1512月
先日ベータ版が公開されたばかりの「Google日本語入力」ですが、
当初対応しなかった64bitに対応したバージョンが公開されたようで。
私の環境ではWindowsもMacも32bitを使ってるので確認はしてませんが、
VistaやWindows 7の64bit Edition、そして、およびSnow Leopardの
64bitカーネルモードでも動作するようになったとのこと。
今回は64bit対応以外の変更はないので、自動更新はされないそうです。
機能や辞書が更新されたら、自動更新がかかる仕組みにはなってる
みたいです。
それにしても、こうなってくるとATOKなどの市販品は厳しいですねぇ。
実際にMacではなんとなくGoogle日本語入力を使い続けていて、
困る場面はあまりないですし。
辞書が使えるあたりはATOKのメリットではあるのですけど、来年発売の
2010は、不景気も重なって、かなりのダメージを受けるんじゃないかなぁ。
「ATOK for iPhone」や「ATOK for Google Chrome」なんていう噂も
あるようですが、この分野にもGoogleが乗り出してくる可能性は大いに
あるわけですし…。
前途多難だとは思いますが、Googleだけでは面白くないですし、
切磋琢磨しつつ、改良していってもらえたら良いなぁと思います。
1112月
先日、「Virtual Router」を使って試した仮想ルータですが、
BUFFALOの「WLI-U2-KG54L」でNGだったので、「GW-USMicroN」で
再挑戦してみました。
まずは純正のドライバを入れて試しますが、これはあえなく失敗。
チップが「Ralink RT2870」なので、Ralinkからドライバを落としてきて
これも試しますが、そのままではうまくいきませんでした。
結論からいくと、ドライバを一覧から選択しないと、Ralinkのドライバを
うまく認識しないようです。「Planex Communications. Inc.」の中にある
「PCI 802.11n Wireless LAN USB Adapter(Ralink Technology. Corp)」
というドライバを適用させると、仮想ルータの機能が使えました。
ただし、「Virtual Router」は起動時にハングしてしまって、これまたNG。
似た機能のソフト「Connectify」のほうで、やっと成功です。
早速、作成したアクセスポイントにiPhoneでつないでみましたが、
なかなか快適な速度で接続できました。
Connectify posted by (C)MacBS
Windows 7が必要な点やサポートしているアダプタが少なく、
動作環境がシビアなので、積極的におすすめできる段階では
ありませんが、既存環境でどうしてもアクセスポイントが欲しくなった時には
有効な手段だと思います。
1012月
Ubuntuをファイルサーバにするニーズが出てきそうなので、Sambaを使って
ファイル共有サーバを立てる方法を簡単に調べておきました。
書いたとおり、ファイル共有には「Samba」を使います。
Samba自体のインストールは簡単なものです。
apt-get install samba
設定も必要な部分だけの変更で十分そうなので、「/etc/samba/smb.conf」に
共有フォルダの指定だけ追加しました。
[public]
path = /var/samba/public
writable = Yes
もちろん、共有フォルダは事前に作成しておいて、書き込み権限を与えておく
必要があります。
mkdir /var/samba/public
chmod 777 /var/samba/public
Sambaへのアクセスユーザーを作ってあげる必要があるので、これも作成。
そして、Sambaアクセスに追加して、パスワードも設定しておきます。
adduser smbusr
smbpasswd -a smbusr
あとはSambaを再起動すれば、共有の完成。
/etc/init.d/samba restart
ほかにも細かい設定がいろいろできると思いますが、とりあえず通常用途なら
これで十分でしょう。
本格的なサーバはともかく、ちょっとファイル共有する程度のサーバなら、
古いPCにUbuntuを入れて、仕立てるのも良いかなぁと。
近いうちに、PHPやMySQLといっしょに、一台整備しようかなぁと思っています。
1012月
Windows 7の新機能を使って、USB無線LANアダプタをアクセスポイント化
してくれる「Virtual Router」というソフトを試してみました。
とりあえず、使っていなかったBUFFALOの「WLI-U2-KG54L」を
持ってきたのですが、これが失敗でした。
このアダプタのチップはZyDASのZD1211/ZD1211Bというもので、
アダプタのWindows 7対応すら、ようやく、という感じなんですねぇ。
ドライバはメーカーサイトや同じチップを使ったプラネックスの「gw-us54gxs」
などで配布されていましたが、どれもダメ。
同等の機能を実現する「Connectify」というソフトも試しましたが、
こちらはZyDASのチップには未対応と、しっかり書かれてありました。
うちにはほかにも「GW-USMicroN」があるので、そっちで試そうかなぁ。
あれはチップが「Ralink RT2870」なので、少なくとも「Connectify」は
対応しているようですし。
うまく動きさえすれば、手軽にちょっとだけアクセスポイントを設置できるので、
結構便利そうです。
Windows 7が必須なのが、ちょっとまだ敷居が高い部分もありますけど。
近日中に、ぜひリベンジしたいと思います。
0912月
私も最近、Macのメールクライアントとして2.0、3.0βと使ってきた「Thunderbird」が、
ついに正式版の3.0として公開されました。
この際なので、Windowsのほうにもインストールしてみましたが、これもなかなか
快適な感じです。
新規のインストールでしたが、Outlookからのアカウントの引き継ぎは
できなかったものの、最初にメールアドレスとパスワードだけ入力すれば
あとは自動で、POPとSMTPを探してくれて、簡単に送受信できるようになりました。
SMTPのポート番号に587を指定する必要がある環境でも、ちゃんとこれを
自動で設定してくれたから、結構賢いかも。
ただ、iPhoneのメール設定は自動では無理でした。
以前から使っているShurikenもかなり良いソフトですが、会社では買ってもらえない
ことのほうが多いですからねぇ。
アドオンでの機能拡張もできますし、バージョンアップでかなり良くなってると
思いますので、メーラをお探しの方は候補に入れてみても良いかと思います。
0912月
以前から拙作のフリーソフトのインストーラ作成に利用させてもらっている
「EXEpress CX 5」が、いつのまにかWindows 7に対応しています。
以前のバージョンで作成したインストーラだと、インストールの最後のところで
「インストールが正常に実行できませんでした」といった感じのメッセージが
表示されてしまうことがあったんですよねぇ。
その状態でもインストール自体は正常に終了していたんですが、やっぱり
少し気になるので、新しいバージョンでインストーラを再作成しておきました。
結果はもちろん、エラーもなく、すっきりインストール完了のようです。
差し替えたのは拙作のランチャー「MBLaunch」のスタティックリンク版。
ちょっとサイズは大きくなりましたが、これでWindows 7対応も一応OKかな。
あとはヘルプを変更しなくちゃいけませんね。
今さらHTMLヘルプにしてもしかたないので、オンラインヘルプにすべきかな。
Microsoftから提供されているWindows 7用のWinHelpを入れれば、
一応見られることは見られるんですが、最初から入れておいてくれれば良いのになぁ。