096月
EOS Kiss X6iを出したキヤノンですが、レンズのほうも意欲作を投入してきました。
キヤノンとしては珍しいパンケーキレンズ「EF 40mm F2.8 STM」です。
私の記憶が正しければ、過去にキヤノンが出したパンケーキっぽいレンズというと、ミラー固定型のペリックス向けだった「FLP38mm F2.8」くらいじゃなかったかと。
あれはミラーが動かないからこそのもので、パンケーキとはちょっと違いますけどね。
ということで、当然ながらEFレンズとしても初だと思います。
しかもコンパクトながら、35mmフルサイズにも対応してるそうで、銀塩でもちょっと使ってみたくなりますね。
ただ、パンケーキレンズが登場した当時と違って、最近のデジタル一眼レフはそもそも本体の厚みが結構厚い印象なんですよねぇ。
そういう意味ではミラーレスのほうが相性は良い気もしますが、交換レンズとして考えれば、カメラバッグの中に「あと一本」という感覚で入れておけるのは良いかも。
重さも130gで、廉価なEF 50mm F1.8IIと同じで、ステッピングモーターで動画との相性も良い上にお値段も1万円台後半とお手頃なようですから、新たな撒き餌的単焦点レンズになるかもしれませんね。
056月
マウントアダプタ遊びのバイブル的なムック「オールドレンズ・ライフ」のVol.2が6/18に発売されるそうで。
今回は「旅、ベースボディ、シネレンズ」という3つのキーワードでまとめられているんだとか。
マウントアダプタと旅って意外と合わない印象なんですけど、面白い切り口かも。
マウントアダプタというとどうしてもMFで写りも最新のレンズのようにはいかないわけで、確実に撮りたいシーンでは使わないことが多いですからね。
ただ、平凡な写真を大量生産しても仕方がないともいえるわけで、旅の記憶は心に残しつつ、作品としての写真を生み出すのも良いスタイルと言えそうです。
シネレンズはミラーレスの多様化もあって、使いやすくなった感じもあります。
Cマウントならマイクロフォーサーズでも良かったわけですが、DマウントとなるとPENTAX Qの存在は大きいでしょうし。
その点、Nikon 1は露出計が動作しないなど、ちょっと残念なんですよねぇ。
作者さんによると、今回は「大人のかっこよさ」を全面に押し出したデザインで、「表紙が相当かっこいい」そうですし、オールドレンズスタイルの魅力も楽しめる一冊になっていそうで、今から楽しみです。
265月
中目黒駅近くのトラベラーズファクトリーさんで、6/1から7/2まで写真関係のイベント「PHOTO FACTORY」が開催されるそうで。
Camera Peopleとのコラボレーションイベントとのことですが、それだけでなく、Ryu Itsukiさんの手入れされたヴィンテージハーフカメラの販売や、「benlly’s & job」さんのカスタムオーダーのレザーストラップ、ポラロイドの携帯プリンター「GL10」など、いろんなものが集まるんだとか。
期間中に5000円以上の買い物をすると、先着20名様にnocosのフィルムキーホルダーもプレゼントされるそうで、なかなか面白そうですね。
中目黒近辺というのは個人的にあまり縁がなく、出張でも行ったことがないのですが、代官山も近いですし、一度行ってみると面白いかも。
代官山のT-SITEには北村写真機店もあって、こちらにもRyuさんのカメラは置いてあるらしいですし。
来月の出張時に行ければ良いのですが、どうかなぁ。
205月
このところ、オーディオ熱が高まりすぎて、カメラはおざなりになっているのですが、そろそろ一段落(のはず)なので、カメラ機材もたまには追加検討しておこうかと。
ただ、最近の新製品ではそれほど気になるものがなく、あえていえばDP Merrillなんですが、これはまだ発売日すら決まっていませんからねぇ。
これの予習的な意味合いで、まだちゃんとしたレンズのないNEX-5用に「19mm F2.8 EX DN」あたりが順当かな。
NEX-5での撮影自体はヤシコンのPlanar 50mmあたりでもなかなか良い感じではあるんですけどね。
カメラ本体となると選択肢はさらに少なくて、気になるのは安くなってるNikon 1 J1とか、以前から気になってるオリンパスのE-3、それにソニーのα55くらいでしょうか。
それでも普通の方の感覚からすれば、十分な候補だと思われますが。(^^;
ただ、どれをゲットしても新鮮味はそれほどなさそうで、そういう点もあって、あえて今欲しいというところまで至っていないというわけです。
フィルムのほうもちゃんと再開しなければと思っていますが、こっちはすでに手持ちのものでまだ一度もフィルムを通してないものも結構ありますからねぇ。
先日、近所のジャンクコーナーでブロニカのETR-Sも見かけましたが、さすがにこの状況ではゲットしたら、かえってカメラがかわいそうなので、やめておきました。
ライカあたりまでいけば、さすがにフィルムカメラ熱も再発するんでしょうけどねぇ。
そんなわけで、どれもまだ決め手に欠けるのですが、私の場合はほとんど中古狙いですから、出会い次第かもしれません。
こんな風に書いておきながら、すぐに◯◯をゲットしました、なんてエントリーしてるかもしれませんしね。
195月
コシナから広角パンケーキレンズ「COLOR-SKOPAR 28mm F2.8 SL II N Aspherical」が出るそうで。
あれ?以前からなかったっけ?と思ったのですが、これまでのは20mmのカラースコパー、40mmのウルトロンでした。
当然ながらこのシリーズということで、マニュアルフォーカス専用のレンズですが、CPU内蔵なので、ニコン用もAEが効きますし、キヤノン用も用意されています。
最短撮影距離は22cmなので、一般的な28mmレンズよりはちょっと寄れる感じかな。
なお、ある意味当然ではあるのですが、35mmフルサイズに対応しています。
私のように古いMFレンズをたくさん持ってると、ちょっと今さらこの価格を出すのは厳しいですけど、コンパクトなサイズなのは魅力的かと。
個人的にはNOKTON 58mmのほうが興味があるんですけど、こちらはキヤノン用は出ないようなので、キヤノンユーザーさんはご注意を。
025月
郵便ポストになにやら少し大きめの封筒が入っていたので、何かな?と取り出してみたら、少し前にニコニコレンタカーさんの「ニコニコメモリアルキャンペーン」で応募してあったプレゼントが届いていました。
メインのプレゼントはカメラ関連だったんですが、私が当たったのは「太陽が見える下敷」でありました。
5/21が金環日食ということで、それを見るためのもの、というわけですね。
普通に黒い下敷きとしても使えるそうですが。
日食の観察や撮影というと、観察グラスやNDフィルタなどが有名で、ぼちぼち売り切れのお店も出てくるかもしれませんが、これは意外でした。
形を見るだけ、というのであれば、下敷きでも十分ですよね。
NDフィルタ代わりとして使うと、多少ムラが出るかもしれませんが、まずは普通の太陽で試してみようかな。
なお、NDフィルタがない場合は2枚のPLフィルタを重ねて、位相角をずらして使うことでも緊急の代用は可能です。
ただ、こっちも下敷きに負けず劣らずの画質低下がありそうなので、しっかり撮りたい方はやっぱりちゃんとしたNDフィルタを調達しておいたほうが良いかもですね。
大分は金環日食がぎりぎり圏外っぽい感じもしますが、部分日食はほぼ全国で確認できるはずなので、タイムスケジュールや撮影時の注意点などをWebでチェックして準備しておくと楽しいかもしれませんね。