247月
・ナスペック、英国の電源専門メーカーIsoTek製品を取扱開始。6製品を8月1日発売
IsoTekってあまり馴染みがなかったんですが、電源コードだけじゃなく電源コンディショナーも作ってる専門メーカーなんですね。
アイソテックと読むそうで、改めていつも利用している英国の直販ショップを見てみたら、取り扱ってました。
ノイズフィルターの「EVO3 ISOPLUG」が国内価格で20,000円(税抜)とのことですが、海外通販だと12,000円ほどです。
ただし通販だとUKとSchukoプラグしか選択肢がないですし、送料も含めて考えればほどほどの価格設定かと。
電源ケーブルもこのパターンが多いですし、PSEも絡めて考えると直輸入はなかなか難しいですからね。
・羽田空港国際線ターミナルにヘッドホンショップがオープン
羽田空港の国際線ターミナル(国内線ではない)の中にヘッドフォンを一同に集めたショップが9月まで限定オープンしたんだそうで。
基本的には完実電気の取扱いブランドのようで、BeatsやSHURE、ETYMOTIC RESEARCHなどが取り揃えてあるとのこと。
せっかくならもう少し幅広く、とか、国産ブランドも入れてほしかった気もしますが、出発待ちに立ち寄るのも良いかも。
場所は屋上展望デッキの室内側で、搭乗しない人でも立ち寄れるところなので、国内ターミナル利用前にちょっと立ち寄るのも良いかもしれませんね。
ちなみにご存じの方も多いと思いますが、羽田空港内の各ターミナル間は無料連絡バスも運行されてますから、これを利用しちゃうのも良さそうです。
・ソニーのコンポ「CMT-SX7」、聴こえない音が大音量で出る不具合。ツイータ破損も
Twitterに茶化して「究極のハイレゾ再生機器」とか書いちゃいましたが、ソニーのコンポ「CMT-SX7」でいわゆるハイレゾ帯域の音が大音量でスピーカーやイヤフォンに入ってしまう不具合があるそうで。
原因は「電気部品の不具合」だそうですが、おそらくデジタルアンプのローパスフィルター部分でしょうね。
このモデル、同社ご自慢の「S-Master HX」が採用されてるわけですけど、最終段にしかローパスフィルター的役割をするものがないがゆえに起きやすい問題とも言えそうです。
ハイレゾ追求も良いですけど、ツィーターどころか耳も破壊しかねないですし、ニュースリリースで「人の耳では聞きとれない高い周波数」と言ってしまうあたり、どうも矛盾を感じてしまう昨今ではあります。
217月
・Microsoft、Visual Studio 2015を正式リリース
「Visual Studio 2015」と「.Net 4.6」がダウンロード提供されていたので、VS2015をインストールしてみました。
新しいこのバージョンはWindowsだけでなく、AndrdoidやiOSにも対応できますし、Webアプリにも注力されているようです。
それぞれの開発対象ごとにモジュール化もされているようで、必要に応じて追加ダウンロード&インストールされるケースも多そうな雰囲気です。
とりあえず私はXPターゲットのモジュールだけ追加で入れておきました。
Windows 10も7/29にリリースですが、それに必要な開発者ツールの最終版は同日提供予定らしいです。
先日のdynabookもWindows10の予約をしておきましたが、古いモデルにしては意外なことに互換性についてのアラートは出ませんでした。
実際のインストールはたぶん出張から戻った後になると思いますが、せっかくならちょっとしたWindows 10のアプリでも作ってみようかなぁ。
・土岐麻子の新作ジャケは“土岐撮り”!Perfumeカバー含むライブ映像も
土岐麻子さんがオリジナルアルバム「Bittersweet」を7/29にリリースされるそうで。
上の記事の「土岐撮り」と言っても普通の人には何がなんだか分からないと思いますが、要するに自撮りで、リモートレリーズで自らシャッターを切ったものがジャケットも含めて多数使われてるんだとか。
CDのほうは自作詞主体のオリジナルですけど、DVD付きのほうは東京キネマ倶楽部で行われたライブ映像が収録されていて、Perfumeとか、なぜか熊本民謡の「おてもやん」などをカバーしてるそうです。
・クラシカルな真鍮製レンズ「ULTRON 35mm F1.7」
フォクトレンダー銘のMマウント互換レンズ「ULTRON 35mm F1.7 Vintage Line」を8月に発売されるそうで。
一番手前のレンズが凹面になってるあたり、ウルトロンだなぁと思わせる拘りようですが、昔のウルトロンを知ってる人のほうが少ないかも。
