297月
いつものジャンクコーナーで富士フイルムのコンデジ「FinePix JX500」を見つけたのでゲットしてきました。
この機種、本来は海外モデルですが、国内でも量販店やチェーン店などでは廉価モデルとして販売されているようです。
今年の2月発売ですから、本来なら保証も効くと思うのですが、その辺りもあってジャンクにしたのかな。
ということで定番のバッテリー、NP-45を入れてみますが、最初は電源が入らず。
それではと再生ボタンを押してみると、こちらは問題なくメモリカード内の画像を見られることもありました。
そのまま修理に出すという手もありますが、ジャンクでゲットしたものですし、ここは分解してみることに。
電源スイッチ周りの接触不良かなぁと推測してたんですが、どうやらそうではなく、液晶パネル部分のアースが浮いている?ために動作が不安定になってる印象です。
ここを接触させるように組み立てなおしてみると、無事に動作するようになりました。
ちなみに以前、そっくりの症状で放置してあった別のFinePix廉価機も全く同じ対処で動き出したので、潜在的に同じ問題を抱えた機種が多数ありそうです。
JX500のほうは新しいだけあって、廉価モデルと言いつつもフルハイビジョン動画にも対応していますし、35mm換算で26-130mm相当の5倍ズームですし、1400万画素CCDと、普段使いには十分過ぎるスペックです。
それだけにメーカーもコストダウンが厳しいのだろうなぁというのは内部の作りも見ても感じますけどね。
あまりの暑さと夕立でまだ少ししか撮れていませんが、気軽に持ち歩くにはなかなか良いモデルそうなので、しばらく持ち歩いてみようかな。
同様の症状で修理できた機種もまた後日、紹介したいと思います。
037月
いつものジャンクコーナーにオリンパスの「C-5050ZOOM」があったので、ダメ元でゲットしてきました。
2002年と古いモデルではありますが、当時は128000円もした高級機ですから、まず動かないだろうなぁと。
しかし、これが予想に反して動いております。
もちろん全然不具合がないわけではなく、内蔵ストロボが発光しないようですけど、それほど実害はないですし。
そのままだとチャージで待たされるのか、起動が遅くなるんですが、ストロボの設定を外部にして、さらに念のため、発光禁止にしておけば、それも問題なしです。
この機種の特徴はやはりF1.8~F2.6という明るいレンズでしょう。
35~105mm相当と昔の定番的焦点距離ですが、XZ-1の原型とも言えそうです。
1/1.8型500万画素でRAW撮影も可能ですし、メモリカードもデュアルスロットでコンパクトフラッシュ、xDカード、スマートメディアまで使えますし。
とりあえずこれがあれば、当面はXZ-1は要らないかも!?
もちろん大きさはさすがに時代を感じるサイズです。
マグネシウム合金採用の質感は良いんですが、単3電池4本駆動ですから仕方ない面もありますね。
さすがに出張に持って行くには不安もありますし、サイズも大きいので、出張から戻ってから本格的に使ってみようと思います。
296月
いつものジャンクコーナーでオリンパスのコンデジ「IR-500」をゲットしてきました。
この機種、i:robeという、ちょっと変わったコンセプトで出ていたモデルです。
プリンタやストレージHDDなどと組み合わせて使う提案とか、さらに音楽系のm:robeなどもあって、かなり冒険というか実験的な要素に挑戦していた頃ですね。
正面のカバーはクルッと後ろ側まで回って、液晶モニターになります。
中身は屈曲系のレンズという、今考えてもかなり斬新なものです。
最新の機種と比べればズーム倍率も低く、400万画素と、完全に老朽化したスペックですが、高級感と珍しさはまだまだ立派なものかと。
動作自体は特に問題なく、バッテリーも昔のμシリーズと共通なので、手持ちの物が結構あります。
ちょっと持ち歩いてみましたけど、写りもかなり好みな感じです。
