217月
Apple謹製のOSが一斉にマイナーアップデートがかかりました。
うちはMacが5台、iPhoneが現行3台、さらにApple Watch、Apple TVとあるので、なかなかの作業量です。
まず、macOS Sierra 10.12.6はとりあえず私のiMacとMacBook Proで更新しました。
共にファイルサイズは1.1GBですが、iMacのほうは3回くらい再起動がかかっていました。
普段はMuteConを入れているので起動音は鳴りませんが、2回は起動音も鳴っていましたね。
古い機種は鳴って新しいのは鳴らないという状態は不揃いだし、次のOS辺りで解消できないものでしょうか。
そもそも起動音の有無や音量くらいシステム環境設定で指定させてくれれば良いと思いますけど、MuteConが長く生き残ったのもAppleが頑なに対応しなかったからですけどね。
なお起動後はiCloudの再設定はなく、クラッシュレポート送信の確認が出た程度であっさりしたものでした。
iOS 10.3.3はiPhone 7だけiTunes経由で先にやってみました。
ファイルサイズは2.42GBと相変わらずの大きさですが、これがいちばんあっさり終わる感じです。
macOSもiOSもセキュリティや不具合修正が主体のようなので、何処が変わったのかすら分かりませんけどね。
watchOS 3.2.3は反対にかなり時間がかかりました。
iPhoneでダウンロードしますし、Apple Watchはアップデートの間、充電器にセットしておかないとダメなのも面倒です。
Apple Watchを所有している方ならおそらく他のApple製品もアップデート対象でしょうから、まずはそちらを先にやって時間のある時にApple Watchのアップデートをすることをオススメします。
ここまでやって、もしやtvOSもと思ったらやっぱり10.2.2が出ていました。
正直、アップデートの時くらいしか立ち上げない状態になってるのが勿体ないですね。
これもWebブラウザが載ればだいぶ違ってくると思うのですが…。
そんなわけでどれもあまり嬉しいアップデートではありませんが、セキュリティも絡むものですし、今のところ不具合はなさそうなので早めに更新したほうが良いかと思います。
それでもなるべく時間に余裕を持って、バックアップできるなら実施しておいたほうが安心かと思います。
057月
拙作のMac用フリーソフト「MBBInf」を久しぶりに1.10にバージョンアップしてみました。
前回のアップデートが2014年ですから3年も放置していたことになります。
その間に肝心のMagic Mouseは電池式からバッテリー内蔵のMagic Mouse 2になり、内部での名称といいますか扱いが変わったこともあってMBBInfが対応できなくなっていました。
ただ、手持ちのマウスが旧式のしかなかったのでテストできなくて、そのままだったんですよね。

先日、iMacを購入したことでMagic Mouse 2が入手できましたからアップデートしてみようということに。
今さら感もありますが、自分が使いたくて作っているところが強いですし…。
本来ならApp Store配信にしたり、各種ワイヤレスキーボードやトラックパッドなんかにも対応させて…とも思ったのですが、そうなるとフリーで配布するのが少々厳しいところも出てきてしまいます。
以前は配布先のアフィリエイトや寄付などで賄えた面もあったのですが、最近はスマホアプリの無料モデルがすっかり出来上がってしまい、そういう流れでもなくなったようです。
ただ、Macの起動音がなくなったことでMuteConもそろそろお役御免でしょうし、次なるソフトも作るべきかな、とも思っています。
mac osもどんどんアプリのセキュリティが厳しくなってますし、App Storeでの配信に切り替える方向で徐々に準備していこうかなと。
それまでは多少ご不便かもしれませんが、野良アプリ状態でご勘弁ください。
そもそもあんまりニーズがなさそうな気もしますが、予め設定したバッテリー残量以下になると通知センターで知らせてくれますし、常にメニューバーに出るので意外と便利なところもあります。
Bluetoothアイコンを出してあれば、そこから辿ってバッテリー残量は見られるんですけどね。
206月
仕事上、なんだか多数のパソコンが必要になっているんですが、それなりに台数を集めたつもりが予想外に性能も求められることが分かって、さらにiMacのニューモデル「3.4GHz 27inch Retina 5K」を入手しました。

