1210月
相当久しぶりになりますが、カメラ店のジャンクコーナーでミノルタの銀塩ハーフカメラ「MINOLTA REPO」を見つけたのでゲットしてきました。
シャッターもしっかり切れてましたし、セレン光電池もまだ元気で露出計もしっかり振れていましたから、これは救出しておこうかなと。
実はこれまでにも何度かルポはジャンクで買ったことがあって、どれも何かしら問題があって、上手く動かなかったんですよね。
それでこのモデルにはちょっと悔いが残っていたというのも救出した理由です。
今回のも多少は問題があって、清掃していたら露出計の窓が外れたので、仕方なく軍艦部を開けて取り付けた程度のことはありましたが、そのくらいは昔取った杵柄で、なんとか問題なく修復できました。
シャッター速度はハッキリとはわかりませんが、変化はしているようです。
そもそもこの機種にはシャッタースピードが明示されてなくて、EV値のみの表記なんです。
搭載のシャッターがシチズン製、というあたりがなんだか縁も感じます。
ただ問題は撮影するか、というところなんですよね。
フィルムカメラはさすがにもうほとんど実際の撮影には使わなくなってしまいました。
近所のカメラ店で現像ができなくなった、というのも大きいです。
現像のみ、でもずいぶん値上がりしてるんでしょうし、それこそミノルタのフィルムスキャナが最新のEl Capitanでちゃんと動くんでしょうか…。
飾ったままというのもちょっとかわいそうですし、フィルムはまだ手持ちが残ってる(当然ながら期限切れですが)ので、ルポに限らずともフィルムカメラでの撮影もたまにはやってみるべきかな、なんて考えてはいます。
166月
先日のFinePix F800EXRといっしょに、OLYMPUSのコンデジ「STYLUS VH-515」もゲットしてみました。
発売時期もちょうどF800EXRとほぼ同じで、2012年9月だとか。
25-200mmと広角対応なのもようですし、CMOSシフトの手ぶれ補正もあるから実用性はなかなかです。
こちらは付属品がバッテリーのみだったこともあってか、F800EXRよりもさらにお安くなっていました。
以前ならこの価格だと液晶割れとかレンズ故障が定番でしたが、今はもう完動品なんですね。
そもそもコンデジの需要自体がなくなってしまっているのかも。
そういえばこの頃からバッテリーは本体内充電になっていて、このモデルも本来はそれ用のACアダプターが付いてたようです。
うちは汎用のユニバーサル充電器があるので、それで問題なしですが。
その関係もあってか、バッテリーを固定する爪がなくて、バッテリーとSDカードを収納する部分の蓋を開けるとバッテリーが飛び出してくる仕様になってます。
SDカードもそのままUSBでストレージとして読む前提なんでしょうね。
撮影してみた感じではF800EXRよりも素直な印象で、RAWこそないものの、JPEGで撮るにはこちらのほうが良い絵が撮れるかも。
出張から戻ってきたら持ち出してお散歩写真でも撮ってみようかと思ってるところです。
136月
ずいぶん久しぶりにジャンクコーナーで富士フイルムのコンデジ「FinePix F800EXR」を見つけたのでゲットしてみました。
実はこのカメラ、今も常用機として愛用していて、同じ機種を再び手にした形になります。
以前のはブラックで、今回のがシャンパンゴールドという違いがありますし、今回はまるで新品みたいにキレイで、充電器から説明書、箱まで付いているという違いがありますけどね。
1/2型の1600万画素EXR CMOS搭載と小さな素子ではありますが、25-500mm相当の高倍率ズームとRAW対応、それにWi-Fi転送が便利なモデルです。
この後のFシリーズはRAWに対応しなくなってしまったんですよねぇ。
今はこのクラスをXシリーズが引き継いでいる、という位置づけなのでしょうけれど。
とりあえず軽く動作確認に撮影してみましたが、写りの感じは元のブラックのほうがEXRっぽい紫被りが少ないような…。
ファームウェアは1.01で最新になってますし、別にその辺りのアップデートはされてないので個体差かな。
もちろん故障といったレベルの差ではなく、ちょっとした違いなんですけど、こういう違いって複数台入手してみると結構あるような気がするんですよね。
今度2台いっしょに持ちだして比較撮影してみようかな。
113月
久しぶりにCONTAXのフィルム一眼レフ「NX」をゲットしてみました。
実は最初にレンズ「Carl Zeiss Vario-Sonnar 3.5-5.6/28-80 T*」をジャンクで見つけて、それを試してみたかったから、なんですけどね。
