• 266月

    macOS Catalinaで32bitアプリのサポートが打ち切られる予定ということで、今の環境に残っている32ビットアプリを事前に把握しておくことにしました。

    まず調べる方法ですけれども、システム情報から「ソフトウェア」-「アプリケーション」で環境に入っている全アプリ(外付けHDDにあるものも律儀にカウントしてくれるので結構待たされます)をチェックできます。

    また起動させてあるアプリやドライバ絡みなどはアクティビティモニターのCPU等で右クリックから「種類」の表示をオンにすると確認できます。

    それで結果としましては以下の辺りが残る形です。

    Acrobat X Pro
    CleanArchiver
    WebEX

    Acrobatは単体で購入したものをそのまま使ってるんですが、PDF出力自体はOS側にありますし、OCRも今はプリンターのユーティリティで可能ですから、もうなくても良いかなぁ。
    CleanArchiverはWindowsの人に渡すZIPを作るのに重宝しているのですが、開発が止まってもうずいぶん経ちますし諦めるしかなさそう…。
    ZIPANGとかWinArchiver Lite辺りが候補っぽいですけど、これも暗号化しなければ(それもコマンドラインからならできる)OS標準機能で良いかなぁ。
    WebEXは仕事絡みで使うこともあるので困りますが、アップデータは64bitになってるようですからコレはそのうち更新される(あるいは最新版ではされている)ことでしょう。

    あとはAudacityが32bitだったのが気になっていたんですけど、これは今回調べて2.3.2で64bitになったので一安心。
    大雑把にはCatalinaにアップグレードしても大丈夫かなぁという感じですね。
    まぁ最初はiMac辺りから試して様子見しつつ、Mac Proを…という形を取ることになるでしょう。

    ちなみにCatalinaの動作環境はMac Proが2013以降になったというのが厳しい方も多そうですね。
    iMacやMac mini、MacBook Air,Proは2012以降、MacBookが2015以降、iMac Proは2017以降で、この辺りはMojaveと同じようです。
    パブリックベータは公開が始まりましたが、私は素直に正式公開を待ちたいと思います。

    Filed under: Mac
    2019/06/26 12:00 pm | 32ビットアプリの残留を事前調査 はコメントを受け付けていません
  • 046月

    出る出ると言われていたMac Proのニューモデル、その名も「チーズおろし器」(違)がついに発表されました。
    発売はまだ今秋ですから、また延びちゃう可能性もありますけどね。
    なお発表されたばかりということもあり、多少の事実誤認や発売前の仕様変更もあるかもしれませんので、そこはあらかじめご承知おきください。(その場合は適宜修正したいと思っています。

    今回は拡張性を高めたんだそうで、「ゴミ箱」ユーザーとしては「ああ、そうですか」としか言いようがありません。
    ただ、拡張性といってもポリタンクの頃のようにHDDを内蔵できるわけではなく、グラフィックカードやメモリ、SSDなどをより追加しやすくしたといった雰囲気です。
    (6/5 16:24追記)

    PCI Express拡張スロットは8つあって、そこに内蔵できるRAIDモジュールは発売予定らしいです。

    ゴミ箱も実際にはSSDは換装可能ですし、決して拡張性が全くないわけでもないんですけどね。
    ただ熱容量的にあのサイズでは限界もあったのでしょう。
    今回はあのデザインに目を惹かれてサイズを見落としがちですが、海外公式サイトからARを試してみるとその大きさが体感できます。

    27inch iMacを超えるほどの高さでして、重量も18kgだそうです。
    外寸で言うと、H529xD450xW218mmとなりますので、おそらく写真単体で見るイメージよりも圧倒的にデカいはず。
    これだけ大きいわりにはむしろ内部は余裕はない形で、そこもやはり熱の問題がありそうです。

    なにしろ1.4KWを謳う巨大電源ですが、公式サイトを見ると最大連続出力は以下のような記載となっています。

    1280W at 108–125V or 220–240V
    1180W at 100–107V

    なんだか200V駆動が有利というのを見るとオーディオ界のハイパワーアンプを思い出してしまうほどです。
    これも実はGPUが大食らいなのでして、ハイエンドの「AMD Radeon Pro Vega II Duo」はTDPで475Wくらいらしいです。
    それを2枚挿せるわけですから、それだけで950Wということに…。
    CPUのほうは28-Core 2.5GHz Intel Xeon WもTDPはおそらく140Wちょいだと思われます。

    そしてもうひとつ話題になっているのが最大搭載メモリ。
    1.5TBというと、とんでもないな!と感じましたが、1536GBと考えると128GBのDIMM 12枚で一応ありえないというほどではない計算になります。
    ただし、この1.5TBは24-coreあるいは28-coreのCPUでないとダメだそうで、要はCPU依存ということのようです。(それ以下では768GBが上限)
    64bit OSという観点だけで言えば16EBまでいけるわけで、CPUが世代交代すればさらに最大搭載メモリは増えていくかもしれません。

