126月
[ 本日のPickup ]
・海外発表:4,200万画素+5軸手ブレ補正の「ソニーα7R II」
すでに色んなところで話題になっていますが、ソニーからα7R IIが海外発表されたそうで。
とうとう画素数は4,200万画素まで到達しました。
この調子だと1億画素も来年くらいには登場してくるんじゃないかという気もしてきます。
動画でも8Kになると単純計算でも3300万画素、RGB各色と考えれば1億がフル再現には必要ということになるわけで、実際、NHKは1億3300万画素の35mmフルサイズセンサを作ってるみたいですね。
カメラのほうに話を戻しますと、各種スペックは他所に任せるとして、マウントアダプター経由のAマウントレンズでもフル性能が発揮できるんだとか。
これでAマウント専用機は不要ということになるのでしょうし、さすがの私でももう次にαを買うならマウントアダプタ経由で使うだろうなと思います。
・Wadia、70万円のデジタルステレオパワーアンプ「a315」。モノラルも
まずWadiaでアンプ!?というのが古くからのオーディオファンには多少の違和感がありますが、かなり本腰を入れたパワーアンプのようで。
デジタルアンプなので発熱量が少ないこともあり、コンパクトにしてガラストップにしてあるそうです。
ただ定格出力を出した場合にはそれなりの消費電力にはなる(エネルギーは熱ではなくスピーカーに行くから問題ないでしょうけど)わけで、消費電力はステレオパワーのa315が動作時で130W、モノラルのa340は200Wとのこと。
ただし、スタンバイ時は0.5W以下と、そこはさすがデジタルアンプという感じです。
とはいえ、やっぱり今のWadiaは昔とは違うよなぁという気がしてしまうので、どこかでそれを払拭してくれるようなサウンドを聴いてみたいものです。
・今秋提供のApple Watch用「watchOS 2」、文字盤での動画再生が可能に
Apple Watchを持ってないので今頃になってwatchOS 2の話題を。
そもそもこれまではリューズをアプリで使えなかったんだ、とか始めて知ったり。
あと、動画再生は可能になるそうですから、時計の文字盤を表示するアプリはダメでも、時計のムーブメントの動きを裏スケみたいに見せてくれるようなアプリくらいは許してくれないかなぁ。
実際のところ、全く興味がないわけでもないのですが、なにかキラーアプリとか、これは絶対欲しいとなる機能が付かないと買うことはないかなぁ。
いっそのこと、iPod nanoにwatchOSを載せてくれたら面白いのに、なんて思います。
106月
[ 本日のPickup ]
・「Apple Developer Program」に統一
MacとiOSで分かれていたDeveloper Programが統一されるんだそうで。
しかも価格は据え置きで、両方入ってた人は「期間が合算されて期限が延長」されるなど、ある意味、開発者優遇措置を取ってきた感があります。
Macのほうはそうでもしないと盛り下がり気味だし、iOSもMicrosoftなどがクロスプラットフォーム展開をどんどん推し進めているから対策の一環といったところでしょうか。
ちなみに拙作のMac用フリーソフトはいまだにDeveloper登録しないままです。
フリーソフトだと安いとはいえ、年会費を捻出するのもなかなか…。
仕事用のiOSのほうはあるんですけど、さすがにそれは別にしておきたいですし、今回の措置を受けて、場合によってはフリーソフト用の登録もしたほうが良いのかなぁと漠然と考えているところです。
・速報:Apple、OS X El Capitan発表。Spotlight検索強化や速度向上にフォーカス
そのDeveloper Programのことを意識する理由の一つがこの「El Capitan」です。
エル・キャピタンと読むようで、ヨセミテ国立公園にある一枚岩のことだとか。
パブリックベータが7月一般公開予定で、開発者向けにはもう公開されてるそうです。
今回もYosemite同様、無償アップグレードで、今週配布予定とのこと。
全体的な高速化やDrawcallでのグラフィック強化などを見るとiOSと「一枚岩」というイメージなのでしょうか。
MuteConが今度のバージョンでもまだ動くのか?というのは気になりますが、できれば慎重にアップグレードしたいところかもしれません。
・フォクトレンダー「VCメーターII」が値上げ
単体露出計の「VCメーターII」が7月1日から9,000円ほど値上げされて、33,800円(税別)になるんだとか。
もはやニーズ自体がそれほど多くないでしょうから、残してもらえるだけでもありがたいのかもしれません。
ちょっと前に久しぶりにレモン社に立ち寄ったら、ミノルタのオートメーターがジャンクながらワンコイン価格で置いてありました。
