091月
ずっと念願だったプジョーのコーヒーミルをようやく購入しました。
為替レート的には少し前だとかなり安く買えたんですが、こういうものはなかなかきっかけがないと、いざ購入!という風にならないものです。
今回も店頭にはペッパーミルだけでコーヒーミルは在庫がなく、取り寄せてもらいました。
購入したのはシンプルなスタイルのBRESILです。
そもそもプジョーがコーヒーミルを作ってること自体、ご存じない方もいらっしゃるかもしれませんが、実は1840年から生産が続いているものです。
自動車を最初に作ったのは1889年らしいですから、それより歴史があるわけです。
ちなみに自転車も早くから手掛けていましたが、現在はプジョー本体が生産しているわけではないようです。
BRESILは普通に上から豆を入れるタイプですが、この型のものだと豆が跳ねたり、ミルの回転が引っかかったり空回りしたりと、結構色々トラブルがあるのですけど、さすがプジョーではそういうことはほとんどありません。
回転もスムーズですし、どんどん豆を挽いてくれます。
まぁそれなりに力は必要ですけどね。
作りは基本的な部分はしっかりしているものの、挽いた粉を収める引き出し部分の前板が少し緩んでいて、トルクスレンチで締めなおしました。
トルクスネジを使ってるのだから、しっかり締めておいてもらいたいですけど、そこはまぁラテンな感じでしょうか。
肝心のお味はどうしても主観的な評価になってしまいますけど、少なくとも電動ミルとは比べ物にならないかと。
香りも引き立ちますし、粉の粒立ちも良く揃っています。
挽く時間もそんなにかかりませんし、なによりその所作自体を楽しめるというのが魅力かと。
ちなみに今回買う気になった理由の一つは「バリスタ」というコミックの存在です。
偶然、本屋さんで見つけて、まずは紗羅がハマり、その後、珍しく私も読破したという…。
ちなみに次はタンパーが欲しいなと思っているところです。
044月
先日飲んだ「陸奥八仙 黒ラベル」がとても美味しかったので、同じお店にまとめて2本注文しちゃいました。
左が「陸奥八仙 黒ラベル」の火入れ純米吟醸酒で、右が今回ご紹介する「華想い50 純米大吟醸無濾過生」です。
黒ラベルとの違いは麹米と掛米に華想い(黒ラベルは華吹雪)が使われている点で、酵母は同じ「まほろば 吟」です。
また、最初の黒ラベルと同じ、火入れをしていない「生酒」にして、黒ラベルのほうは一度火入れしてある「生詰め」にしてみました。
お味は最初の香りは黒ラベルと同じく甘いお米の香りですが、飲んでみると喉のほうでは意外と淡麗に広がります。
黒ラベルのほうはどこまでも甘いお米の香りでしたが、こちらは日本酒らしさと八仙独特の甘さが両方楽しめる気がします。
ただ、他の日本酒と比べてもアルコールのキツさやクセがまるで感じられず、さらりと美味しいお水のように楽しめます。
これを飲んでから改めて先日の「越州 桜日和」と飲み比べてみましたが、こちらもなかなか負けず劣らずではありました。
ただやっぱり喉の奥のほうに入っていくにつれて醸造アルコールっぽいキツさが多少顔を出してしまうところはありますね。
「鷹来屋 本醸造 辛口」も飲んでみましたが、こちらはいかにも「ザ・日本酒」という感じで、昔から馴染みのある日本酒のお味です。
もちろんどれもかなり美味しいお酒であることに変わりはないんですけど、どうやら我が家は陸奥八仙の独特な甘い香りに包まれる雰囲気が好みのようです。
火入れであってもクール便が必須なのが難点ですが、お近くの酒屋さんで入手可能な方にはぜひ一度お試しいただきたい日本酒です。
特に日本酒がやや苦手で、普段は白ワインが…というような方にこそオススメですよ。
024月
大切にちびりちびりと飲んでいた陸奥八仙がなくなったので、ちょっと離れた品揃えがかなり良い酒店に出かけて「越州 桜日和」を買ってきました。
私は鷹来屋を飲んでるんですが、紗羅が最近ほんの少し飲むようになったので、女性向けの甘口をと選んだお酒です。
朝日酒造ですから、久保田が有名な蔵元ですね。
春の限定商品で、華やかで居て軽い酒質、ということですが、香りは八仙に近いフルーティーなものの、あとから吟醸酒のしっかり飲みくちがやってくる感じで、やや本格派の日本酒だったかも。
八仙の場合は終始、麹と米の香りが溢れてくる感じなんですよね。
ということで、ついたまらず、先日行ったお店「田染荘」のネットショッピングで2本ほど種類違いで陸奥八仙を注文してしまいました。
