• 158月

    エイ出版社のカメラ系雑誌「CAMERA magazine」が月刊になって2冊目となる9月号が、8/20に発売だそうで。

    今のところ、枻出版のFacebookでちょっとだけ情報が流れてるくらいで、表紙すら出てきてませんが、どうやら特集は「コンデジパラダイス!」と「名玉礼賛!」とのこと。
    フィルムカメラ系のカメラマガジンとデジタルのF5.6がいっしょになったので、バランス良くそれを両立させた形ですね。

    コンデジに関しては最近、素子の大型化が進んでいて販売も好調らしいので気になる方も多いかも。
    私も一時期、DSC-RX100が気になってましたが、その後もどんどん素子が大きくなる傾向でどうせならAPS-Cかなと思ってみたり。
    そうなると有力なのはやはりGRかなと思いますが、そちらについても枻出版は心得ているようで「GR EVOLUTION」というムックが9/12に予定されているそうです。

    「名玉礼賛!」というレンズ特集はまだ中身が分かりませんが、こちらもフィルムだけでなくミラーレスのマウントアダプタを想定していることでしょう。
    どちらかと言うとレンジファインダー系のレンズの人気が高い傾向なので、ひねくれ者の私としては一眼レフのレンズで遊んでみたいかな。
    以前からライカRとEXAKTAは試したいなと思ってますが、QBMやUV TOPCORとかも面白そうです。

    また、Ryu Itsukiさんの「屋根裏秘密基地」も紹介されているとのこと。
    同じ「カメラ数百台」でもうちとはビンテージ度合いが違うと思いますし、こちらも楽しみです。

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    2013/08/15 7:00 pm | CAMERA magazine 9月号 はコメントを受け付けていません
  • 317月

    上海問屋からネオプレーン素材を使ったカメラストラップ「DN-84522」が出ています。

    ごくごくオーソドックスなデザインのストラップですが、500円を切った価格からのスタートというのは良いですね。
    最近どうもカメラが重く感じて持ち歩く気力が湧いてこないところがあるんですけど、ネオプレーンなら多少は肩への負担が軽くなるのかな?
    メーカーロゴとか余計な装飾がないのもかえって良いですし。
    なお、ストラップ自体の重さは約55g、長さは58~114cmで調整可能だそうですが、取り付け部分の紐の幅が1cmほどあるので、ミラーレスだと装着できないケースがある点には注意が必要とのことです。

    単品だと当然ながら送料が掛かりますから、他のカメラ用品などといっしょに注文すると良いかも。
    オススメは私も愛用してる撮影ボックスですが、他にも金・銀・白・黒・半透明5色で使える丸レフなども良いかと思います。

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    2013/07/31 9:00 am | 上海問屋のネオプレーンストラップ はコメントを受け付けていません
  • 047月

    エイ出版社のカメラ系ムック「カメラマガジン」の最新刊、no.20(と呼ぶのかな?)が7/20に発売になるようで。

    実は今号からフィルムカメラ中心だった「カメラマガジン」とデジタル系の「F5.6」が合体して月刊誌になるはずなんですよね。
    ですから、もしかするとno.20ではなくて2013年8月号みたいな呼び方になる可能性も。
    今のところ、エイ出版社の発売カレンダーにはno.20と書いてありますけども。

    フィルムカメラというとクラシックカーや真空管アンプみたいに同じ趣味でも別物みたいな扱いをされがちですけど、別にそんなに特別扱いしなくても(まだ今のところは)気軽に楽しんで使えるものだと思うんですよね。
    今回の合併も出版社側の諸事情もあるのでしょうが、気軽に幅広く楽しんでほしいという思いの現れ、という部分もあるのかと。
    とりわけ、いわゆるオールドレンズについてはミラーレスで楽しむことも可能となりましたし、中古で買ったレンズ付きのフィルム一眼レフとミラーレスなんて組み合わせがもっと広がっても良いかなぁと思います。

