1311月
以前から格安でラインナップされていたAmazonベーシックのカメラバッグですが、名前とは違っていわゆるベーシックなデザインのものが微妙になかったんですよね。
しかし先日辺りから新しくオーソドックなタイプのが追加になっていたんですが、今度はこれが在庫切れ状態という…。
そんな中、ようやく1種類だけ在庫が復活していたので今のうちに紹介しちゃおうかと。
在庫復活してるのは内装飾オレンジのLサイズのもののみで、サイズはW33.0×H24.8×D17.0cmというサイズで、重さは約725gほどとのこと。
私が以前使っていたLoweproのEX180はW26.0xH20.3xD19.8cmですから、奥行きがちょっと少なめな以外はサイズ的には似た感じです。
仕様上はデジタル一眼レフ本体1台と最大3台のレンズ、さらにiPad miniやNEXUS 7クラスのタブレットがスロット付きの内装に収まる収納力になっています。
奥行きが短いのでカメラはレンズを下にしての収納が基本みたいですが、個人的には横に入るほうが嬉しいかな。
かなり大きめのNikon D300でも幅は14.7cmなので横に収まりそうな気もしますが。
お値段はさすがAmazonベーシックで、現状では2000円を切っていますから、ロープロなどと比べても半額以下かと。
ポケットも蓋の部分にメッシュ、両サイドに小さなストロボくらいのサイズのもの、それにペン挿しが付いたポケットと、まさにオーソドックな仕上がりっぽいです。
私もロープロが壊れたので買い替えをまさに考えているところなんですが、まだレビューが一件もないのがなぁ。
Amazonベーシックは1年の保証がありますし、お値段は格安なんですけど、壊れた爪の部分の構造がロープロと似ているのがねぇ。
どなたか、購入してレビューしてもらえると助かりますが、いかがでしょうか。
0311月
カメラ系ムックの「カメラ・ライフ」最新刊、vol.16が11/18に発売予定だそうで。
今回の特集は以下の2つとのこと。
旅に持ち出したいデジタルカメラを探し出せ
M42レンズをデジタルで楽しむ
旅に持ち出したいカメラって意外と難しくて、実際には「持ち出したい」というのと実際に持っていくカメラが違ったりするケースが多いかも。
気分的にはこういう時にこそとフィルムカメラだったり、デジタル一眼レフやミラーレスということになるわけですが、荷物がかさんでしまうという難点もあるんですよねぇ。
厳密にはこの特集で言う旅ではないですけど、出張の時などはGRD3ばかりになってしまってるのもその辺りが理由だったり。
そこを両立できるという意味では最新のRICOH GRはやっぱりド定番でしょうか。
個人的には素子の大きさよりもRAW対応と広角対応のモデルが旅向きかな、という印象もありますけどね。
もう一つの特集はミラーレスを踏まえてのオールドレンズ遊びの定番マウント、M42です。
ネジ式のマウントアダプタは他よりも安めですし、レンズ自体も古いツァイスから富岡光学、ロシアンにTakumarと安くて良いレンズが揃っています。
ボディ側はミラーレスも良いですけど、PENTAXボディもオススメです。
自動絞りもできますし、実絞り測光への対応も親切ですし、なによりファインダー越しにレンズを楽しめますからね。
そして綴込付録もあって、「ハービー・山口ポストカード」だとか。
オーディオ雑誌は付録花盛りですが、カメラのほうはまだそれほどでもない印象です。
ソフトケースやレフ板などはすでにありましたが、そのうちマウントアダプタとか付いてきたりするかも。
コスト的に考えるとオールドデザインなレンズキャップ、ボディキャップとか面白そう。
Eマウントのだったら実用的にも助かるユーザーさんが多そうですしね。
2510月
SIGMAから先日発表されたフルサイズ対応レンズ「24-105mm F4 DG OS HSM」のキヤノン用の発売日が11/15に決定したそうで。
Artラインに属するモデルで、キヤノンのLレンズと真っ向勝負するスペックですね。
そのキヤノンの「EF24-105mm F4L IS USM」はフィルター径が77mm、長さが107mm、質量が670gと標準ズームにしてはそれなりのサイズですが、シグマはさらに大きくて長さこそ109.4mmとあまり変わらないものの、82mmのフィルターサイズ、885gとかなり大柄です。
お値段は実売9万円くらいのようですからキヤノンよりだいぶ安いですけどね。
私もずいぶん昔、Lレンズを使っていたことがありますが、正直あまり良い感触は残ってないんですよね。
今はずいぶん進化しているでしょうけど、当時は広角側がイマイチだったり、意外と周辺減光や周縁部の流れがあったりで…。
まぁ当時のシグマは量販店の安売りセットの定番みたいな状態で、Lレンズと同じ土俵にすら登れてなかった感がありましたから、それからすれば時代はずいぶん変わったものです。
今回のレンズを特性だけで見てみると、特性だけを見ると、広角側が少し弱い印象はありますけどさすがに立派なものです。
フルサイズでもかなりのものでしょうが、APS-Cで使うならさらに優秀かと。
私自身はF4始まりのレンズはどうしても暗いという印象があって、ちょっと導入意欲が湧きづらいのですけど、収差を抑えるには良いバランスなのかも。
すっかり定番になって効果も優秀なOS(手ぶれ補正)機構が付いていますが、気になるのはソニー用の扱いです。
これまでもシグマのレンズではソニー用(とペンタックス用)は同じレンズであってもOSが省かれていたわけですが、今回もそれは同様です。
今まではSONY αがボディ内手ぶれ補正だったからそれで良かったんですけど、α7/7Rの登場でAマウントをマウントアダプタ経由で使う事例が増えてくるかと。
