終了になったばかりですが、またまた値上げの発表があったようで。
販売終了の製品もありますが、幸い、今回はパック品が減っただけでフィルムの品種そのものが生産終了にはならないようです。
値上げのほうはほぼ全部が対象という感じで、4月から5〜15%の値上げだとか。
値上げ幅はそれほど大きくないけど、ますますフィルム離れがはげしくなるのは避けられないですねぇ。
まぁ私も以前よりはぐっとフィルム消費が少なくなってしまったので、偉そうなことはいえませんが。
カメラ店でもどんどんフィルムの扱いは小さくなってますが、せめてDPEが地元で継続してもらえるように近所のお店に出そうかなぁ。
ただ、フィルムのほうはネットで安いお店があったので、そっちで入手したほうが良い感じですけどね。
142月
先日、銀座の中古カメラ店さんでちらっとお話しさせていただいたら、近々、中古カメラ市があるということで、お知らせの葉書をいただきました。
「第33回 世界の中古カメラ市」ということで、2/24から3/1まで松屋銀座8Fで開催なんですね。
来週も出張だし、3月も出張予定ですけど、この期間は行かないんですよねぇ。
まぁこれまでも中古カメラ市で買い物をしたことはほとんどなくて、店舗でのんびりのほうが好きではあるんですけどね。
とはいっても、レアな機種が一同に集まるのは中古カメラ市ならでは。
お客さんのカメラもすごいのがいっぱいで、あの雰囲気はかなり独特のものがあります。
今回の案内ハガキには「メントールドライフィア」というカメラが載ってます。
127フィルムを使うらしいから、コレクション用かな。
個人的に興味があるとすると、ニッカやトプコン、海外ではオペマ、フォカあたりかな。
もちろん、順当なところでライカやハッセルなどもいろんなモデルが大集結だろうから、それを見てるだけでも楽しそうです。
年代別展示・販売や理由あり品セール、最終日特別価格など、日毎にいろんなイベントもあるようですから、関東の方は立ち寄ってみる価値はありそうです。
デジタル世代の方もマウントアダプタで遊べるレンズを探すのにオススメですよ。