• 255月

    一度はメディアプレーヤーに仕立てようかと思った「Shuttle XS35V3」ですが、ドライバの関係などで挫折してしばらく放置していました。

    Ubuntu Studioを入れてみたりもしましたが、メモリ2GBだとやや厳しいという面もあったんですよね。
    そこでふとMac miniに元々付いていたメモリが余ってるのを思い出し、適合するか調べてみるとどうやら大丈夫のようです。

    余ってると言っても1GBが2枚で、すでに2GB1枚で1スロット埋まっていますから、1GBを追加できたのみですけどね。
    どっちみちXS35V3自体、最大4GBまでですし、64bit OSに対応できないので十分ではありますが。
    ちなみにドライブはSSDで、IntelのSSD 320シリーズの40GBが搭載されています。

    このくらいのスペックならWindows 8.1でも大丈夫かな?と、再度インストールしてみたわけですが、ここから苦労が始まりました。
    インストール自体はわりと順調だったんですけど、以前もそうでしたがどうやっても画面解像度が1280x1024pixelまでしかいきません。
    Ubuntu StudioではHDMIを無効にすれば1920x1080pixelまでいけたんですが、Windows 8.1ではそういう設定項目すら見つかりません。

    Intel純正ドライバーやメーカーサイトを調べてみましたが、どうやらWindows 7までのサポートのようです。
    Windows 7用のドライバを色々工夫しつつ、無理やりインストールしてもデスクトップアプリでは大丈夫でも、Windows 8アプリになるとOSごと落ちてしまいます。
    ドライバ自体に手を入れて無理やりという手もあるかもしれませんが、安定度が期待できない環境では常用できませんし、この時点で諦めました。

    ということで、色々試行錯誤した結果、非常に無難にWindows 7にすることに。
    問題はライセンスでしたが、以前、Windows 7を使っていて、そのまま新規ライセンスのWindows 8.1に上げたPCの分があったので、これを使うことに。
    とりあえずOSとウィルス対策ソフトは入れたので、後はWindows UpdateとOfficeかな。
    まだまだしばらく掛かりそうですが、方針さえ決まればあとはのんびりいこうと思います。

    Filed under: PC
    2014/05/25 7:30 pm | Shuttle XS35V3の実用化で苦労 はコメントを受け付けていません
  • 065月

    GWに入ったあたりから急にADSL回線が日に数回ほど途切れるようになりました。

    以前も似たようなことがあったんですが、その時は保安器の問題だったんですよね。
    ただ、イー・アクセスの障害サイトを見ると、最初の数回は障害情報も挙がっていて、今回はこれがきっかけだったような気もします。
    しかし障害情報が出なくなった後もなぜか回線切断が継続的に発生してるのが困りものです。
    最初に切れた時にモデム周りなどを動かしたりしたからかなぁ。
    念のため、モデムの初期化と屋内配線周りの見直しはしましたが、なにしろ一日に数回程度の頻度なので、これで改善したかどうかが分かりづらいです…。
    さらに念を押して、@niftyにもサポートメールを送っておきましたが、こちらの対応はおそらく連休明けでしょう。

    そもそもADSLを使ってるのもそろそろ限界なのかなぁという気もします。
    回線速度はそれほど不満はありませんけど、KDDIは5/14でADSLサービスをやめるらしいですし、そもそも電話回線自体が光収容に変更されていきつつありますからねぇ。
    ただ光にすれば月額料金はそれなりに高くなりますし、キャッシュバックや切換キャンペーンなどのタイミングを見計らって変更するのが良いのかも。

    もちろん、この頻繁な切断が解決してくれないとそう悠長なことも言っていられないところです。
    昔と違って3G回線があるので、全く途絶してしまうという心配がないのは助かりますけどね。

    Filed under: PC
    2014/05/06 7:00 pm | 2 Comments
  • 074月

    最近はPCオーディオというジャンルが確立されてきつつありますが、実際にはパソコンは大いなるノイズ源という部分もあって、そこにはまだあまり手が入ってないのも実情かと。
    オーディオ用のUSBインターフェースカードとか、SSD搭載の静音設計の専用PC、それに先日出たDELAブランドのNASなどもありますが、ノイズ源を断つような方向性はまだ少ない印象です。

    そんな中、ノイズ源の大きな要素でもありそうなPC電源にトロイダルトランスを使ったものが登場してきたようで。
    オリオスペックから出た「ATX準拠45W出力PCオーディオ用電源」がそれで、お値段は53,000円だとか。
    この電源、昨年発売されたオーディオPC「Ritmo DSDPlay PRO」に使われているんだそうで、オーディオ用の外部電源でも有名なFIDELIXと共同開発したんだとか。