    以前も書いた気がしますが、こうした楽しみ方をする上で扱いやすいと思うのがM42やKマウントのレンズです。
    PENTAXのデジタル一眼レフならマウントアダプタなしだったりでも楽しめるわけですし、M42のTakumarは中古価格が安くて、その上、描写が驚くほど良いというところもあります。
    あまりライバルを増やしたくないですけど、RIKENONやYASHINONなどに広がってる富岡光学のOEM品なども探しやすいですし、オールドレンズの入り口(と沼)にふさわしいマウント群だと思います。

    なお、ムックのほうに話を戻しますが、今回からは毎月20日の発売で、お値段も893円と、どうやらずいぶん安く設定されるようです。
    他のカメラ雑誌と発売日も近いですし、ぜひ部数を伸ばしてほしいものです。

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    2013/07/04 12:00 pm | カメラマガジン no.20 はコメントを受け付けていません
  • 306月

    エイ出版社から「ねこカメラ」という本が7/10に発売になるようで。

    猫を被写体とした写真は撮る側にも見る側にも人気がありますからね。
    この手のノウハウ本は結構出てたと思いますが、今回のはエイ出版社ではおなじみの藤田一咲さんの著書ということで、あまり堅苦しい解説ではなく純粋に写真を拝見して楽しみながらコツを掴める内容になりそうな予感です。
    路地裏や公園などの身近な猫から南の島や外国など、いろんな猫さんたちが満載とのこと。
    カメラも本格的な一眼レフだけでなくて、ミラーレスやコンデジ、さらにはスマホと気軽に撮るスタイルを提案してくれてるようです。

    うちはワンコがいるので「いぬカメラ」も出してほしい気がしますが、ワンちゃんは飼い主の自己満足っぽいところがあって、我が子の写真みたいな感じになりがちなんですよね。
    だからこそ撮り方のコツが知りたい気もします。
    それにうちの愛犬ジョブはそもそもカメラ嫌いなのをなんとかしたいんですけどねぇ。

    藤田さんに話を戻しますが、同じ日に「彼女を素敵に撮る15の方法」という本もリリースされるそうです。
    こちらもペット以上に身近な被写体ですし、お好みのほうを読んでみると良いかもしれませんね。

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    2013/06/30 12:00 pm | ねこカメラ はコメントを受け付けていません
  • 276月

    カメラ系のムック「カメラ・ライフ」の最新刊、Vol.15が7/18に発売になるようで。

    今回も定期的な刊行ではあるのですが、これまでとは少し内容が違ってるそうで、「Bicyle × Camera」というテーマの特別編集号とのこと。
    自転車を普段の撮影スタイルに取り入れることで普段撮れなかった写真を…ということらしいですが、たしかに徒歩や車とは違った被写体というのはあるかも。
    私もママチャリではありますが、結構カメラバッグを持って乗って近所をうろつきますけど、車よりは気軽に立ち止まれますからね。

    ただ、それも結構最初のうちだけ、というところもあって、慣れた道になってくるとそうそう目を引くものもなくなってきますし、多少良いなぁと思っても自転車から降りずに適当にパシャリ…なんてパターンも増えてくるような…。
    このへんはやっぱり徒歩のほうが圧倒的に小回りが効くので、個人的には散歩とカメラのほうが相性が良いと思います。

    あと、これも細かいところですが、自転車に乗りつつもカメラバッグは肩から下げるというのがいつもちょっともったいないなぁと思うところです。
    自転車カゴに載せれば重い思いもせずに済むんですが、置き忘れや落下が怖いんですよねぇ。
    カメラのみを首から下げて自転車…というパターンもたまに試すんですが、これまたハンドルにレンズをぶつけそうになったり…。
    ファッションスタイル的な部分だけでなく、そういうところも今回のムックで触れてあって解決策になるヒントがあったりすると良いなぁと期待しておきたいところです。