もちろん実際のレンズ設計は最新のもので、最短撮影距離も50cmとライブビューでの使用も意識した仕様になっています。
あと、もう一つ面白いと思ったのがシルバーとブラックの2種類で色だけでなく材質も違っていて、シルバーは真鍮で2万円ほど高め(ブラックはアルミ)なんだとか。
シルバーは表面が剥げてきた時の真鍮の地が出たあたり、それこそ昔のフォクトレンダーっぽくなるだろうなと思います。
117月
[ 本日のPickup ]
・オーロラサウンド、USBバスパワー機器用外部安定化電源「BusPower-Pro 2」
バスパワー駆動機器の電源部をうまく入れ替えて使える機器「BusPower-Pro」がバージョンアップしたようで。
互換性の向上とかACアダプタの品質向上とかかな?と思ったんですが、実際には「ファインメットコアビーズ」を電源入出力とGNDの合計4箇所に挿入したんだとか。
あえて信号部に入れなかったのはUSB信号そのものへの影響が起きないように、ということでしょうね。
グラウンドはまぁ良いとして電源についてはACアダプタ自体の品質をもう少し良くしたほうが効果は高そうな気もしますが…。
ただファインメットビーズ自体は電源周りで効果を高く発揮するものだと体感していますし、採用自体は良い選択ではないかと偉そうに思ってみたりしました。
・ステレオ8月号、もうすぐ発売
FOSTEXの10cmフルレンジ・スピーカーユニットが付録に付いてくるStereo 8月号の発売が7/18と、あと一週間となっています。
例年だと今頃、Amazonのアフィリエイトを覗いていると、ありがたいことに沢山の方々がStereo誌をうちのサイト経由で予約してくださっているんですが、今年はどうしたことか、かなり少なめです。
Digi-Fiが2号続けてOlasonic謹製のフルレンジ、そしてハイレゾ対応のスーパーツィーターを付録に付けてくると予告したのも多少影響しているのかな?
それはそれで魅力的かと思いますが、夏休みの工作には間に合いませんし、Stereo誌のほうもぜひ。
え?私ですか?実はStereo誌のスピーカー付録は組み立て式の時に一度買ったっきりであとは一度も買ってないです。スミマセン。
・カシオが高耐久スマートウォッチを年度内発売。『時計としての完成度をきっちりと』
Apple Watch登場と前後した辺りから腕時計を以前から作っているメーカーも虎視眈々とスマートウォッチ参入の機会を伺っている様子でしたが、その中でも以前から高機能の腕時計を輩出してきたカシオが「高耐久」をキーワードにして参加表明してきました。
当然想像するのはG-SHOCKシリーズですし、タイトルにもあるとおり「時計としての完成度」という皮肉とも取れる主張をしています。
かくいう私、最近腕時計を集めていますが、実はCASIOのは一本も持っていなかったり…。
昔はPRO TREKやWAVE CEPTORも使ってたんですけどね。
ただこの頃になってGPSや電波という部分もひとつくらいは網羅しておきたいかなと思い始めてるので、もしかするとカシオに手を出す日が来るかもしれません。
057月
[ 本日のPickup ]
・ヘッドフォン王国 No.4 7月7日発売 ミュージシャン&DJが、最新モデル ヘッドフォン&イヤフォンをチェック!
「ミュージシャンたちがハイレゾプレーヤーを聴いてみた」といった記事があるようですが、どちらかと言うとミュージシャンがスタジオで使ってるモニターヘッドフォンのほうが気になる人が多いかも。
定番はソニーのアレなんでしょうけど、正直もう少し設計的に古い気がしますし、違うものを使ってる方も多いんじゃないかな。
以前、土岐麻子さんがUltrasoneを欲しがっていらしたのをTwitterだかで見かけた記憶がありますが、そんな感じで愛用されているヘッドフォンはちょっと知りたい気がします。
なお、特集はさきほどのもの以外に「音楽を持って飛び出せば、そこが私のリスニングルーム」、「開放感こそすべて!オープンエア型ヘッドフォンの世界」といった内容だそうです。
・TANNOY、アルニコマグネット採用の同軸2ウェイスピーカー「Turnberry/GR LE」
通常モデルのTurnberry/GRからマグネットを変更し、「ALCOMAX-III」を採用してるんだとか。
これだと従来のアルニコの3倍ほどの磁気エネルギーだそうで、それだけ協力だとスピーカーユニットやエンクロージャーの設計にも影響が出そうな気もしますが、ともかく駆動力の強化で解像力が上がってるそうです。
DC10Aなど現代的なモデルでは既に採用されていますから、そっちの音色に近い雰囲気が味わえるのかな?
