072月
近所のカメラ店のジャンクコーナーでソニーのコンデジ「DSC-T2」をゲットしてきました。
最近はカメラ系のゲットが減っていましたから、私にしては久しぶりですね。
今回はバッテリーも充電器も付いていたのもあり、動作は店頭で確認できました。
そこまで付いていたら、もうジャンクとは言えないような気もしますけどね。
タッチパネルになってる機種ですが、それ以上に特徴的なのが約4GBの内蔵メモリでしょう。
当時としてはかなり大容量だった記憶があり、830万画素のこの機種だと1200枚くらい撮れるみたいです。
ただ、いくらメモリスティックデュオが挿されていても内蔵メモリがいっぱいになるまではメモリスティックには保存されない仕様というのが、なかなかすごい割り切り具合です。
もちろん、内蔵メモリからメモリスティックへのコピーは出来ますけど、こういうあたりがソニーらしいなぁという気もします。
それならもう内蔵メモリに記録するしかないなぁとなるわけですが、残念ながら本体とパソコンを接続するケーブルが付属していません。
本体側の端子も普通のものではなく、ソニー独自のマルチ端子になっているんですよねぇ。
そこで、DSC-WX1に付属していたケーブルを引っ張り出してくると、これがピッタリ。
これで安心して使えます。
ちなみにWindowsなら内蔵メモリに入ってるアプリを起動して、すぐにWebにアップロードなんてことも可能ですが、Macには非対応なのはやっぱりソニーって感じです。
2007年の発売で、内蔵メモリなどの機能を除けば、ベースはDSC-T70とのこと。
この機種は私も結構愛用していた機種で、画素数もコンデジとして程よい感じですし、GRD3の補助みたいな役割で活躍してもらおうかなぁと思っています。
151月
久々に近所のカメラ店のジャンクコーナーでコンデジをゲットしてきました。
今回は富士フイルムのコンデジ「FinePix F100fd」です。
バッテリーはなく、店頭では動作確認できませんでしたが、部品取りでも良いなぁと買って帰りました。
しかし、戻ってから電池を入れるとあっさり完動。
何もすることなくて、逆に寂しいくらいですが、FinePix F60fdがお気に入りなので、その後継モデルが格安で手に入ったのはほんとにラッキーでした。
FinePix F60fdとほぼ同じ1200万画素のスーパーCCDハニカムHRですが、個人的にはEXRよりもこれが好きなんです。
レンズが28-140mmの5倍ズームになったので、描写はややF60fdのほうが良いかなぁという気もしますが、28mmスタートというのは使いやすくて良いかも。
ただ、広角側はかなり歪曲があって、とりわけプレビューは相当派手な樽型です。
撮影後に実際にメモリに残った絵はそこまでではないですが、デジタル補正が入ってるというのはちょっと残念ですね。
とは言っても、1/1.6型のハニカム機はもうないですし、これは結構愛用しそうな雰囲気です。
0312月
先日、こちらもいつものジャンクコーナー(こっちはカゴ)で、リコーの銀塩コンパクト「HI-COLOR 35」をゲットしてきました。
こちらはいつものワンコイン(正確にはツーコイン)で、シャッターが切れることは店頭で確認できました。
ちなみにこの機種、オートハーフと似た機構なので、ゼンマイを巻くにはフィルムが入ってないとダメなんですが、フィルム送りのギアを指で押さえておけば、シャッターチャージ可能なのです。
しかし、当然不具合はありまして、まずはヘリコイドが固着していました。
なにか特殊な仕掛けでもあるのか?と思ったのですが、単純に固まっていただけで、まずはグイッと回して、あとはグリースをちょっと入れてあげて復活です。
もうひとつは露出計が動いてません。
電池は本体上部の星みたいな絵の部分に入れるんですけど、まずはここが開かないところから始まります。
こういう固着はいつものようにゴム(印鑑用のゴムマットを愛用してます)で、ここもグイッと。
電池は入ってませんでしたが、LR44を入れてみますが、やっぱり不動。
内部配線っぽい気もしますが、分解すると結構大変ですしねぇ。
シャッタースピードと絞りは手動でも指定できるので、とりあえずはこのままでも良いかな。
あとはオートハーフと同じく、フィルム室に大量に使われてるボロボロのモルトを補修して完成です。
このモルトも習字の下敷き(裏にゴムが貼ってあるやつが使いやすい)を切って代用してます。
ゼンマイはまだまだ元気でフルに巻いたら14枚くらいまでいけますし、一応これでいつでも撮影可能になりました。
1968年発売のカメラで、私と同い年です。