そうなると設計上はレンズ内手ぶれ補正が存在するのに、ソニーユーザーはその恩恵に与ることができないということになります。
そもそも今後もAマウントで出すべきなのか、それともオリンパスが初期のマイクロフォーサーズ用レンズでやってたようにマウントアダプタ一体型みたいにしてEマウント対応をラインナップしていくのかが気になるところです。
ソニー自体もまだAマウントを完全に切ったわけではなさそうですけど、もし可能ならソニー用にもOSを入れてもらえたらなぁ、とは思います。
199月
上海問屋からカメラを湿気から守るドライボックス「DN-84913」が発売になっています。
本格的な防湿庫とは違い、湿気自体を取ってくれるわけではなく、ある意味、大きなタッパーウェアみたいなものですけど、上海問屋ということもあって手軽な価格が魅力でしょうか。
それでも最初に使う乾燥剤くらいは付属させておいてくれても良いのになぁとは思いますが。
容量は通常、リットル表示されてるケースが多いですけど、そうした表記もありません。
内寸がW260×H185×D200mmだそうですから、9リットル強くらいでしょうか。
価格的に近いナカバヤシの8Lの内寸がW155×D260×H170mmで、これよりは大きそうです。
フタの部分にはシリコンゴムが使ってたり、湿度計が備え付けられてるのもナカバヤシに近い仕様ですね。
お値段的に大幅に安くはない(むしろ高め?)というのとナカバヤシのほうは乾燥剤も一応付いてるのを考えるとお買い得かどうかは微妙なところかなぁ。
透明なので中身が見やすいというところに魅力を感じる方には良いかも。
我が家はカメラの台数が多すぎて、とてもドライボックスや防湿庫に収めてあげることはできません。
それでもエアコンのおかげもあってか、家でカビが発生したことはないですね。
買ってきた時点でカビありのレンズが多数のわりには好成績かも。
防湿も良いですけど、ホントは持ちだしてあげて日光を浴びてもらうのが一番なのかもしれませんね。
それでも、某銀座のショップのショーウィンドウみたいにずっと陽に当たっているのもちょっと大丈夫かなぁという気もしますけどね。
029月
玄光社からすっかり定番となってきた澤村徹さん監修の「オールドレンズ・ライフ」のVol.3が9/9に発売だそうで。
当時は別の出版社でしたけど2008年に「オールドレンズ パラダイス」が出た当時は、マウントアダプタというとごく一部の「物好き」が遊ぶという雰囲気で、私もM42を使うくらいでしたが、ミラーレスが出てからはすっかり一つのジャンルを築いた感があります。
まぁ私の周りがかなり濃いマニア層だとは思いますから、実際にはまだまだアーリーアダプターが増えてきた、という段階かもしれませんが。
今回の表紙を見ると「オールドレンズ フルサイズ宣言」という文字が踊っていて、さらにその先を提案する内容といった感じですね。
現状、フルサイズでマウントアダプタが使えるとなるとライカMとEOSくらいでしょうか。
いずれはミラーレスでも35mmフルサイズが登場してきて、その頃になるとまた「あの頃は…」という話が出来るくらい、このムックもVolを重ねてるかも。
この他、「2万円」ではじめるオールドレンズやライカとオールドレンズという文字も見えます。
2万円というと最新レンズではいわゆる撒き餌に近い廉価レンズでお釣りが来るくらいの価格帯ですけど、オールドレンズでもわりと層は厚いエリアです。
ミラーレス人気も手伝って、ライカやコンタックスGなどのレンジファインダー機用のオールドレンズは高めですけど、一眼レフ用だと2万円あればかなり良いものが手に入るかと。
私が新たに一本選ぶとするなら、Nikon F、ミノルタSR、オリンパスOMあたりの20mm周辺の超広角レンズでしょうか。
ライカのほうはやっぱりどうしても高くなりますが、これも一眼レフ用のライカRだと意外に安く買えます。
ただ、どれもオールドレンズだけでなく、できればフィルムカメラでもたまには使ってあげたいところです。
かくいう私も全然フィルムを消費できてないので、偉そうなことは言えませんけどね。
248月
富士フイルムからインスタントカメラの新製品「instax mini 90 ネオクラシック」が9月に発売されるそうで。
いわゆるチェキですけどもこの時期になってフィルム系カメラの新製品が出るというのは意外ですね。
通常の35mmフィルムの衰退ぶりに反して、チェキ自体は若い女性を中心に結構人気があるというのは知っていましたが。
今回のモデルはそれを男性やもう少しカメラ好き方向にも波及させようという感じの上位モデルで、デザインも最近のXシリーズみたいな雰囲気に仕上げています。
レンズ自体は2群2枚の60mm F12.7のままで、シャッタースピードもinstax mini 50Sと同じプログラム式電子シャッターのようですけどね。
ポラロイドがなくなった今となっては選択肢がないせいもあるのでしょうが、その場でプリントできるというのが大きな存在価値になってるのでしょうね。
そのポラロイドもプリントアウト機能搭載のデジカメを出してましたけど、印字を待つのと像が浮かび上がってくるのを眺めながら待つのでは気分が違うんでしょう。
実はこのチェキフィルムを使ったプリンカム(FinePix PR21)というデジカメもかつて発売されていまして、私も持っています。
デジカメ部分は210万画素とすっかり時代遅れなスペックですし、図体も大きいんですけどチェキフィルムにプリントアウトしてみると結構キレイなんですよね。
そういう意味ではチェキフィルムを中判カメラで使えるアダプタとかあれば、かなりの画質なんだろうなと。
もちろん、チェキはチェキらしい、あの気軽さが良いのだとは思いますけどね。