アルニコというと減磁が問題でフェライトに変わっていた経緯があったように思いますが、元々が強力だと多少の減磁も気にならないのかもしれません。
・フルテックからふたつの新製品。角度調整可能なコネクターと、フィルター内蔵インレットプラグ
FURUTECHから4段階に角度が変更可能なインレットプラグと電源プラグ、それに電源フィルターが内蔵されたインレットプラグが発売されたようで。
民生用のだとコンセントの先が回転したりするものがありますけど、前者はアレとは構造が違っていて、プラグ本体の部分が円形になっていて、組み立て時に留めるネジ位置を変えることで角度が変えられるだけで、組立後に回転はしません。
フィルタ内蔵インレットは面白そうだなと思いますが、長さが121mmあるので装置の背面に余裕がないとダメですし、装置側の端子に負荷がかからないような配慮も必要かな。
フィルタ性能は100KHzで約8dB、500KHzで約14dB、10MHzで約30dB以上のノイズ成分を減衰してくれるそうです。
276月
・ソニー、1型ポケットカメラ「サイバーショットRX100 IV」を国内発売
1インチの積層型CMOSセンサーを採用したコンパクト「RX100 IV」の国内発売が7/31に決まりました。
RX100シリーズはこれまでRX100、RX100 M2、RX100 M3と出ていますが、今回はM4ではないんですね。
型番で言うと「DSC-RX100M4」なんですけど、あえて俗称(?)を変えたのは何か意味があるのかな?
あと、いまだに初代のRX100も残っているというのがこのシリーズの面白いところです。
そして徐々にお値段も上がって(むしろ古いモデルが下がったとも言えるのでしょうが)、今回のは12万円だとか。
1インチというとNikon 1シリーズが真っ先に思い浮かぶので、ちょっと10万円台は高く感じてしまいますが、そこはセンサーとZEISSのちからでしょうか。
・一升瓶ビールと益々繁盛ボトル
先日、ショッピングモールで偶然見つけたんですが、一升瓶に入ったビールというのを見つけました。
同じパターンで、別の場所では霧島の益々繁盛ボトルというのも置いてありました。
4500mlのこのボトル、「2升と半升」という語呂合わせなんですね。
どちらも単純に瓶が大きくなっただけなんですけど、意外にもこれまでなかったというだけで面白いなと感じます。
これからの季節、お中元にも良いのではないでしょうか。
・コルグ、iPhone向けの11.2MHz DSD対応再生アプリ「iAudioGate」を1,200円で販売開始
以前もチラッと紹介した記憶がありますが、PC/Mac用に出ているAudioGateのiOS版「iAudioGate」が登場したようで。
発売当初はセールで半額(それでも1,200円ですが)にしてあるそうです。
AudioGateというと最近は動作がやや不安定だった印象が強いので、どうしても様子見してしまいそうなので、まずは半額で買ってもらう感じでしょうか。
ベータテスター、と言ったらメーカーに失礼ですけど、そんな気分で使うのであれば良いのかもしれません。
ちなみに私はiOS機器は今のところ音源に使っていなくて、iPod nanoを使っています。
ただAlgorhythm Soloでバッテリーの消耗がスゴいので、使っていないiPhone 4を引っ張り出してきて使う時には、こういうプレーヤーアプリも良いのかもしれません。
226月
[ 本日のPickup ]
・21mm相当「SIGMA dp0 Quattro」が7月10日に発売
21mm相当と広角対応のシグマの変態異彩な単焦点カメラ「dp0 Quattro」がまもなく発売です。
最短撮影距離は18cmとありますが、最大撮影倍率は1:7.8なので、マクロにそれほど強いほうとはいえませんね。
ただレンズがかなり飛び出していて、本体の奥行きは126mmもありますから、レンズの先からは10cmもないくらいまで寄れることになるかと。
そういえばSDシリーズはまだMerrillのままですが、こちらは今後どう動いていくのでしょうか。
ミラーレスで…という可能性も多少はありそうですけど、意外に機械式一眼レフを守りぬいてくれそうな気もしています。
・Pro-Ject、日本限定アナログプレーヤー「2-Xperience JPN」 - 独自S字アームを採用
Pro-Jectから日本向けにS字アームを搭載したモデル「2-Xperience JPN」が発売されたようで。
Pro-Jectというとストレートアームを他社に供給したりもしているくらいですけど、やはり日本ではヘッドシェルでカートリッジが交換しやすいS字アームが…ということになったのでしょうか。
ただS字にしただけではなく、独自の工夫がされているあたり、何処ぞのメーカーのようにOEMで持ってきただけのアームを使ってるのとは大違いだなと。
とりわけ、アームが中心に進むに従ってアンチスケーティングフォースが強くなる機構が面白そうです。
30万円というお値段はさすがにそれなりですが、現行モデルではかなりポテンシャルの高い一台に仕上がってるのではないかと予想しています。
・ナスペック、伊North Star Designのプリ/ヘッドフォンアンプ「Incanto」を発売――DSD 11.2MHz対応
海外ブランドにしては結構な頻度で更新してくる印象のあるNorth Star Designですが、今度はIncantoというモデルを投入してきました。
デジタル部はImpulsoやIntensoと同じES9016を採用したものですが、両モデルは純粋なUSB-DACで、今回のIncantoはそれにヘッドフォンアンプを搭載してボリュームコントロール機能も載せています。
ボリュームは基板を見る限りではデジタルボリューム(といっても手法は色々ありますが)のようです。
お値段からするとImpulsoクラスを持つような方は単体のヘッドフォンアンプを導入しそうな気もしますけど、一体型でシンプルにデジタル・オーディオを楽しむには良いのかもしれません。