098月
ずいぶん前にも一度ゲットしたことがありますが、再びキヤノンのコンパクト「IXY DIGITAL 800 IS」をゲットしました。
当時はメインコンデジとして使った記憶もありますが、もう4年も前のカメラなんですね。
手ぶれ補正は付いたけど、ここから撮像素子が小さくなっちゃったんですよねぇ。
ただ、画素数も多くないから、このあたりがコンデジとしてのバランスは安定していたのかも。
もちろん時間が経てば1200万画素クラスも画素数をフルに活かせる性能を確保するようになるんでしょうが、今のところはまだ水増し的に感じる面も多々ありますからねぇ。
しかし、最近のカメラ関係の業績発表などを見ると、リコー、ニコン、キヤノンなど、意外にもここ最近のほうがデジタルカメラの売上は増えていて、業績も良いんだとか。
オリンパスは海外で調子が良くないとのことですから、海外で伸びているだけかもしれませんが、原価が下がっているというのもあるのかもしれませんね。
たしかにジャンクを分解してみると、最近のものほど、外観とのギャップが大きい印象です。
材質がプラスティックばかりというのもありますが、内部にマジックで手書きしてあったり、組み立ての精度が悪かったりと、品質の確保に苦労してるんだろうなぁという部分を結構垣間見ることもしばしばだったりします。
話を戻して、今回の800ISはもちろんという感じで完動品でした。
何一つ手を入れる部分がなくて、ジャンクいじりが好きな身としては物足りないくらいです。
ま、壊れてたら壊れてたで、がっかりなんですけどね。(^^;
078月
さきほど、SDカードを買ってきたというエントリーをしましたが、いつものようにジャンクコーナーもチェックしてきました。
そしていつものようにゲットしたのが、ペンタックスのコンパクト「Optio 430RS」です。
うちにもOptio 330がありますが、その後継機で2002年の発売です。
400万画素ですが、コンパクトフラッシュだったりするあたりが時代を感じさせます。
バッテリーも付属していましたが、少し膨れ始めていました。
それは破棄することにして、手持ちの同型バッテリーを入れたら、動作は問題なし。
すでにこの時期のものは動作に関係なく、ジャンクカゴ行きなんでしょうねぇ。
なお、兄弟モデルの330RSはCCD不具合のリコールが出ていますが、こちらのモデルは対象外のようです。
たしかに入手したものもCCDは問題ないようです。
1.8型と大きめのCCDなのも良さそう。
液晶の小ささや動作の遅さは時代を感じますが、なんとなく良く写りそうなオーラが出てる気がします。
手持ちのコンパクトがちょっとあふれ気味のような感もありますが、天気の良い日に持ち歩いてみようかな。
048月
いつものジャンクコーナーにミノルタのズームレンズ「AF ZOOM 24-50mm F4」があったので、ゲットしてきました。
1987年発売ということですから、わりと初期のレンズです。
ズーム倍率も2倍ほどと地味なスペックですが、24mmスタートということもあって、APSなデジタル一眼レフでは使いやすそうなので、探してたんですよね。
曇りが出やすいという評判をどこかで見た気がしたんですが、そちらは問題なし。
ただ、前玉部分がぐらついているのと、ズームリングのゴムが伸びていました。
ズームリングのゴムは斜めのデコボコに沿って切って、少し切り詰めた後、両面テープで貼り直して完成。
問題は前玉のぐらつきのほうでした。
ヘリコイドに辿りつくのにちょっと苦労しましたが、マウントを外す必要はなくて、マウントのすぐ近くにある細い黒いリングを外せば良いんですね。
で、分解してみると、ヘリコイドを支えている3つのネジ部分ががたついていました。
ネジがゆるんでるのかと思ったのですが、どうやら根元に負担がかかって、隙間ができてしまったようです。
仕方ないので、前玉とヘリコイドの隙間を埋めて、ネジに負担が掛からないようにし、そもそもガタつく隙間を減らしました。
根本解決ではないけど、実用上は問題ないかな。