    通常の電源とほぼ同じ大きさに収めてあるので、定格出力は12V/3.6Aとかなり小さくてこのお値段になるのは、逆に言えば通常のスイッチング電源がいかにコストパフォーマンスが高いかということでもあります。
    ACアダプタータイプの「Ritmo専用PCオーディオACアダプター 19V/2.3A」もあるので、こういう具合に本体部分は外付けにしても良かったのかな、という気もしますが、そうなるとさらに価格が高くなるし…という妥協点でしょうね。

    うちのリニアタイプの安定化電源「GSV500」では15Vまでしかいけませんが、12Vの内蔵タイプの定格くらいならなんとかカバーできるかも。
    調べてみるとATX電源を安定化電源に流用するというのはたくさん出てきますが、逆は見かけないようですねぇ。
    PATAやSATAへの供給電源もありますから、単純に12Vだけというわけにはいかないから、というのもあるのでしょうが、そうなると今回のPC電源もそこは別回路が組まれているんでしょうか?
    個人的にはスイッチングでもきちんとノイズに配慮したものであれば良いのかな、という気もしますけど、そうなると商品としての訴求力に欠けるのかもしれません。

    Filed under: PC
    2014/04/07 12:00 pm | トロイダルトランスのPC電源 はコメントを受け付けていません
  • 152月

    少し前にキャンペーンで当選したLogitecのWi-Fi搭載HDD「LHR-DS05WU3R」ですが、前回のUSB接続に続き、今回はWi-Fi接続での使用感をレポートしてみようかと。

    USBモードとWi-Fiモードの切り替えは電源スイッチがこれを兼ねていて、下の写真でいうと一番右までグイッとスイッチを入れるとWi-Fiモード、真ん中がUSBモード、そして左側が電源オフになります。
    電源オフの状態からWi-Fiモードにするにはどうしても一旦USBモードを経る必要があるのが心理的にはちょっとイヤな気もします。
    そもそも両モードは両立できず、特に説明書にはWi-Fiで使う場合にUSBケーブルを外しておくべきかどうかの記載はありませんけど、マウント・アンマウントが起こってしまうケースも考えられるので、できれば外しておくべきでしょう。

    前回までにUSB接続で500GBほどの画像ファイルをコピーしておきましたから、まずはMacで繋いでみることに。
    なお、クライアントからのアクセス方法には以下の2通りありますが、WindowsやMacからは前者のみの対応とされています。

    (1) クライアント –> LHR-DS05WU3R –> ルーター
    (2) クライアント –> ルーター <-- LHR-DS05WU3R

    (1)の場合、スマホやタブレット、パソコンはLHR-DS05WU3Rが発するほうのアクセスポイントにつなぐ必要があり、ここから間接的にルータを介してインターネットアクセスする形になります。
    LHR-DS05WU3Rは192.168.99.1というIPアドレスが振られていて変更することができない仕様ですので、ここからDHCPで振られるクライアントのIPアドレスは192.168.99.xになります。

    逆に(2)のケースだとLHR-DS05WU3Rもクライアントと同じルータ管理下の機器の一つですから考え方としてはシンプルですね。
    ただ、この場合のLHR-DS05WU3RはDHCPでIPアドレスが振られることになり、固定IPにできないのが難点です。
    さきほど、パソコンからはこのモードが使えないと書きましたが、実際にはDHCPで振られたアドレスさえ判ればアクセス可能でした。
    普通にSambaの共有名でアクセスできるか、せめて固定IPが振れれば良いのですけど…。
    ルーターによっては機材ごとにIPを割り当てられるものもあるはずですので、これを使うことも場合によっては可能かと思いますが、そもそもメーカーとしては(2)のモードは使えないとしていますからねぇ。

    で、実際にMacからファイルコピーを試してみますが、これが思っていた以上に遅いです。
    最初、合計3.4GBほどのフォルダでコピーテストしようとしましたが、2時間かかるというので中止。
    少し減らして370MBほどのファルダで6分ほど掛かりましたので、計算上は8Mbpsということになります。
    あえてMacでもさきほどのメーカー非推奨である(2)のモードを使ったため、ルータの802.11gの制限を受けたとはいえ、Macからルータまで有線接続でこの速度とは想定外でした。
    LHR-DS05WU3Rに有線接続があればだいぶ事情も違ってくるんですが、ここはNASとの差別化のために付けなかったのかなぁ。

    ここでもうパソコンでのWi-Fiモードの使用は諦め、iPhoneで閲覧のみを試してみることにしましたが、こちらも速度がかなりのネックに。
    iTunes Storeから純正アプリ「Wi-Cool」をダウンロードし、LHR-DS05WU3Rを認識するまでは順調だったんです。
    その後、事前にコピーしておいたデジカメ画像のフォルダにアクセスし、ファイル一覧表示しようとすると延々と待ち状態に…。