仕事用ではありますが、基本的には紗羅のMac miniを更新する形にしたいので、紗羅の希望を聞いてチョイスした形です。
候補としては整備済製品に出ていたMacBook Proの旧モデル、ニューモデルの13inch MacBook Pro(TouchBarなし)、そしてiMac各種という感じでした。
ノートのほうが色んな場所で使えて便利かなぁと思ったのですが、紗羅の希望はデスクトップ。
中古は意外と高いので却下で、どうせなら性能もかなり上がってるニューモデルだなと。
あとは小さいのと大きいのなんですが、Mac miniのモニタがBenQの24インチだったので、21.5inchだと小さくなっちゃった…となるわけで、必然的に27inchということになりました。
機種としてはいわゆる梅モデルの吊るしとなります。

ひとまず仮設置して、今回はMac miniから移行ツールでまるごと移行することにしました。
キーボードはMagic Mouse 2とテンキーなしのMagic Keyboardが付いてますが、これも紗羅の希望で昔のワイヤードと電池タイプのMagic Mouseと入れ替えました。
キーボードはdeleteキーがないとイヤ(fnキーと同時押しすれば良いんですけども…)だし、タッチも慣れてるほうが良いそうです。
Magic Mouseはそろそろ寿命が近づいてるので将来的には新しいのにすると思いますが、こちらはMBBInfをMagic Mouse 2に対応させたい、という私の事情もあります。

話を移行ツールに戻しますがリビングで作業する都合上、有線LANが使えずWi-Fi経由で4時間弱かかりました。
最新モデルなのに届いてすぐSierraとiTunesのアップデートが走ったりした影響も多少ありますね。
その後はiCloudを再設定したり、Officeのライセンス認証をした程度で、データは全てキレイに移行されてました。
最後はTimeMachineでバックアップして完成です。

動作は私がそんなに触ってないのもありますが、通常用途では私の2015年モデルと大きな差はないかな。
メモリが8GB(私のは16GB CTO)というのも効いてるのかも。
ヨドバシで購入したので、もらえたポイントにちょっと足せば16GBメモリも買えそうですけど、当面はこれで良いかな。
macOS High Sierraにアップグレードしたタイミングくらいに再考しようと思っています。
これでMac miniが2台、iMacが2台、MacBook Proが1台という、なんとも豪勢な状態になりました。
今回の案件が終わったらMac miniは処分しても良いかもしれないですけど、その後も続く可能性がありますし、本体だけならコンパクトで場所は取りませんから、その時の状況で判断すれば良いでしょう。
さらに他のApple製品も増えていますが、それはまた後日ご紹介しましょう。
066月
WWDCで色々発表されて、iMac ProやiPad Proなどに興味がある方も多いと思いますが、1ヶ月弱ほど前に13inch MacBook ProのTouchBarモデルを買った私としては、MacBook Proを取り上げないわけにはいかないでしょう。

