168月
夜になると何台かをピックアップして空シャッターを切ってみたりしているのですが、先日久しぶりにCONTAXの一眼レフRTSIIを使ってみると、以前からずっと不調だったスローシャッターがなぜか復活していました。
この機種、電磁シャッターの不具合でスローシャッターが粘ってしまう症状がよく出るらしいんですよね。
1/60秒以下あたりからぐっと遅くなって、ヘタをすると2秒くらいのロングシャッターになってしまっていました。
買った当初からこの症状のままで、それがゆえのジャンクだったんですけどね。
CONTAX通の「うっちーの時々かめらまん」さんで、小畑カメラサービスさんなら修理が可能という情報をいただいていたのですが、日中の撮影なら、とりあえずなんとかなっていたので、そのままにしてあったんです。
それにしても、ここに来て復活するというのは、びっくりです。
夏で温度が高くなって、粘りが減ったからでしょうか。
ただ、ゲットしたのも3年前の夏ですしねぇ。
ともあれ、せっかく正常動作するようになったことですし、秋あたりにリバーサルでも詰めて持ち歩いてみようかな。
そういえば、教えていただいた「うっちーの時々かめらまん」さんが九州に赴任して来られたことですし、銀塩オフの開催も画策してみようかなぁと思っていますしね。
148月
このところ、何度か続けて近所のお店で中古を買わずに帰って、紗羅から「珍しいね」と言われたのですが、お盆の影響か、品物の入れ替わりが少ないんですよね。
都内にいた頃は店舗が多いので、そういう時にはちょっと遠くのお店に足を伸ばしたりしてたわけですけど、こちらではそれが難しいんですよねぇ。
そこで、ネット中古をチェックしてみることに。
まず見つけたのはクラッセです。
初代のクラッセはストロボ非発光や露出補正などが面倒らしいですが、それでもこの価格なら結構良いかも。
GRなども安くなってるし、コンパクトはイマイチ人気がないのかなぁ。
次はレンズで、タムロンのアダプトール時代のマクロレンズ。
このレンズ、近所のお店にも置いてあるんですが、上のはニコン用のアダプトール付きで、お値段も安いですね。
αにも先日のM42アダプタ経由で取り付けできますし。
ただ、手持ちの機器もたくさんありますからねぇ。
先日、気まぐれに何台かピックアップして触ってみると、シャッターが切れなくなってたり、逆にスローシャッターが不良だったRTSIIがなぜか復活していたり…。
こういう機器のメンテナンスをしてるだけでも、もう十分すぎるのかも。
といいつつ、RTSIII、安いなぁとか思って眺めるのは楽しいんですけどね。
307月
マウントアダプタでオールドレンズを楽しむ本「オールドレンズパラダイス」の続編が8/9に発売になるそうで。
前作の時点ではマウントアダプタ遊びがいちばんやりやすかったEOSシリーズでの作例でしたが、今回はマイクロフォーサーズでの解説書になってるそうです。
作者さんのブログもいつも拝見してるんですが、実用性だけでなく、そのスタイルもおしゃれで素敵なんですよね。
MマウントやLマウントはデザインも素敵なものが多いので、さらにオールドレンズを使う楽しみも拡大しますし。
この本もまだ発売前ですけど、次回作はきっとNEXが対象になるんじゃないかなぁ。
そちらへの期待も含め、シリーズ化を熱望したいと思います。
277月
先日ゲットしてきたミノルタのレンジファインダー機「minolta V3」ですが、ネット上にもあまり情報がないようなので、レストアした内容もちょっと書いておこうかと。
といっても、写真は軍艦部を開いた上の写真だけなので、あくまでもメモ程度ですけどね。
まず、軍艦部を開けるには巻き戻しノブを外し、その下にあるカニ目を外します。
あとはシャッターボタン下のリング上のものが外れるんですが、カニ目などはないので、ゴムなどで回して外しましょう。
そして、巻き上げレバーが本体にぶつかるのを防ぐ部分のネジを外せば、軍艦部は開きます。
一見、露出計のISO切替なども外さないといけないように見えますが、軍艦側に露出計は張り付いてあって、本体とはなにも連動してないので、ここは何も外す必要はありません。
ちなみに、軍艦部上面にあるシャッターボタンのすぐ後ろのカニ目を開けると、露出計の調整ができるようになっています。
うちの個体では距離計がひっかかる状態になっていましたので、まずはネジを少し緩めましたが、その後、どうも縦ズレするので、距離計ブロックを取り外して、バネを補強しました。