    どうもフォルダ内のファイル数が多いと待ち時間が長くなるようで、1700ファイルほどあるフォルダだと数分待ちでした。
    もっと少ない200ファイル程度でも20秒くらい待つ感じで決して短くはないですね。

    画像を開く場合も、上のX-M1の等倍画像のように大きめの画像と、待っても待っても表示されずイライラします。
    ここからフォルダ内の画像をスライドショーできるんですが、そこは意外と速く、ほどほどのサクサク感で見られるので、最初に何らかのキャッシュ読み込みでもしているのでしょうか。
    ただ、一度開いたフォルダから上層に上がり、また戻ってくるとやっぱり前回同様待たされるので、LHR-DS05WU3R内部でのキャッシュではなく、Wi-Cool側でのメモリキャッシュなのでしょう。

    それならばと今度は音楽サーバーとしての使い方を試してみることに。
    さきほどのようにフォルダを選んで閲覧する方法もありますが、上の画面からドライブ内全体をファイル種別ごとに横断的に一覧表示することも可能です。
    実際には2TBの大容量の中から名前を頼りに探すのはちょっと無理がありそうですけど。

    そしてこれまた事前に入れておいたロスレスファイルたちを探してみますが、表示されたのはごく一部だけ。
    なんでだろう?と思ったら、なんとFLACには対応していないんですね。
    AACはOKだったので再生してみると、今度は動画表示のような質素な画面が。
    アートワークを表示しないのは仕方ないにしても、さすがにこれではミュージックプレーヤーとしては使う気になれません。

    全体的にシビアなレビューになりましたが、これがカードリーダーくらいの容量を対象としたものならまた評価も違ったかもしれません。
    2TBの容量に収められた大量のデータを取り扱うにしてはやはりUIがだいぶ貧弱かと。
    それに今回はあまり掘り下げませんでしたが、デフォルトのパスワードは説明書にバッチリ記載の1種類のみなど、セキュリティ面でもWi-Fiアクセスポイントが丸見えになるのはイマイチな気もします。
    有線接続があるなり、USB接続と併用できて、その上でWi-Fiモードは一部制限下のフォルダでやり取り…だったら利便性のほうが優るのでしょうけれど。

    ただ、NASでも大抵はUSB接続はできないわけで、そうした点では面白い試みだとは思います。
    ケース側のファームウェアやスマートフォンアプリの成長で進化できる余地も多分にあるでしょうし、普通に外付けHDDとしてみても信頼性や価格面でのメリットも大きいですから、Wi-Fiモードをオマケ的に考えられる方にはオススメできる内容かと思います。

    Filed under: PC
    2014/02/15 8:00 pm | Logitec LHR-DS05WU3R レビュー Wi-Fi接続編 はコメントを受け付けていません
  • 012月

    Facebookで開催されていたロジテックと東京カメラ部お年玉プレゼント企画で当選したWi-Fi接続対応HDD「LHR-DS05WU3R」が届きました。

    同社のフロントローディングタイプのHDDリーダー/ライター「LHR-DS05WU3」に高品位なHDDドライブ「WD Red」(うちのは2TB。3TBもアリ)をセットにした通販限定モデルです。

    Wi-Fi機能はまた後日レビューさせていただくとして、今回は開梱とUSB接続で手持ちの500GB HDDにいっぱいの写真データをコピーする段階で感じた点を挙げてみようかと。
    PCとの有線接続となるとUSB3.0端子のみですが、付属のケーブルでMac mini(Mid 2011)にUSB2.0にて接続しましたが、何の問題もなく動作してくれています。

    WD RedはexFATでフォーマット済みで、Macも最近のOSではexFATをサポートしていますから、そのまま使います。
    なお電源は内蔵ではなく、ACアダプタ(12V2A)を使います。

    話がやや前後しますが、直販モデルということもあってか、梱包箱は非常にシンプルで、運送用の外箱がそのまま製品箱になっているといった具合です。
    無駄がなくて良いのは確かですが、以前お借りしたロジテックのルーターは下の写真のとおり、心遣いにあふれたデザインだった記憶があって、そこはちょっとだけ残念だったかも。

