0710月
いつものジャンクコーナーに、ペンタックスの単焦点M42レンズ「PENTAX SMC Takumar 50mm F1.4」があったので、ゲットしてきました。
デジカメですらゲットの頻度が下がっていますが、単焦点レンズとなると、かなり久しぶりかと。
価格はいつも以下のワンコインとあっては、さすがにゲットしてしまいます。
それだけにやはりカビはかなりありましたが、そこは以前の勘を蘇らせつつ、分解清掃しました。
ペンタックスのM42レンズは比較的分解しやすいので、清掃は楽ですけど、今回は前の飾りリングがちょっと固めで苦労しました。
その後のカニ目リングあたりはすんなり外れて、やはり楽な構造でしたが。
タクマーはかなり大量に持っていますが、今回のはSuper-Multi-Coatedではなく、短縮形のSMCの記載になっていますし、ヘリコイドにゴムリングが巻いてあるので、かなり後期のものかと。
本体への絞り伝達機構も搭載されていて、M42の最終型という感じですね。
そんな細かいバリエーション違いでうんちくを語るようになったら、ほんとはダメなんですけど…。
上の写真を撮るにあたって、久しぶりにPENTAX SPを出してきましたが、やっぱりこの感触はなんともいえません。
フィルムを詰めて撮りたいところですけど、まだ撮り終えてないものも多いですしねぇ。
とりあえずα-M42アダプタあたりで遊んでみようかなと思いますが、はてさてアダプタはどこに仕舞ったか探さなくてはいけません…。
259月
いつものジャンクコーナーでPanasonicのコンデジ「DMC-FX37」を見つけてきました。
今回もバッテリー付きだったので、店頭で動作は確認できましたが、問題は大きなCCDゴミでした。
これは以前、DMC-FX40で分解清掃したことがあったので、購入後すぐに掃除完了です。
写真のC37と書いてある板を3本のネジを緩めて外せばCCDが出てきます。
なお、実際にはこの板状の部品の上にシールド用なのか、全体を覆うような鉄板が載ってます。
ゴミはブロワーで吹けば簡単に取れますが、近くにはストロボ用のコンデンサもありますし、あくまでも自己責任で。
さきほどのFX40もありますし、4倍ズームのFX35もありますが、今回のFX37はちょうどその中間で、1070万画素に25~125mmの5倍ズームというスペックになっています。
ただ、ハイビジョン動画が撮れますし、どちらかと言えばFX40寄りですね。
2008年モデルですが、CCDにゴミが付いただけでも、もう修理はしてもらえないんですねぇ。
ちなみにPanasonicのコンデジ修理料金は一律8400円になっているので、液晶割れやレンズ破損など、大きな破損の時は結構お得なお値段です。
写りのほうはそろそろ高画素化の弊害が出始めていて、等倍だとモヤモヤした感じですけど、色乗りはパナソニックらしい赤で良いかと。
そういえば、最近、LX3やLX5あたりもずいぶん値下がりしてきてるので、そっちも狙ってみたいんですよね。
さすがにこのクラスはジャンクは無理そうですが、ぼちぼちと安いのを探してみようと思います。
239月
いつものジャンクコーナーでキヤノンのコンデジ「IXY DIGITAL 510IS」を見つけたので、ゲットしてきました。
症状としては液晶割れと並ぶくらい多い、レンズ鏡胴の曲がりでした。
おそらくぶつけたか落としたかだと思いますが、もう慣れたものなので、カチッと元に戻して完了です。
ただ、結構それなりにコツが必要なので、あくまでも自己責任で。
まだ型番の間の「DIGITAL」が残ってる時代の機種ですが、約1210万画素の1/2.3型CCDが載ってます。
下手にCMOSになる前のモデルだから、写りはそこそこ良い感じです。
動画もH.264で720pが撮れるので、ちょっと使うには十分かな。
バッテリーも付いていましたし、まだまだ使ってあげたいと思います。
219月
カメラの新製品が目白押しの中、いつものジャンクコーナーでSONYのコンデジ「DSC-W1」をゲットしてきました。
少し前からカゴの中に入ってるのは気づいてたんですが、さすがに今さらという印象もあって、しばらく見送っていたんですよね。
しかし、どうも売れる気配もなさそうなので、確保してきた次第です。
2004年発売ということで、さすがにだいぶ古く感じますが、有効画素数510万画素で、しかも1/1.8インチとちょっと大きめの素子というのは魅力です。
単3電池2本で動くから、バッテリーの心配もないですしね。
ただし、メモリカードはDuoではない大きいサイズのメモリスティックです。
アダプタ経由で512MBのDuoを挿していますが、枚数表示がちょっとおかしい以外は問題なく動作しているようです。
まだ軽く動作確認程度ですが、素子が大きく画素サイズに余裕があるだけに描写は良い感じです。
ちょっと寒色っぽい発色は当時のソニー機を思い出しますし、Vario Tessarの銘も健在という印象です。
ただ、ここまで書いてみたところで調べてみたら、以前にもゲットしているんですね。
すでに手放してたと思いますが、その辺りの記憶がもう曖昧なのでありました。
198月
いつものジャンクコーナーで久しぶりに銀塩カメラをゲットしてきました。
ヤシカの金属コンパクト「YASHICA ELECTRO 35GX」です。
一世を風靡したヤシカエレクトロの中でも最終に近いモデルで、あのデカさはありませんが、それでもやっぱり金属カメラのズッシリ感は良いですね。
ただ、昨今のフィルムカメラの状況はひどいもので、このカメラもたくさんのプラカメやデジカメたちの中に埋もれて、いつものワンコイン以下のお値段で置いてありました。
電池がHM-N型ということで、その場での動作確認はできませんでしたが、帰ってから電池を入れてみると特に問題なしです。
レンズにほんの少しカビはあるくらいでしょうか。
HM-Nは電池アダプタを持ってたはずですが、久しぶりすぎて見つからないんですよねぇ。
仕方ないので、アルミホイルとLR44でやってますが、接触不良になりがちなので、フィルムを入れるまでにはアダプタを見つけたいところです。
317月
先日のJX500の修理で存在を思い出した同様の症状だったモデル「FUJIFILM A100」も分解してみました。
症状としては全く同じで、電源ボタンを押しても反応がないものの、再生ボタンを入れ、その後、シャッターボタンを押せば撮影はできる、というものです。
電源を切る手段はないわけですけどね。
そして、修理も全く同じで、液晶パネルと基板の接触をしっかりしてやることで動くという…。
完全にバラしたわけではないので、正確にここが接触不良というのを特定してないんですが、こっちのほうが挙動は安定しています。
珍しいことにFinePixではないコンデジなんですが、X10やX-Pro1とはおそらく逆の意味合いで、安すぎて名乗るのをためらった感じでしょうか。
他社にもそっくりな機種があるので、おそらくOEMによる部分も多いのでしょう。
ただ、写り自体は比較的良い感じで、その辺りもJX500に近い印象があります。
なお、ファームウェアが最初は1.00だったので、これは1.02にアップデートしておきました。
ジャンクコーナーには似た感じのAX250だか、AX300だかも見かけました。
同じ症状かどうかは確認してませんが、ジャンクコーナーの常連になるというのはメーカーにとってもあまり良いことではないですねぇ。
液晶割れなどの物理的破損とは違うのですし、今後発売のモデルで対策していってほしいなぁと思います。