最近のオリンパスで言うとマイクロフォーサーズの風合いに似ている印象です。
XZ-1あたりもこういう雰囲気だったら使ってみたいかもしれません。
276月
いつものジャンクコーナーにキヤノンのコンパクト「PowerShot A720IS」があったのでゲットしてきました。
たしか大きめの素子じゃなかったかなぁと思ってゲットしたんですが、普通に1/2.5型でした。
その分、6倍ズームと当時にしては高倍率ですが。
単3電池で動作するモデルで、eneloopを入れると無事に動作してくれましたが、ひとつ問題が。
シャッターボタンの半押しが効かなくなっていて、全押しのみなんですよねぇ。
AFロックができないので、かなり撮りづらい感じです。
一応開けてみましたが、スイッチそのものが劣化している状態なので、修理は厳しいかも。
MFもなかなか良く出来てるので、MF専用機にしたほうが良いでしょうね。
この機種じゃなくちゃ、というポイントが少ないので、ちょっと残念な感じですけど…。
ちなみにS2ISもゲットしてきましたが、こちらはシャッター幕が開かず、画面が真っ暗。
OLYMPUSのVG-140はUSBケーブルが接続されてると勘違いしてる状態で、どちらもダメでした。
いつもうまくいってるように見えがちですが、こういう失敗もあるんですよ。
だからこそ、うまくいった時はうれしいし、イジること自体が楽しみでもあるんですけどね。
216月
いつものジャンクコーナーでキヤノンのコンデジ「IXY DIGITAL 930IS」を見つけたので、ゲットしてきました。
実は以前にも所有していたんですが、その後手放したんですよね。
今回はジャンクでのゲットということで、バッテリーも付いていたものの、その場では全く反応なしの状態でした。
今使っている25ISと同じバッテリーということもあり、とりあえずそれだけでも良いかなぁと。
で、帰ってからバッテリー残量を確認してみると、バッテリーはしっかり動作しています。
ただ、本体の方は相変わらず無反応。
そこで以前にゲットしておいたもう一台のジャンクと基板を交換してニコイチしちゃいました。
写真左側の基板を交換すると、あっさり動作するようになりました。
どうもバッテリー蓋の開閉検知スイッチが悪いような感じですね。
これでまた930ISを使うことになりそうで、広角が使えるあたりはうれしいところです。
一応うちにあるIXYの中では最新ですしね。
しばらくは再発の可能性もありそうですし、25ISと比較がてら、両方持ち歩いてみることにします。
285月
久しぶりにいつものジャンクコーナーでキヤノンのコンデジ「IXY DIGITAL 25IS」をゲットしてきました。
この機種は以前に色違いのものをニコイチしていて、今も紗羅が愛用しているのですが、使い勝手が非常に良いのと、以前も書いたとおり、CHDKでRAW撮影も可能ということで、もうひとつゲットしておこうかなぁと。
今回のは当初レンズエラーでしたが、バッテリーも付いていたし充電器もありますから、それだけでも良いですし。
そういうふうに思っている時に限ってあっさり治るもので、レンズ周囲の部分をちょっと清掃しただけで普通に動くようになりました。
沈胴タイプのコンデジは大抵、鏡胴の周りに輪ゴムみたいなのが付けてあって、これが加水分解などでベタついていたのかもしれませんね。
他の動作は全く問題なしで、分解すら不要で完動品となりました。
まぁ、先日ゲットしたCOOLPIX P3はバッテリーボックスの開閉を検知するセンサーがダメで、レストアに失敗してますから、いつもいつもうまくいくわけではないんですけどね。
撮像素子こそ小さいものの、この頃はいろんな部分がまだ欲張っていない分、素直な作りのような気もします。
コンデジの価格競争が当時以上に厳しくなっていますから、メーカーも当時のようなコストは掛けられない部分もあるのかも。
特筆するようなスペックはありませんが、バッテリーの持ちが非常に良いですし、あまり撮影することもない出張時のお供とかに活用する予定です。