このレンズ、AFが動かなくなる不具合が起きやすいようですが、しっかりこのレンズも動かなくなっていました。
ちょっと内部も見てみましたが、ギアの軸が空滑りしてるんだろうなと思われますけど、あえてMFでも別に良いかなと。
NEXなどにマウントアダプタで使うことも考えたんですが、電子制御タイプは高いし、そもそもAFが壊れているので意味がありません。
絞りがアダプタ側に付いてるタイプがあるようですけど、これでも結構なお値段なんですよねぇ。
NXは上位のN1と比べると普及機で、5点AF、1/4000秒シャッターなどですが、MFカメラとしては別に何の問題もありません。
CONTAXのMF機は結構まだたくさん持ってますが、質感もプラスティックながらもなかなか悪くない印象です。
レンズのほうもシグマのOEMなんて噂もありますけど、せっかくだから春に向けてフィルムを入れて撮ってみようかなと思ってるところです。
別に新しいカメラじゃなくても、すでにいっぱい手持ちがあるんですが、そこはやっぱり気分的に新しいほうが撮る気になりますからね。
101月
ずいぶん久しぶりな気がしますが、二眼レフカメラの「Princeflex」というのをゲットしてみました。
ジャンク扱いでしたが、革ケースも付いていてひと通り見る限り動作に問題はなさそうで、シャッターにもネバリがありませんでしたから、ゲットしておいた次第です。
見たところは良くある国産の二眼レフではありますが、プリンスフレックスという名前には特別な部分もあって、実は日本初の二眼レフカメラの名前でもあるんですよね。
ただしこの個体はそれではなく、戦後に発売された同名のものです。
フィルム送りのノブにオートマット的なものがなく赤窓式ですから、1953年に発売されたオリジナルモデル(といっても戦前のやつではなくて、あくまでも東洋精機光学から出たものとして)だと思われます。
とりあえずの問題はファインダーを覗いてもぼんやりしてピントが良くわからないというところでして、これはファインダーを外し、中のミラーを清掃したらかなり良くなりました。
スクリーンも清掃しましたけど、当時のはただのすりガラスみたいなものですから、これくらいが限界でしょうね。
レンズはビューレンズもテイクレンズも同じLuminar Anastigmat H.C 80mm F3.5です。
テイクレンズのほうはカビも結構出てましたが、前玉を外して清掃したらかなりマシになりましたが、カビ跡はまだ残ってるかな。
最悪上下入れ替えることも可能ですけど、鏡胴部分の構造が微妙に違うんですよね。
そもそも今から中版フィルムを入れて撮るのか?と言われたら正直答えに窮するんですけど、久しぶりのカメラの感触はなかなか良いものがあります。
2112月
かなり久しぶりにジャンクコーナーで出物を見つけてゲットしてきました。
ゲットしたのはRICOHのコンデジ「GX200」です。
最近はそんなにカメラ熱が高くないので普通だとこういうジャンクも見送ることが多いのですが、リコーの出物はそう多くないですし、GX200ならRAW撮影も可能ですからね。
レンズが飛び出した状態で動かなくなっていましたが、いつものように電源オンからモーターが鏡胴を繰りだそうとするタイミングに合わせて微妙な力で補助すると無事に復活。
ジャンクだからこそ出来る技で、成功するとは限らないわけですけどね。
AFやズーム操作などは問題ないようですが、ズーミング時に多少動きがギクシャクしているかなぁという気もしますけど、画像自体は片ボケなどもなく大丈夫そうです。
そこまで動くとあとは念の為にファームウェアを最新に。
V1.14になっていましたから最新のV1.25にしておきました。
実質的に後継モデルとなったGXRですら、いつ製造終了になってもおかしくない状況ですが、1/1.7型の1210万画素でRAW撮影可能ならまだまだ十分使えます。
GRDの前はGX8を愛用していた身としてはGX200は好みの感覚で使えそうですし、CCDシフト方式ブレ補正機能があるのも良いですね。
外観はこのモデルに良くある横のネジ取れがありましたが、そこは手持ちのネジを付けて問題なしです。
あとはレンズ周りのリングキャップがないのでレンズキャップも付かない状態でしたが、そこは手持ちのものの中でオリンパスのCAMEDIA用と思われるキャップがなんとか使えそうなので当面はこれを使おうかと。
GXシリーズというと開閉式のレンズキャップが有名ですけど、これを買おうとすると本体のジャンク価格よりも断然高くなってしまいますからねぇ。
まずはこの状態でGRDといっしょに持ち歩いてみようかと思ってるところです。