134月
Parker 45 Flighter GTのボールペンとペンシルのセットを見つけたのでゲットしてみました。
型番は記載がなく検索して調べたので、もしかしたら間違っているかもしれません。
現行のフライターのボールペンはツイスト式になってるようですが、これはキャップノックです。
ただ、リフィールは現行と同じものが使用できました。
1960年代から発売されてるそうで、MADE IN USAの記載もしっかりありますから、結構な年代物ではありそうです。
ボールペンのほうはひとまずソネットのを流用しておき、その後、ブラックFを追加購入して、そっちをソネットのほうに入れておきました。
書き心地はソネットより太さもある分、こっちのほうが良いフィーリングかなという印象でした。
さらに珍しいのはペンシルのほうで、芯がずいぶん太いなぁと思ったのですが、どうやら0.9mmだそうです。
回転式になっていて、今のシャープペンシルとはだいぶ構造も異なります。
こちらは一部破損がありましたが、なんとか使えるレベルくらいには復旧させられました。
ちなみにパーカーにはボールペンリフィルと交換できるタイプで、1.18mmというのもあったらしいです。
PARKER自体はそんなに好みなほうではないですが、フライターはなかなか良い印象でしたし、出番も結構あるのではないでしょうか。
064月
CROSSのジェルインクローラーボールペン、C-SERIESの「セレクチップローラーボール シャンパンゴールド」(型番だとAT0395-2)をゲットしてみました。
このペンは「セレクチップ」というのが特徴で、チップ=替え芯をセレクトできるものになっています。
その影響もあってか、普通のCROSSのボールペンとは違うリフィールが使用されていますが、今回のには通常のジェクインク芯に加えて、ボールペン芯も付属していました。
ジェルインク芯がすでに中に入っていましたし、ジェルインクは初めてなので、まずはこのまま使ってみることに。
0.7mmとちょっと太めというのもあって、Mくらいの万年筆で書いているような気分です。
ただ書き味はボールペンよりもさらにサラッとした感じで、不思議な感覚です。
気持ち的にはもうちょっと細いほうが使い勝手が良いかな、とは思いますが。
ボールペンの芯はCROSSなのに、なぜかドイツ製でした。
そもそもこの世代くらいになるとUSAとは全然関係なく製造されているんでしょうね。
かなりゴツイ感じが先日のWATERMANのハーレー・ダビッドソンモデルとダブる印象がありますが、持ちやすさはややWATERMANのほうが上で、重量はCROSSのほうがずっしりしつつバランスが良い感じでしょうか。
とりあえずしばらくはこのままジェルインク芯で使おうと思いますが、互換のある替え芯はないみたいですから、使い終わったらボールペンかなと考えてるところです。
014月
ダイソーでまたまた万年筆を発見したので捕獲しておきました。
今回はインクが赤しか見当たりませんでしたが、元々は数種類の色があったようです。
ただ、購入時点ではカートリッジは装着されていないですし、セーラーのカートリッジが使えるようですから、カートリッジさえ別に用意すれば色は気にせず確保しておいたほうが良いかも。
ペン先は見事なスチール製ですが、書き味はこれまでのダイソー製の中ではいちばん普通かも。
もちろん当たり外れは結構あるはずで、私が見たお店にあった3本でもずいぶんペン先の形状が違っていました。
ただそれも先日の金属製グリップのほど、激しく違うわけではなく、そこそこ安定してはいたように思えました。
なにより使い捨てじゃなくて、カートリッジ式というのが良いですよね。
他にもゼブラのがありましたが、こっちは使い捨てタイプでしたのでゲットしませんでした。
見た目も写真ほど安っぽくはないですし、実用性を重視するならいちばん良い百均万年筆だったかなと思います。
303月
CROSSのボールペン「タウンゼント 18金張 イエローゴールド」(だと思われる)を見つけたのでゲットしてみました。
以前から売っているのは見てたんですが、CROSSは今ひとつ興味が湧かなかったのと、今回は20%offセール中だったので購入に至った次第です。
でも実際に手にしてみると、TOWNSENDはCROSSの中でもちょっと太めで持ちやすく、正直コレは良いなと。
インクも購入時の試し書きの時は書けなかったんですが、戻ってきてちょっと転がしたら書けるようになり、この古めのリフィールも以前オメガ用に買ったものより滑らかな気がして、書き心地は確実にコッチのほうが上でした。
胴軸とクリップは18Kゴールドプレート(要はメッキ)らしいですが、そうした記載はどこにも見当たりません。
判断はタウンゼントの中でペンのお尻部分のデザインの違いや色などで見極めた感じです。
あとロゴやケース、リフィールなどを見る限りでは、まだUSA製時代の結構古いものではないかなと思われます。
ケースは3本セット用のになっていて、これのシャープペンシルとか万年筆もあったら欲しい気がしますね。
たださすがにもうボールペンも万年筆も使い切れないくらいの本数になってきましたし、そもそも専門店にでも手を出さない限り、そうそう出物もないので、これからはゆっくりペースで集めていけたら良いかなと思っています。(ホントか?)