    お値段も5,999ドルからとハイエンド・オーディオみたいなことになっていますけども、昔、Power Mac G4ですら30万円くらいだったですし、そこはそこそこ妥当なのかなと。
    むしろソフトウェアの部分でGPUを有効に活かす試作をもっともっと広めていってほしいところです。
    ARもそのひとつなのでしょうが、iPadをサブディスプレイとして…というのではちょっと弱いかなぁ。
    専用のアクセラレーターカード「Apple Afterburner」も使えるようですが、こちらは他のMacでも広く使えるようになると良いなぁと思います。

    Filed under: Mac
    2019/06/04 8:00 pm | Mac Pro 2019 はコメントを受け付けていません
  • 315月

    Time Capsuleのファームウェアが7.9.1に更新されていたので適用しておきました。
    製品としてはもう終息していますし、今回も合計8件の脆弱性の修正のみのようです。

    うちもすでにルータとしては使っておらず、Time Machineのバックアップ先としてのみです。
    それだけならローカルのHDDのほうが速いし合理的なんですけども、複数台のMacをバックアップ取れるのはやっぱりまだ多少便利なんですよね。
    BUFFALOのルータもUSB-HDDを繋げばTime Machineに対応できるらしいですが、やはり純正でない場合は上手く動作してくれなくなる可能性も高いですし、それでもしバックアップが取れてなかったり復元できなかったりしたら、バックアップの意味がないですからねぇ。

    ただ複数台用のTime Machineとして考えると2TBはやや容量が不足気味でして、今も空き容量は179GBしかありません。
    HDDは換装可能のはずなので、保証も切れた今となってはやってみるのも良いのですが意外と交換は大変そうなんですよねぇ。
    こちらにもUSBで外付けHDDをつなげますが、これはバックアップ先にできないっぽい(?)し、USBも2.0相当のようです。

    また、動作音もそこそこしますし、設置場所も隣の部屋などに移したい気もしています。
    LANケーブルを引き回すのがちょっと面倒ですし、RAIDのNAS同様、クローゼットの中に入れちゃうかな。
    これくらいなら配線は大したことなさそうですが、電源ケーブルが通るかな?
    むしろ思い切って運用をやめて、ローカルにバックアップしたほうが潔くて良いのかもしれないなぁと思いつつ、惰性で使ってそうです。

    Filed under: Mac
    2019/05/31 2:30 pm | Time Capsule Firmware 7.9.1 はコメントを受け付けていません
  • 275月

    Mac miniが2台余っていた(去年まではテストで使っていた)ので1台は処分しました。
    ただ、古いほうのMid 2011は大したお値段にもならないようですし、残しておいて以前からやろうと思いつつ見送っていたSSD換装を検討してみることに。

    このMac miniのHDDが500GBですから、できればそのくらいのほうが良いかなと思いますが、以前だと2万円くらい掛かったんですよね。
    今ではずいぶん下がって7000〜8000円といったところのようです。
    1TBでも良いくらいですが、それならMac Proの256GBをなんとかしたくなってしまいます。
    こっちはイマイチ適合が分からないので、JetDrive 820シリーズ辺りにしておくのが安心なのかな?と思われ、そうなるとまだ2万円クラスのようです。
    換装の作業や実用度としてはMac Proのほうが効果が大きいですけども、なにしろメイン機なのでバックアップからの復元も必要ですし…。

    むしろMac miniを同じディスプレイにつないでサブマシンにすれば、ちょっとした作業くらいならこっちでこなせて省エネかも。
    やや気になるのはキーボードとマウスもそれぞれに用意しないといけないところでしょうか。
    ロジクールのマウスやキーボードを使えば良いし、マウスはすでに持ってますけど、アレを使うと動作がやや不安定になりがちなんですよねぇ。
    ShareMouseSynergyでもなんとかなりそうですが、Surface Proの併用でも結局はメッセージを見落としたり、ファイルのやり取りが意外と面倒だったですからねぇ。

    リビングには27inch 5K iMacが2台配置されてますし、なかなか出番が見当たらないというのが正直なところではあります。
    HP-A8と組み合わせてPCオーディオ専用機という道もありますけど、これも画面が必要ですし…。
    ただ複数台テストで必要になることもありますから、時間がある時にSSD換装は一応やっておこうかなぁと思ってます。

    Filed under: Mac
    2019/05/27 2:00 pm | 2 Comments
  • 225月

    MacBook Proが静かにアップデートされました。

    今回もデザインに大きな変更はなく、私が使っていた2016年モデルを踏襲したものです。
    Touch Barも相変わらずで、これも不評のまま、なんとなく続いていますねぇ。
    それを上手く活用したアプリもあまり登場していませんし、どうせ次はFace IDになるのは目に見えてます。
    2016年モデルは先日手放したのですが、タイミングとしては良い時期だったかも。
    ちなみに今回更新されたのはTouch Barモデルのみのようです。

    今回も15inchのほうが強化は大きく第9世代のIntel Coreになっています。
    上位モデルだと8Core i9だそうで、うちのMac Proでは勝ち目は全くなさそうです。
    ただメモリ上限は13inchは16GB、15inchでも32GBというのはちょっと少ないなぁと感じてしまいます。