整備済製品が大量に出ていた時点で出るんじゃないかな?という予想はしていたし、お値段もその分安かったので後悔はないですけど、去年の10月に出たことを考えるとガッカリした方も多かったかもしれませんね。
ちなみにApple Storeでの購入の場合、整備済製品も含め、新製品が出たなどの理由の如何に関わらず、2週間以内なら返品可能です。
さて、今回出た2017年モデルですが、うちの2.9GHzモデルの後継は以下のスペックとなっています。
Touch BarとTouch ID
3.1GHzプロセッサ
256GBストレージ
3.1GHzデュアルコアIntel Core i5プロセッサ
Turbo Boost使用時最大3.5GHz
8GB 2,133MHz LPDDR3メモリ
256GB SSDストレージ1
Intel Iris Plus Graphics 650
Thunderbolt 3ポート x 4
Touch BarとTouch ID
¥198,800 (税別)
お値段は為替を反映して2万円アップでして、さらに整備済製品価格からの差はかなりのものです。
ただしCPUはクロック(2.9GHz→3.1GHz,Turbo Boost使用時最大3.3GHz→3.5GHz)だけでなく、SkylakeからKabylakeとなり、参考程度に調べたPassMarkの値だと4653から5042くらいに向上していると推測されます。
また、GPUもIntel Iris Graphics 550からIntel Iris Plus Graphics 650になっていますが、コア数やGPUクロックに違いがないので、名前ほどの大きな変化はないかもしれません。
その他の機能面の違いは調べた限りでは見つけられませんでした。
「500ニトの明るいRetinaディスプレイ」というのは初めて見た気がしたんですが、調べたところ、2016年モデルも同様のようです。
CPUも変わったことですし、2016年モデルはバッテリーの減りが早いという話もよく耳にする(自分ではあまり体感してない)ので、バッテリーの保ちが良くなってる可能性はありそうですが、スペック上は同じ10時間という表記となっています。
2016のTouchBarモデルのバッテリーは49.2Whらしいので、それが減らされてるなんてことがないと良いですが…。
個人的な感想としては性能面をそもそもそこまで重視せず選んだ13inchなら、お値段が安かった分、2016年モデルも良かったと言えるのではないでしょうか。
逆に性能を求めて15inchモデルを選んだ方はやっぱり新しいほうが魅力的かもしれないですね。
場合によってはもう一台、MacBook(Proとは限らない)を増やすかも!?と思ってるんですけど、早々に整備済製品は減ってしまってるんですよねぇ。
MacBookはスペック的にいまひとつな気もしますし、今後また出てくるか、中古の出回り具合を見てみようかなと思ってるところです。
036月
MacBook Pro Late 2016 Touch Bar 13inchモデルを導入して一ヶ月弱経ちました。

当初の計画よりもだいぶ高級なものになったのですが、結果的には非常に満足度の高い感じで愛用しています。
正直コレがあればiMacは(開発以外では)要らないかも、と思うほどです。
唯一の欠点とすれば、あまりにも割り切ったUSB-Cコネクタでしょうか。

ALMIGHTY DOCK C1が届くのが遅かったせいもありますが、正直せめてSDカードスロットくらいは付けてくれても良かったのに…という気はします。
逆にヘッドフォン端子は今まで一度も使ったことがありません。
そのままだとUSB-DACも接続がしづらい(ケーブルを買えば良いだけですが)からというのもありますが、内蔵スピーカーもちょい聴きくらいなら十分な音質で鳴ってくれるというのもあります。
実際、TwitterやYouTubeの音声程度なら、手抜きで内蔵スピーカー再生で済ませています。
もちろん外付けスピーカーやイヤフォンと比較できる水準ではありませんが、正直下手なBluetoothを使うくらいならコレのほうが素直で良い気すらします。

ペコペコしていると言われがちなキーボードですが、最初こそ慣れなかったものの、叩きすぎないようにするのと爪をちゃんと切っておけば、かえって腕が疲れなくて良いくらいです。
USキーボードではなく普通のJIS配列ですが、どちらにも頭が慣れてるし、変にオフセットされたキーも少ないので打ち間違いも少なめです。
あえて言えばカーソルの上下と、なぜか「C」を打ち間違えることが多い程度でしょうか。

TouchBarも導入前は否定派でしたが、今はあっても良いかな、くらいにはなりました。
コストを考えるとまだ有意義に使えているアプリは少ない印象ですし、ESCキーの位置はやはり多少わかりづらいかな?とは思いますけどね。
視線を下ろせば目に入るので思ってたよりは直感的に使いやすいですが、ブラインドタッチ向きではやはりないでしょう。
指紋認証でのログインも気楽で便利ですけど、私のクレジットカードはApple Payが非対応なので、そんなに役に立ってはいません。

意外だったのは体感の処理速度で、CPUスペック以上に軽快な印象です。
特に通常の文書作成や現像程度ではiMacより軽快(高速ではない)に感じる場面も多いです。
そこはSSDが高速なこと、それに8GBながらメモリそのものが速いのが効いているのだと思われます。
反面、本格的な画像処理やプログラミングには最新のMacBook Proとしてはやや不満もありますが、そういうニーズには15inchのほうが合ってるということでしょう。