283月
万年筆はこれまでカートリッジばかりでしたが、コンバーターも増えてきたので、WATERMANのインク「セレニティブルー」を購入してみました。
なんとなく目薬みたいな印象の箱ですが、50ml入っていますから、そこそこ大きめの箱です。
瓶のラベルもちょっと擦れた感じですけど、海外製ですからこんなものでしょう。
色も黒じゃないもので…という程度で、あとは安くなってるものから選んだのですけど、濃い青ではなく、少しだけ淡い感じの青で面白いチョイスでした。
これと比べるとダイソーのブルーブラック(限りなくブルー)ですら、やっぱりちゃんとブルーブラックのように感じます。
同じ色でも万年筆によって筆圧や流量が違うからか、色合いが違ってくるから万年筆は面白いですね。
コンバーターが使えないものも、ダイソーなどの化粧品コーナーあたりで売ってる注射器みたいなもの(本来は香水や化粧水を移し替えるためのものだと思われます)で、良く洗って乾燥させた空のカートリッジに入れると使えます。
この「乾燥」が結構大事で、乾燥してないと色が薄くなったりしちゃうようなので、使い終わったカートリッジはこれから洗って保管しておこうかと思います。
263月
must de Cartierの万年筆「Oval」を見つけてゲットしました。
カルティエにしてはえらくお手軽なお値段だなぁと思いましたが、実はこの万年筆、名前のとおり、楕円といいますか、偏平なカートリッジを使うものなんですね。
最初、上の部分が飛び出すのに気づいた時は、てっきり吸入式なのかと思いました。
そもそもカルティエの最初の筆記具が楕円型万年筆だったそうですから、これもその1976年前後の製品でしょうか。
空のカートリッジは付いていたので、注射器でこれにインクを入れて試してみますが、一向にインクが出てきません。
当初はかなりの汚れでしたから、一昼夜ほど、ぬるま湯に漬けておきました。
しかしそれでも一向にインクは出てこず、インク詰まりに大苦戦しました。
後日ご紹介しようと思うインククリーナーも使いましたし、少量のアルコールを足したり(これはホントはあまりオススメできない)しましたけど、やっぱり詰まります。
数回振ると、なんとか使えるレベルまでにしかなりません。
さらにインクカートリッジにクリーナー液を詰めて押し出してみたりしていたら、とうとうカートリッジが割れてしまいました。
純正インクもまだかろうじて入手可能なんですが、通販で探した限りでは本国取り寄せしかなく、インク詰まりが解消していない状態ではちょっと高価なカートリッジに手を出す気にはなれません。
機会があったら、都内の専門店で聞いてみようかなとは思っていますが…。
ギミックとしては非常に凝っていて、キャップトップを押し込むとクリップが飛び出してみたり、楕円で薄型なので転がらず、胸ポケットにも挿しやすいとか、良いアイデアなんですけどね。
とりあえずお蔵入りにはなりましたが、色々お勉強になりました。
ちょっと当面は、動作未確認の古い万年筆は避けておこうかとは思いますけどね。