    GPUも15inchのほうは下位モデルでもRadeon Pro 555XからオプションでRadeon Pro 560Xに変更できますし、上位モデルになるとRadeon Pro 560XからオプションでRadeon Pro Vega 16やVega 20にすることができて、今だと15inchのほうが有利かも。
    以前もその傾向はありましたけどね。

    ただ、古いモデルも悪いことばかりでもなく(?)、「MacBook、MacBook Air、MacBook Proキーボード修理プログラム」が開始されています。

    以下の症状が出ていないとダメですが、無償で修理してもらえます。

    文字が勝手に反復入力される
    文字が表示されない
    押したキーがスムーズに跳ね返ってこない、または、キーを押した時の反応が一定しない

    うちのはそういう症状はなかったですが、打ち心地が良いとは言えなかったですし、交換してもらえる保証があれば買い替えの時にも有利でしょう。
    対象モデルは以下のようになっていて、なぜか2019も対象になってるのが意味不明ではありますが…。

    MacBook (Retina, 12-­inch, Early 2015)
    MacBook (Retina, 12­-inch, Early 2016)
    MacBook (Retina, 12-­inch, 2017)
    MacBook Air (Retina, 13-inch, 2018)
    MacBook Pro (13­-inch, 2016, Two Thunderbolt 3 Ports)
    MacBook Pro (13-­inch, 2017, Two Thunderbolt 3 Ports)
    MacBook Pro (13-­inch, 2016, Four Thunderbolt 3 Ports)
    MacBook Pro (13-­inch, 2017, Four Thunderbolt 3 Ports)
    MacBook Pro (15-­inch, 2016)
    MacBook Pro (15-­inch, 2017)
    MacBook Pro (13-inch, 2018, Four Thunderbolt 3 Ports)
    MacBook Pro (15-­inch, 2018)
    MacBook Pro (13-inch, 2019, Four Thunderbolt 3 Ports)
    MacBook Pro (15-­inch, 2019)

    これ以外にも「13インチMacBook Proディスプレイバックライト修理プログラム」も開始されています。
    以下の症状が発生するもので、いわゆるFlexgate問題にようやく手を打ってきた形です。

    ディスプレイのバックライトが、画面の底部に沿って明るい縦方向の領域を継続的または断続的に表示する。
    ディスプレイのバックライトがまったく機能しなくなる。

    この症状もうちにあった個体では発生してませんでしたが、面倒見が良いのは良いことではありますけど、もうちょっと早急に対処したほうが印象は良いですよね。
    2016の中古はかなり値段も下がっていますし、そういう意味では狙い目かもしれません。
    性能差を考えたらさすがに新しいほうが良いのは明白ですけど、2年後くらいには一新されるでしょうし、それまでの中継ぎ、延命というのも良いのかなとは思います。
    うちは当面、デスクトップがあれば良いかなと思ってますけどね。

    Filed under: Mac
    2019/05/22 2:30 pm | MacBook Pro 2019 はコメントを受け付けていません
  • 094月

    4TBの外付けHDDの空き容量が残り500GBほどになっているのに先日気づきました。
    I-O DATAの「HDC-LA4.0」を追加したのはおよそ2年半前ですから、1年で1TB以上消費するわけですねぇ。

    Blu-rayドライブも追加しましたが、それに焼いても全く埒があかないので、一度も焼くことはないままです。
    さらにNASもあるんですが、こっちはこっちで1TBくらいしか空いていません。
    TimeCapsuleもありますけど、これはもう3台のMacのバックアップで足りないくらいですし…。
    今回は一部をポータブルHDDに移して多少容量を増やしておきましたが、一時しのぎですね。

    容量を食っているのは明らかにデジタル一眼レフで撮った写真のRAWデータです。
    もちろん仕事関連のバックアップもそこそこ使っていますけどね。
    昔みたいにそれなりに容量のあるリムーバブルメディアも欲しい気はしますが、今だとそれがSDカードなんでしょうねぇ。

    RAWファイルは消しても良いのですが、容量を日々消費していくのは仕方ないところですし、HDDの寿命を考えれば追加を考えたいところです。
    最近だと4TBは1万円くらいですし、8TBなんていうのもあるんですね。
    容量比率でいくと8TBでも大差ないのですが、壊れた時のリスクがちょっと大きすぎるかなぁ。
    ただWDを買えば間違いなく中身はWDですけど、BUFFALOやIOだとHDDが特定できないところが気にかかるところです。
    データを多少縮小しつつ、そろそろSSDでも良いかなぁと思いつつ、USBでつないでしまっては速度が確保できないし、Thunderboltはあまり製品がないのでやっぱり順当に4TBかなぁ。

    そういえば他にもSoundgenicもあるし、TVにもHDDをつないであるんでした。
    なんだかHDDだらけで使うデータなんて限られるようにも思いますけど、昔に比べたら容量あたりの価格は劇的に安くなったわけで、その点はありがたいものだと思います。

    Filed under: Mac
    2019/04/09 3:00 pm | 4TB HDDがそろそろ満杯に はコメントを受け付けていません