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    2013/06/27 9:00 am | カメラ・ライフ Vol.15 はコメントを受け付けていません
  • 146月

    Twitterで「作品としての写真」の話が少し盛り上がっていたので、私も(写真好きではなく)カメラ好きとして興味があったので、少しだけ考えてみました。

    以前から私が写真を撮る時に意識しているのは以下の3つです。

    (1) 光と影
    (2) 構図
    (3) 取捨選択

    「光と影」については今のようなカラー写真になる前、モノクロ写真ではもうこれが全て、とも言えそうなくらい重要な要素かと。
    単純な明暗やコントラストだけでなく、トーン(調子)を意識することが多いです。
    カメラが高性能になってAEがいくら優秀になっても、このトーンだけはまだ自分で追い込む要素も残ってるのかなぁと。
    最近はダイナミックレンジ拡張でカメラ側も結構頑張ってくれてますけどね。

    また、トーンを整えるにはカメラ側の機能だけでは不足する部分も出てきて、そこはデジタルだとRAW現像に頼っています。
    昔はこれが現像時間や現像液、印画紙の種類に覆い焼きと焼き込みといったところに注力されていて、あくまでも物理媒体としての写真になってたわけですけど、デジタルになってもここは現像やレタッチというところに残ってるのではないかと思っています。
    JPEGやノーレタッチ、ノートリミングに拘ることを否定するわけではありませんが、作品としてはこうした要素も捨て置けない重要なものかと。

    次の「構図」ですけど、これは写真術みたいな本にも結構たくさん出てくるお勉強要素ですね。
    私はそういうのを真面目に読むのが苦手ですから、どちらかと言うと良い絵画に触れるようにしたいと思っています。
    なかなか最近はできてませんけど、美術館などに出向いて良い絵画に触れると、やっぱりそれが自然と撮る写真にも反映されるような気がします。
    裏を返せば、最近見に行ってないからレベルダウンしてるとも言えそう…。

    他の方の素晴らしい写真もデジタル時代になってネット上でたくさん拝見していますけど、その良し悪しは別として、お勉強的な意味では実はあんまり参考にしていません。
    どうしても模倣してしまうことになりがちですし、ウケ狙いで彩度高め、みたいな方向に影響を受けがちだから、というのもあるのかも。
    ちなみに彩度に関していうと、昔はRAW現像時に持ち上げたりしてみたこともありましたが、最近はほとんどなくて、色ごとにトーンを整えることで仕上げることが多いです。

    そして最後の「取捨選択」、これが今はいちばん大事で難しい要素かも。
    デジタルカメラは撮影枚数に実質的な制限がほとんどなくなったこともあって、似たような構図で何枚も(時には数千枚も)撮ってしまうことが多くなりました。
    たしかに決定的瞬間がその中に収まってることもあるでしょうが、作品として考えるとちょっとどうなのかなぁと。
    さきほども挙げた絵画や陶芸などの作品で、最初から駄作だと分かってるものを世に生み出すことはないでしょう。
    良作だと思って冒険してみたとしても、出来が悪ければまさに陶芸家が窯出ししてから割る、みたいな感覚で捨て去る勇気が必要なんでしょうね。

    また、撮影した写真からの作品選びだけではなくて、撮影自体も「取捨選択」だと思うんですよね。
    写真自体が実空間+実時間からの切り出し、つまりは「引き算」みたいなもので、何を残して何を削るかの作業とも言えるのかも。

    この話題にふさわしいかどうかは分かりませんが、母が亡くなった時、思い出になる写真が思ったよりも少なくて愕然とした記憶があります。
    当時は銀塩時代でしたが、それでもそれなりにカメラを趣味にしておきながら、身内である母の様子をちゃんと切り取れていなかったということにがっかりしたのを思い出します。
    ある意味、「作品としての写真」というのは撮る人の生き様そのものなのかもしれません。

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    2013/06/14 7:00 pm | 作品としての写真 はコメントを受け付けていません