029月
クマデジタルさんがリバーサルフィルムにカビっぽいシミを見つけたというエントリーをされていて、そういえば、うちのフィルムにも似たシミが出来てたのを思い出しました。
リバーサルでもネガでもフィルムには意外とカビが生えやすいようです。
現像してもゼラチンが残ったりしていて、カビがやって来るんでしょうかねぇ。
まぁ、レンズみたいに何もエサがなさそうな場所でもカビはやってきますが。
というわけで、保存方法を少し調べてみました。
いちばん参考になりそうだったのは博物館などでの映画フィルムの保管方法です。
ここでの記載をみると、フィルムは2℃以下、湿度40%くらいで保管するのが良いようです。
また、ポリエチレンの黒い袋に入れておくと良いらしいですね。
カビ防止についても映画フィルムで使われている「キープウェル」が良いかも。
私も以前、レンズ用に防カビ剤を使ってましたが、これは多少入手しやすいかな。
カビが付いてしまったら、レンズクリーナー(専用のフィルムクリーナーもあるらしい)などで拭きとるしかないですが、その前に大事なフィルムは対処しておくべきかも。
デジタル化しておくのもひとつの手段ですが、フィルムスキャナの選択肢も減ってきているのが悩みどころです。
298月
カメラのナニワさんの楽天店にまたまた中古が大量追加されていました。
気になったものをいくつかピックアップしてみますね。
ライカMマウントで90mmというのはあまり人気がないのですが、それでも1万円そこそこというのは安いですね。
最近はマイクロフォーサーズやNEXなどでも使えるわけで、そのあたりで遊んでみるのも面白いかも。
お次はニコンF3HPですが、これもこの価格ですか…。
一部に割れがあったりするようですが、ハイアイポイントファインダーだけでも十分元が取れそうですね。
部品保有期間も延長されたので、まだまだ使えるフラグシップモデルですけどねぇ。
最後は明るいMF Nikkor広角です。
これは私もかなり欲しいなぁと思ったんですけどね。
多少曇りがあるらしいですが、Ai改造してあるので使いやすそうです。
なお、いつものことですが、ナニワさんの場合、店頭併売になってるので、楽天から注文しても、その時点ですでに売り切れてるということが結構あります。
その点をあらかじめ考えておいて注文しないと、ガッカリすることがありますので、ご注意くださいね。
278月
板橋区立郷土資料館で「板橋と光学Vol.2」というカメラの歴史展示が10/9から11/28まで開催されるそうで。
板橋はペンタックス、トプコン、ミランダ、ズノーなど、いろんな国産一眼レフの誕生の地だとか。
トプコンは今でも板橋にありますが、今はもうカメラは作ってませんけどね。
他もなくなったり、別の事業だけになっていたり、買収されていたりと、様々ですが、当時の加工技術は板橋が最先端の地だったんでしょう。
紹介の中にも書いてありましたが、まさに「日本のドレスデン」だったのかも。
有料展示だそうですが、銀塩カメラ好きにはなかなか興味深い展示になりそうです。
最近はデジタルになって、ミラーレスなど、メカニカルな機構が省略されつつある時代ですが、そんな今だからこそ、見直す価値があるのではないかなぁと思います。
208月
エイ出版社のフィルムカメラ本「CAMERA magazine」の最新刊、no.13が発売になったようで。
今回の特集は「フィルムで撮りたい」とのこと。
そんなフィルムで撮るためのカメラの中から、ライカ、ハッセルブラッド、ローライフレックスの三大ブランドをピックアップしてるようです。
私もたしかにこの3ブランドは魅力的だと思いますが、フィルムで撮るのに、必ずしもこうしたブランド品は不要なんですけどね。
まずは自宅に眠っているフィルムカメラを引っ張り出して、それを使ってみるのがいちばん身近なことかも。
それでフィルムの楽しさを思い出してもらってから、中古カメラショップや新宿クラシックカメラ博などでお気に入りのカメラを探しても良いのではないかなぁ。
まぁ、そのあたりは私たちのような銀塩カメラ好きにも責任があるんでしょうね。
撮ることよりもついついカメラの金属的な魅力に惹かれすぎてしまいがちですし。
ただ、たしかにこの3ブランドのカメラたちが、銀塩カメラの魅力を凝縮しているのも確かです。
興味はあるのだけど、まずはどんな写真が撮れるのかを知りたい、機種のラインナップなどを知っておきたいという方には非常に参考になるムックかと。
過去の号も合わせて置いてあるお店も多いので、銀塩にちょっと興味がある方はチェックしてみる価値はあると思います。
188月
8/24(火)〜8/30(月)の期間、新宿高島屋11階催事場で「新宿クラシックカメラ博」が開催されるそうで。
新宿のは行ったことがないんですが、たしか以前は銀座でやってたものが移動したんでしたね。
今回のテーマは「百機繚乱」だそうで、出品カメラのポスターはクラシックカメラ好きにはたまらないかも。
特にコニカの希少モデルがいっぱいですね。
六櫻社の九九式極小航空写真機「GSK-99」あたりは戦時ものに興味がなくても、かっこいいなぁと思いますし、お値段も意外と安いかも。
KONICA Fなんて、かなりレアですから、見られるだけでもスゴイですし、コニオメガフレックスMは存在すら知らなかったモデルです。
ほかにもいろいろあるんですが、カメラばっかり挙げても「なんのことやら?」という方も多いでしょうから、ポラロイドのフィルムのことを。
こっちも十分すぎるくらいマニアックですが、SX-70用のフィルムが復刻されようとしているのですが、からフィルム「PX70 Color Shade」も出品されるそうです。
お値段は8枚撮りで1680円と、思ったよりはリーズナブル。
調べると、すでにオンラインショップでも売ってるんですね。
遠すぎて行くことはできませんが、公式サイトにはレアなモデルの大きめの写真もあるので、それだけでも楽しませてもらいました。
土日にはジャンク市やカメラ好き著名人のトークショーもあるそうなので、お近くのカメラ好きの方はぜひ足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。
168月
カメラのナニワに中古が大量追加されていました。
いつものようにチェックしてみると、ミノルタのハーフカメラ「レポ」が大量に追加されてるではないですか!
上に貼ったものも含め、全部で5台も出ているのは、かなり珍しいです。
ルポ自体、わりとマイナーな存在ですからね。
ただ、ほとんどがジャンクで、詳細が分からないんですけどねぇ。
興味がある方は問い合わせてみるのが良いかも。
場合によればニコイチという手もありますしね。
その他だと、Nikon SPあたりが気になりました。
以前、Nikon S2を持っていましたが、ファインダーの出来はSPが断然良いらしいですし、一度使ってみたいカメラであります。