もちろんこの「桜日和」は私が中心に美味しく晩酌でいただきたいと思いますが、なんだかすっかり甘口の日本酒好きになってしまった我が家なのでありました。
173月
国東方面をドライブした時に買ってきた鷹来屋の酒粕で作ってくれた甘酒が美味しかったので、日本酒のほうも近所で探してみることにしました。
いわゆる地酒なんですけども、地元でも正直それほど知名度は高くなくて、私はあまり知りませんでした。
有名じゃないというわけではなく、希少度が高い銘柄なんですよね。
諦めて別のにしようかと思っていたんですが、意外なことに地元のデパートに置いてあったので「本醸造 辛口」をゲットです。
「吉田類の酒場放浪記」を見ながらちょっとだけ頂いてみましたが、先日の「八仙」とはまるで別物のように違う辛口で、これぞ日本酒というお味です。
それでもどことなく甘酒を作った酒粕と似た香りがするのは当然ながら同じ銘柄だからでしょうね。
度数でいえば八仙の原酒よりもこちらが低いんですけど、こっちのほうがちびりちびりと晩酌をするような感覚です。
今度は夕飯時にいろんな料理と味わってみたいと思います。
152月
バレンタインということで、ちょうど街に出る用事があったこともあり、地元のデパートで紗羅といっしょに見てきました。
以前はお世辞にも良いラインナップとはいえなかったんですが、昨年辺りからなかなか充実したブランド揃いになっていて、わざわざ出張時に買ってこなくても良いくらいの感じに。
とりわけ今回は先日見つけて時間がある時に行ってみようと思っていたカカオ・サンパカが来てたので、まずはこれを。
カカオニブス ネグロというカカオ豆を潰しただけのカカオニブスが載った板チョコとトゥルファスという、洋酒を練りこんだガナッシュをクーベルチュールで包んだチョコをゲットです。
前者はさすがカカオの香り高いビターなお味ですが、ブロンデルほど口の中に広がる感じではなく、すっと引く感じのビターさ加減です。
トゥルファスのほうはキューバラムやメキシコテキーラとレモンピール、スコッチウイスキーにグランマルニエとオレンジピールと、こちらはカカオの香りの楽しみつつも日本人にも馴染みやすいミルクガナッシュでありました。
そしてもうひとつはジャン・ポール・エヴァンのトリュフを。
トリュフの写真は紗羅のブログで見ていただくとして、袋の豪華さに目を引かれました。
お味はこちらも日本人好みの柔らかいお味ですね。
これだけのブランドが揃えば文句なしですが、なぜかブロンデルにまた行きたくなったのはやっぱりカカオの香りのせいでしょうか。
そして古くからのお友達からはゴディバのチョコを送っていただきました。
やっぱりバレンタインはプレゼントしていただくのがいちばんのご褒美ですね。
ありがたいことに今年も充実したバレンタインチョコを味あわせていただきました。
いや、さすがにまだ全部は食べきれず、ちょっとずつ大切にいただいておりますです。
041月
「茅乃舎だし」というのを頂いたので、年越しそば(実際には風邪の影響で年を越えてしまいましたが)を作る時に使ってみました。
「かやのやだし」と読むそうで、中には以下の粉末がパックになって入っています。
うるめいわし
焼きあご
海塩
真昆布
かつお節
こういうタイプのは廉価なものもありますけど、焼きアゴがはいってるのは珍しいかな。
あと、だしのうまみを引き立てるために、少量の海塩と醤油で下味をつけているのも珍しいですが、その分、味付けの際に塩分を気をつける必要があります。
お味は本格だしで作った雰囲気で、そばやうどんにとても良く合いそうです。
調子に乗ってもう一方の「野菜だし」も鶏と卵のスープの時に使ってみました。
こちらは野菜チップ(玉ねぎ、にんにく、人参)、食塩、酵母エキス、でん粉分解物、野菜エキスパウダー(セロリ、キャベツ)が入ってるそうで、野菜を煮込むのが面倒な時に良いかも。
雰囲気的にはセロリが入ってるだけにややアジアンチックな感じがして、ロールキャベツやシチューなどに合いそうかな。
もちろんスープもお手軽で深みのある味になってました。
これは安かったら常備しておこうかなとお値段を調べてみると、やっぱりさすがに高級ですね…。
我が家はハンドミルで、あご、干ししいたけ、ローズマリー、バジルを挽いてジャムの空き瓶に入れてあるので、その組み合わせでも大体似たようなことはできてるんですけどね。
そういうのが面倒な方には「お味は」オススメできますよ。