この頃のリコーは今のGRみたいな路線ではなく、どちらかというと大衆路線だったのですが、RICOH 35mm F2.8もなかなか優秀なようです。
当時のリコーのレンズはOEMが多く、富岡光学やズノーあたりがあったような記憶があります。
このレンズがそれらなのかはちょっとわかりませんけどね。
0212月
近所のカメラ店のジャンクコーナー(カゴでなくガラス棚の中ですが)で、フォクトレンダーの中判蛇腹カメラ「Bessa 66」を見つけたので、ゲットしてきました。
さすがにいつもの「ワンコイン」というわけにはいきませんでしたが、かなり格安でした。
最近は中判カメラの人気が急激に冷え込んでる感じですからねぇ。
店頭で蛇腹の穴だけはチェックしましたが、その点は問題なし。
ただ、シャッターは固着しているようでした。
あとでチェックすると、本体にあるシャッターボタンからシャッターユニットに伸びるレバーが何かの拍子に下側にすり抜けていて咬み合っていないだけでした。
それを治してあげたら、あとは問題なしです。
ベッサ66にもいくつかバリエーションがあるようですが、これはレンズにVASKAR 75mm F4.5が付いていますから、廉価モデルでしょう。
レンジファインダーもないですが、ファインダーの見え自体はなかなかです。
1940年代のカメラだと思いますが、良い状態で残っているものです。
スプールにはKodakの金属製のものが入っていましたから、コレクションだったものでしょうね。
同じジャンク棚にオリンパスSIXやマミヤSIXもあったので、同じ所有者が手放されたのでしょう。
マミヤSIXはレンジファインダーもあって、なかなか捨てがたかったんですが、フォクトレンダーから銀塩カメラ収集を始めた私としては、こちらを選んでしまいました.。
ベッサのほうがコンパクトで持ち歩きやすそうですしね。
最近はフィルムが高くなっているので、なかなか気軽に撮るというわけにもいきませんが、のんびりスローペースで試してみたいと思っています。
1911月
先日のCOOLPIX S4といっしょに、同じジャンクコーナーでキヤノンのコンデジ「PowerShot S40」をゲットしてきました。
2001年発売のこのカメラ、すでに持ってる(実は忘れてたけど)んですが、バッテリーが付属していたこともあり、ゲットしてきた次第。
バッテリーは切れていたので動作は店頭で確認できませんでしたが、カメラ本体かバッテリーのいずれかが生きてれば十分と思ったんですよね。
これまた、こういう時に限って両方とも動きます。
本体はかなり汚れてましたが、この機種の弱点、レンズカバーは問題ないようです。
1/1.8型の素子ということで、今のS95、S100などに通じるシリーズです。
RAWにも対応していて、400万画素という画素数を除けば今でもまだまだ使えるカメラですね。
当時はこれでも高画素の弊害が…なんて言われたものですが。
ちらっと試し撮りしてみると、ちょっと彩度が高めな印象ではありますが、なかなか良い感じです。
コンパクトフラッシュへの保存速度もなかなかで、当時からキヤノンは動作が機敏だったんだなぁと感じます。
新しいS100あたりも気になりますが、私が手を出すならせいぜいS95止まりでしょうか。
1711月
久しぶりに近くのカメラ店のジャンクコーナーでニコンのコンデジ「COOLPIX S4」をゲットしてきました。
2005年発売のモデルですが、当時でも珍しくなっていたスイバル機として、今でも割と根強い人気がある機種だったかと。
記憶ではその後のS10がラストモデルだったはずですね。
S10とは違い、手ぶれ補正がなかったり、バッテリーが単3電池だったりしますが、むしろ乾電池で動くほうが便利とも言えるかも。
店頭ではあいにく乾電池を持っていなかったのですが、動かなくても良いか、という気持ちでゲットしてきました。
でも、こういう時に限って、何も問題なく動くんですね。
外観にキズが多く、レンズ部分にフィルタを接着してあるのがジャンクになった理由かと。
ソニーのおそらくビデオ用と思われる37mmのフィルタの外枠を接着してあるので、フィルタを接着できるのは、かえって好都合です。
たしか37mmからのステップアップリングもあったはずですし。
ちゃんとした撮影はまだですが、1/2.5型と小さめな素子とはいえ、当時は600万画素だから、まだ受光面積も余裕があったかと。
低感度で撮ればまだまだいけそうです。
38mmスタートというのはさすがに時代を感じますが、380mm相当までF3.5通しのレンズで遊んでみたいと思います。