距離計ブロックはフィルムカウンタ前後のあたりにあるネジ2本と、ハーフミラーの後ろあたりにあるネジ1本の合計3本を外せば、本体から取り外せました。
ここも電装系がないので、本体とは連動レバー一本で連携してるだけなので、分解がしやすかったです。
レンズ側は写真が残ってませんが、飾りリングのカニ目を外せば、あとはごくシンプルに分解していけます。
ただ、金属板を曲げただけのレバーでリングと連動してるので、ここに無理な力が加わると、シャッターが切れなくなったり、リングが回りにくくなったりするので、その点だけ注意が必要かな。
概してミノルタのカメラは作りがシンプルなものが多い気がします。
メーカーによっては、どうしてわざわざわかりづらくするんだろう?と思うものもあるんですけどね。
分解ついでにファインダーの清掃もしましたが、ハーフミラーが薄くなってるのは、どうしようもないですねぇ。
ハーフミラーは清掃しちゃうと、単なる素通しのガラスになっちゃうこともあるので、むやみに触れないですし…。
まぁ、これで撮影自体にはなんら支障がなくなりましたから、あとは早めにフィルムを詰めて撮りたいところです。
高速シャッターを活かすためにも高感度フィルムを使いたいですね。
先日、Junk貧乏さんにいただいたセンチュリア800を使ってみようかなぁ。
267月
関東から戻った当初は、こちらでは珍しいカメラは見ることすらできなくなるだろうなぁと思っていましたが、最近は意外と近所でも出物があって、そこはうれしい誤算でした。
しかし、やはり珍しさにも度合いがあって、やはり海外物や古いものになると、都内のお店にはかないません。
今はネットでも一部は購入できるので、たまにそこが補完してる感じです。
そんなわけで、ネット巡回で見つけためずらしいものをいくつか紹介してみます。
まずはオートマトン。
お店の記述がオートメーションになってますが、正しくはオートマトンですね。
時計にもWITTNAUERというブランドがあるようですが、それと関係があるのかな?
こういう価格帯からでも、珍しい機種は見つかるのが、最近の銀塩カメラの楽しみでもあるんですよね。
もう少しレアで高価なものだと、periflexがすごそうかも。
イギリス製のLマウントカメラですが、潜望鏡みたいに覗き込んでピントを合わせる構造が、これまたレアな感じです。
Lマウントのレンズも付いてますが、このカメラには距離計と連動するカムがないので、普通のLマウントカメラで使うのはきびしいかも。
今のミラーレスのデジタルカメラに付けて使うと面白いかもしれませんね。
そして、最後はレンズです。
このレンズ、富岡光学のOEMらしく、M42ながら35mmでF1.9という明るさがすごそうです。
レアさだけでなく、描写もなかなか良いらしいです。
こちらなら、マウントアダプタで遊べる機種も多いですよね。
ネットだと状態が見られないという欠点もありますが、わざわざ出かけなくてもゲットできちゃうというメリットもありますからね。
今後もこまめにチェックしてみたいと思います。
257月
今朝方、チャイムが鳴ってクロネコヤマトさんがブロニカ!を届けてくれました。
といってもカメラではなく、本のほうですけどね。
デジカメWatchのプレゼントコーナーで応募してあったのが当たったみたいです。
以前はインプレスさんのプレゼントで結構、当選させてもらってたけど最近は倍率が高くなったのか、かなり久しぶりですね。
この本は気になっていて、街中の大きめの書店で見つけたんですが、やっぱり結構なお値段なので、見送ってあったんですよね。
以前、ブロニカS2を超七Galleryさんにお借りして使ったことがあるのですが、本体の質感と仕上がった写真に惚れて、こっちも欲しいなぁと思っているところなんです。
本を読むと、ブロニカの歴代モデルがしっかり紹介されていて、ブロニカ誕生にまつわる話なども満載です。
ブロニカといえば生みの親である吉野善三郎さんが有名ですが、元々カメラをやってたわけではなく、お米屋さんだったんですね。
その後、カメラ店を開いて、小物の金属加工などを経て、ブロニカを開発したんだとか。
あと、初期のNikkorレンズはブロニカ用に開発されたものではなく、既存のものを流用したというのも興味深かったです。
しかし、これを読んじゃうと、さらにブロニカが気になってきますね。
ネットの中古あたりでもあまり出物がないようですが、慌てずぼちぼち探してみたいと思います。