    もう一つ気になった点としてはカートリッジ構造になっていることもあってか、最近の外付けHDDとしては動作音は意外と静かとは言えなかったです。
    このところPCオーディオに注力しているので、極力パソコン周りの騒音源を減らしているというのもあり、今はテレビ用の「HD-AV2.0TU2/AJ」のみが常時通電しているのみとしているせいもあるでしょう。
    とりわけうるさすぎるというのではなく、ごく普通の外付けHDDレベルだった、というだけでして、WD RedはNAS用途を意識したドライブで勝手に静粛なのだろう、と私が思い込んでいただけかもしれません。
    なお、WD RedはAAMには対応していない模様で、ツール等で静音化を図ることは出来ないようです。
    もちろんPC周辺に置かないという意味ではWi-Fi機能という手段が用意されているわけで、そちらはまた後日レビューさせてもらいます。

    ということでWD Redを装着したら早速、500GBの写真データのコピーに取り掛かりました。
    USB2.0での接続で、しかもコピー元も同様にUSB2.0ということもあり、Finderでの表示を見ると残り11時間との表示が。
    あまりに大量だとFinderは途中でコケることも多いので、一旦中断してCarbon Copy Clonerに切り替えました。
    結果的には所要時間は変わらず、10:45:20で492.56GBのコピーが無事に完了です。
    単純計算だと12.7MB/sほどとなり、USB2.0としては順当なところでしょうか。

    その後、メモリカードからHDDへの転送などを実施してみましたが、500GBの元のドライブよりは快適で、さきほど書いた動作音も500GBのよりはずっと静かです。
    なお、ライター背面にはファンが付いていますが通常は動作せず、46度以上になった時だけ動作するそうで、今回の500GBコピーでも一度も回転することはありませんでした。

    欲を言えばちょっとWD Redのコロコロ音が気になるようにも思いますが、カートリッジ式で交換可能なわけですから、どうしても気になる人はセットではなくリーダーのみを購入し、さらに静かなドライブを使う手もあるでしょう。
    今回は大事な画像データの保管先でもありますし、その点では多少の動作音よりも24時間稼働もしっかり想定されたWD Redの信頼性のほうが重要かと。
    ライターのほうも日本製という安心感がありますし。
    容量がいっぱいになってもドライブだけ買い足せば良いというのはコスト面でも有利ですし、サイズも通常の外付けHDDとほぼ同じ大きさに仕上がってるのは優秀だと感じます。

    また細かい点ですが、背面のスイッチで電源オフにでき、さらには電源を入れたままでも5分ほどでスタンバイモードに移行してくれるというのも、省エネとしても静粛性としてもうれしいポイントです。
    500GBのほうは電源オフができなくて結構不便だったんですよねぇ。
    総じてUSB接続での外付けHDDとしては完成度の高さを感じました。

    ここまで整ったところで、複数のパソコンやスマホ、タブレットからの共有を活かせるWi-Fi機能を試すわけですが、そこはまた後日。

    Filed under: PC
    2014/02/01 7:00 pm | Logitec LHR-DS05WU3R レビュー USB接続編 はコメントを受け付けていません
  • 201月

    Microsoftが小規模事業者向けに実施しているアクションパックサブスクリプションですが、2/25にリニューアルされるそうで。

    そもそもアクションパック自体があまり馴染みがないかと思いますが、年契約でOSやOfficeなどを使えるものです。
    AdobeがやっているCreative Cloudみたいなもの、と言えば分かりやすいでしょうか。
    Adobeのほうは月額ですが、MSのアクションパックは年契約で条件もちょっと厳しいんですけどね。
    その代わり、OSもOfficeも10ライセンス(Windows Server 2012は1ライセンス)と多めで、年額数万円程度と結構割安に設定されています。
    ちなみにOffice for Macはサブスクリプションの中に入ってないのはちょっと残念なポイントなんですけどね。

    それが今回さらにリニューアルされて、これまで「ソリューションプロバイダー」と「ディベロップメント&デザイン」と2種類あったものが統一されるとのこと。
    また、これまでのライセンスに加えて、クラウド製品(Office 365、Windows Intune、Microsoft Dynamics CRM Online、Windows Azure、一部条件あり)、さらにはMSDN with Visual Studio 2013やVisual Studio Onlineも提供されるという、太っ腹ぶりです。

    お値段はちょっとだけ高くなって年会費で40,400円(税別)だそうですが、すでにアクションパックに契約している場合は2/25から新特典が全て使えるとのこと。
    個人では使えませんけど、ソフトウェア開発や販売をビジネスにしている方は検討してみる価値はあるかと。
    Adobeもそうですが、今後は個人のほうもパッケージ購入ではなく、こういうサブスクリプションが増えてくるかも。
    MSの側としても、いつまでもXPみたいに使い続けられるよりもメリットが大きそうですからね。

    Filed under: PC
    2014/01/20 12:00 pm | アクションパックがリニューアル はコメントを受け付けていません