046月
フィルム系の定期刊行誌「カメラマガジン」の15巻が6/20に発売予定だそうで。
前の号が1月でしたから、ほぼ半年ぶりですね。
まだ内容は全くわからないのですが、その後に出たフィルム関連の新製品といえばGF670Wしかないでしょうから、これは必ず特集されるでしょう。
海外ではBESSA IIIとして出てるようですが、個人的に手が届くのはオールドなBESSA IIあたりがせいぜいでしょうねぇ。
ちなみに最近個人的に気になってる中判カメラは「コンバーチブルホースマン」というモデルです。
ハッセルのSWCなんかも憧れますが、それよりはぐっと安いですしね。
あとはどんな特集になるのか、わかりませんねぇ。
以前紹介した渋谷の中古カメラ市も始まりましたが、この本のテイストからいくと、そういうのは扱わないかな。
いつも素晴らしい写真がいっぱいなので、そちらの刺激ももらえたらなぁと期待してます。
315月
ニュースでもたくさん取り上げられていましたが、バルナックライカの原型となったプロトタイプモデルが132万ユーロで落札されたんだとか。
日本円にすると、1億5000万円ということになりますね。
ちなみに以前ブログで紹介したNikon I型と同じオークションでの落札のようです。
このモデル、いわゆる「ヌルライカ」と呼ばれる試作機です。
31台作られたらしいのですが、その前に「ウルライカ」という、ほんとの元祖があるんですよね。
もしこれが出たら、どんなお値段になるのでしょうね。
ただ、これらは実用性というのはかなり厳しいんですよね。
巻き上げの時にキャップをしないといけないとか…。
まぁ、バルナックライカ自身、流儀が結構あるんですが。
ただ、普通のバルナックライカはずいぶん安くなってるのが現実です。
ニュースでこういう高価なライカをやってると勘違いしちゃう方もいらっしゃるかも。
この1億5000万円のライカは要らないけど、普通のM型ライカが欲しいなぁ。
295月
コンタックスのコンパクト「CONTAX T3」のネガをようやくスキャンできたので、エントリーしてみます。
これまでT,T2も使ってきましたが、やはりT3はずいぶん進化していて、なによりAFの精度が向上している印象です。
開放に近いと多少の周辺減光は見られますが、Carl Zeissらしい発色はやはりさすがという感じです。
あと、ここには掲載できませんが、人物写真がとても素晴らしいんですよね。
描写うんぬん以上に、良い表情が切り取れる気がします。
カメラが小さいので、リラックスできるという面もあるのかもしれません。
今度はリバーサルを詰めてあります。
少し前にゲットしたフードを装着して、前回の出張にも持っていったんですが、まだフィルムが進んでないんですよねぇ。
梅雨ということもありますが、風景だけでなく、ポートレートもたくさん撮っていきたいと思います。
275月
徐々に進めているフィルムスキャンですが、今度はCanonのハーフカメラ「DIAL 35」を取り込んでみました。
このカメラ、モルトの使用量が多いので、補修漏れがあるのではないかと心配したんですが、全コマ、問題ありませんでした。
大半のハーフカメラと同様、距離計がないので目測は多少間違えてることもありますが、描写自体はとってもシャープで驚きました。
いろんなハーフカメラを使ってきましたが、その中でもかなりシャープなほうじゃないかなぁという印象です。
レンズの状態が良かったこともあるのでしょうね。
そういえば、以前ゲットしてまだ撮っていないdemi EE28も試してみたいところです。
ただ、ダイヤル35のゼンマイドライブの気楽さが良いので、またこっちにフィルムを詰めてしまいそうです。
265月
需要がすっかり減ってしまったせいもあるのでしょうが、コダックがまたまた写真用フィルムを値上げするようで。
値上げは7/1からのようで、対象はKodakのフィルム全部みたいです。
値上げ幅は35mmフィルムで5%程度、中判は30%以上の大幅値上げだそうです。
需要に合わせた値上げなんでしょうが、中判の消費はそれだけ減ってるということなんでしょうねぇ。
何年か前、デジタルが普及し始めた頃は「中判のフィルム消費は増えてる」なんて話をお店で耳にしていたりしたのですが、その後、35mmフルサイズや中判デジタルも出て、その役目が終わりつつあるのかも。
先日のRB67などもこれ以下はないだろうというくらいの底値になっていますし。
一般的にはフィルムカメラで写真を撮ってるのを見かける機会はもうほとんどなくなった印象ですが、個人的には最近またフィルムの使用頻度が増えています。
フィルムの在庫もそこそこ持っていますが、中判はだいぶ減ってきているので、早めに補充しておいたほうが良いかもしれません。
225月
出張から戻ってから絶賛フィルムスキャン中ですが、次はコダックの蛇腹カメラ「Retina 1a」をスキャンしてみました。
調子は上々で、同じように曇りがあるはずのローライ35とは違い、なかなかシャープな描写をしてくれました。
蛇腹にも問題はないみたいですね。
なにぶん古いカメラですから、露出計は当然ないわけですが、一応いつものようにセコニックの単体露出計で確認程度に測って撮りました。
これでも、下手にカメラのAEに任せるよりもネガの濃さが揃ってくれるんですよね。
iPhone 4なら露出計アプリもあるから、今度はこれで撮ってみるのも良いかも。
描写はやはりシュナイダーらしく、線がやや細めでなんとなくやさしい感じです。
多少ぐるぐるっとしがちなところも手持ちのクセノンあたりに似ています。
コンパクトにたためるので持ち運びしやすいし、このカメラはずいぶん出番が多そうな気がします。
距離計のついたモデルもぼちぼち探してみたいところです。