実際にカメラに装着してみると、コンパクトなのと最短撮影距離が35cmと短めなので、使いやすそうな感じですね。
Tokinaの20-35mmやミノルタの24-85mmなども持ってるけど、ちょっとサイズが大きいですし。
次は単焦点で20mmや24mmあたりを狙ってみようかな。
038月
以前、みんぽすさんにもお借りした富士フイルムの屈曲系コンパクト「FinePix Z700EXR」ですが、今さらながらゲットしてみました。
あと1週間も経たずに後継モデルのZ800EXRが発売になるわけですが、その分、Z700EXRの値下がりもかなりのものなんですよね。
新品でも1万円台前半ですから、中古だとかなりお買い得なお値段です。
というわけで、私はいつものように中古でのゲットなんですけどね。
ZシリーズはZ3、Z100fdに続いて3台目になります。
そういえば色もZ3がピンク、Z100fdが赤、そして今回もピンクですね。
Z3は紗羅が長く愛用していたので、今回のZ700EXRも使ってもらっても良いかも。
ちなみに、紗羅の現在の愛用コンパクトはμ720swであります。
267月
ずいぶん前からジャンクコーナーに並んでいたものの、ちょっとお値段が高めだったので見送っていたミノルタのレンジファインダー機「MINOLTA V3」が値下げされていたので、ゲットしてきました。
デザインが現代的に感じていたので、もうちょっと新しいのかと思っていましたが、1960年の製品なんですね。
確かにセレン光電池で、メカニカルなシャッターですから、それを考えれば確かにそのくらいの時期になります。
そのメカニカルなレンズシャッターで、1/3000秒という高速シャッターを実現していて、私も以前から狙っていた、割と珍しいモデルです。
ただし、高速シャッターはちょっとした裏技で実現されていて、実はシャッターは完全には開き切らず、1/3000秒時はF8以上に絞らないといけませんし、1/2000秒でもF4まで絞る必要があります。
それでも当時のメカニカルレンズシャッターで1/1000秒F1.8を使えるというのは、かなりのものだと思います。
当時はそれを活かせるだけの高感度フィルムがあまりなかった気もしますが、今なら結構役立つ場面は多いですよね。
カメラの状態としては鏡胴が少しがたついていたのと、距離計が途中で止まってしまう症状がありました。
鏡胴はバラしてネジを締めなおしたら復活しましたが、ちょっと締めすぎたり、組み具合が悪かったりすると、シャッターが切れなくなったりとなかなか繊細な構造でした。
距離計のほうもバネが弱ってるのかと思いきや、距離計の可動部の起点となるネジが締まりすぎていたようです。
外観は新しい印象もありますが、中を見るとやっぱり年代を感じますね。
以前見たものだと、ミノルタ35にどことなく通じる印象もありました。
ミノルタのカメラはなんとなく好きなので、今後もSuperAとかTC-1、ルポあたりを探してみたいですね。
あと、以前持っていたminolta35、CLEあたりもまた使いたいなぁと思っています。
237月
週末は新製品の発表も少なめですから、またいつものジャンクですみません。
今回はニコンのコンデジ「COOLPIX SQ」です。
310万画素の旧世代機ですが、結構一世を風靡したモデルですね。
売れたというよりも、その奇抜なデザインが印象に残った感じですが。
今回調べてみると、この機種はOEMではなく、仙台ニコンで開発したんだそうです。
当時、ニコンはスイバルに注力してましたから、意欲作だったんでしょうね。
今となってはスイバルはすっかり消え去ってしまった感じですが。
動作のほうはこれまたいつものように全く問題なしです。
バッテリーも付属していて、これもまだまだ使えるようです。
コンパクトフラッシュも容量が大きめのものでもOKみたいですし。
最近のコンパクトはOEMがメインのようですが、またこういう特徴的な機種を出して欲しいかも。
レンズ交換式あたりで、ちょっと独創的な展開をしてくれたらなぁと期待してますが、どうかな?