また地味に便利なのがACアダプタからのUSB-Cコネクタは左右のどこに繋いでも良いというところです。
狭いデスクの上や、周りの人に引っ掛けられそうな場所でも、それをなるべく避けるようなポートに挿せますからね。
また、ネットワークもWi-Fiでずっと運用していますが、Time Capsuleを入れ替えたおかげもあって、有線にしたいと思う場面は今のところありません。
TimeMachineでのバックアップも実用的な速度で動作してくれます。
トラックパッドの感触も慣れれば使いやすく、早々にマウスは撤去しましたし、すっかり仕事の片腕になってくれています。
あとは1年の保証期間中にAppleCareに入るべきかどうか、悩んでいるくらいでしょうか。
3年保証になるのはありがたいですが、物理的損傷は保証されるわけではないですし、AppleCare自体が結構なお値段ですからねぇ。
Time Capsuleも保証対象に入るらしいですから、1年以内に加入するかどうか考えようと思っています。
WWDCには新しいMacBook Proが登場するという噂のようですから、またそれが発表されたらニューモデルとのスペック比較もしてみたいと思います。
315月
TUNEWAREのUSB-C用のマルチドック「ALMIGHTY DOCK C1」のスペースグレーモデルがようやく届きました。

予定では6月初旬の納期とされてましたから、それよりはちょっと早く届いたことになります。
ただ1ヶ月弱の待ちというのは結構長かったし、直販ショップでは値引きもされてたから、何度かシルバーに乗り換えようか迷いましたけどね。

スペースグレーを選んだのは当然ながらMacBook Proがスペースグレーだから、なわけですけど、正直微妙に色が違うような…。
Apple純正ではないですし、細かいことは気にしないタイプですけど、これだけ待ったわりにはちょっとガッカリな印象もあります。
そもそも色違いなだけで入荷にそんなに時間がかかるというのもよく分からないし、どうも今度はシルバーが品薄気味みたいで、ゴールドやローズゴールドは売ってるのを見たことがないなど、よく分からない感じですね。

まずはポータブルHDDの動作確認から始めてみましたが、最初からアンマウントを繰り返してちょっとビックリ。
SDカードもそうですが、ALMIGHTY DOCK C1をMacBook Proに挿す前に、C1にHDDやSDカードを挿しておくと認識しなかったり、アンマウントを繰り返すことが多いような気がします。
ですから、まずはC1をMacBook Proに接続し、その後にC1側の端子にアクセスするようにしたほうが安心でしょう。
またC1は1A以上のバスパワーデバイスには非対応で、そこも注意が必要です。
接続したポータブルHDD「EC-PHU3W2D」はシステム情報によると896mAで、利用可能な電流は900mAですからギリギリセーフという感じみたいです。

C1からは直生えのUSB-Cケーブルが出ていますが、これがわりと太めなので、自重がそれほどでもないC1本体はケーブルを曲げておいても動いてしまいます。
底側も丸く仕上げてるのはデザイン的には良いですけど、実用面では平坦あるいはゴム足があったほうが便利な気がします。

そもそもケーブルがスマートでないからALMIGHTY DOCK TB1にすることも考えましたが、これはUSB-C端子が2つ挿さる形で、コレって端子の間隔が将来変更になったら使えなくなるような…。
それともUSB-Cでは端子の間隔まで規定されているんですかね?
また、HDMIのほうが出先ではThunderbolt 3よりも画像出力先につながりやすいですし、有線LANも欲しかったのでC1にしました。

スピードについては私にとっては十分で、発熱も特に気になるほどではありません。
機能も多彩で全てが1つで済むのも便利ですね。
ただ万人にオススメできるレベルかというと、やや不安の残る部分もあるかも。
アレもコレも全部入りが良い…というのでなければ純正のアダプタやUSB-Cケーブルを調達して対応したほうが良いケースもありそうです。