電池も入っていて一応それなりの数値が表示されてたんですけど、さすがに私はもう要らないかなと。
そういう出物もありますし、いくらコンパクトとはいえ、VCメーターIIも厳しい立場なのでしょう。
096月
[ 本日のPickup ]
・シグマ交換レンズWORLD
もうだいぶ前になりますが「シグマ交換レンズWORLD」というムックが出ています。
シグマの現行レンズを円周魚眼から超望遠まで全40本を徹底解説しているんだとか。
カメラメーカー純正レンズのこういった本は多いですけど、いわゆるサードパーティ製レンズでこういう本が出るのは結構珍しいかと。
作例もそうそうたるメンバーで風景やポートレート、鉄道・飛行機、料理にペットと様々なジャンルで掲載されているそうです。
シグマさんのシーン別おすすめレンズガイドといえばみんぽすさんのほうもぜひ合わせてご覧いただければと思います。
・AudioQuest初のヘッドフォン「NightHawk」が6月下旬発売に。2度目の延期
期待も大きいAudioQuestのヘッドフォン「Nighthawk」ですが、前回に続いて2度目の延期だとか。
延期の理由は「満足できる品質での量産に今しばらくの期間をいただきたい」だそうで、工場で試作機と同等の品質のものがあがってこないんでしょうねぇ。
製造に3Dプリンタを用いていている部分もありますし。
まぁ開発には2年を要したようですから、焦らずメーカーとして満足のいくものを世に出してほしいところです。
・ortofon LW-3C
オルトフォンからPC-TripleCを使ったシェルリード線が出ているようで。
以前はたしか7Nのを出していた記憶がありますが、これはちょっと気になるケーブルです。
今はCelloのStringで自作したというリード線を使っていて、それはそれで音楽的な方向性としては大変満足していますけど、アナログにあえて新素材の高解像度というのも面白そうです。
写真で見た感じ、かなり撚りが入ってるようで、その辺り、同じPC-TripleCのSAEC SR-500との違いも気になりますけど、お値段はLW-3Cのお手頃さがうれしいですね。
046月
[ 本日のPickup ]
・スピーカーブック2015
例年出ている「スピーカーブック」が今年も発売になっていました。
付録は特になく、やけに紙だけが厚めだなぁという印象でしたが、現行モデルをまとめた本もたしかにあると嬉しいことは嬉しいですね。
ただそれだけではカタログレベルになってしまうので、お宅のスピーカー環境を紹介したり、なぜかやけにアルテックA7にページを割いていたりと、ちょっと変わった内容に仕上がっていました。
そういえばStereo 8月号にスピーカーユニットが付くというのは先日記事にしましたが、DigiFiもなにやら企んでいるらしいですね。
詳報が入ってきて確証が持てたら紹介したいと思います。
・4K/30p動画対応で4K PHOTO強化のパナソニック「DMC-G7」
「DMC-G6」の後継機ですが、最近Panasonicが注力している4Kで秒間30コマ連写する「4K PHOTO」を強化したんだとか。
個人的には細かいところでカメラ内RAW現像に対応したのが良いかなと。
大きいのを振り回す気力がない最近を考えるとマイクロフォーサーズも良いのかなぁと思うのですが、手持ちのレンズが多いわけでもなく、撮像素子もあまり大きな改良がなされてないのが難点です。
動画や連写は私にとっては全く使わない機能といっても良いですしねぇ。
・Stereo Sound Reference Cable / Cord
ステレオサウンド誌の試聴室といえば同誌を愛読してる人にはちょっとしたあこがれの場所みたいなところがありますが、そこで使ってるケーブルを愛読者に頒布しようというのをやってます。
たしかちょっと前には別メーカーのを使ってたような記憶もありますが、逆にこうやって売るために変えたのでなければ良いんですけど…。
ケーブルの種類としてはRCAとXLRのラインケーブル、スピーカーケーブルに電源コードの4種類で、どれもPC-TripleCを使ったものです。
珍しいのはラインケーブルが単線で、スピーカーケーブルのほうが撚り線なんですね。
ちなみにこれらの製品は受注生産で、かつ、原則として「前金でのお支払い」だそうです。
かなりのお値段ではありますが、試聴室のリファレンスと言われると買っちゃう方も結構出そうな気もします。
165月
・コルグが人気ソフトのiOS版、「iAudioGate」をリリース。ヘッドフォン祭にも参考出展
ぶっちゃけ、バージョンアップしてからすっかり使わなくなったAudioGateですが、そのiOS版が登場予定のようで。
パソコンはMacもWindowsもそれぞれ定番が出来てきましたし、iOSも強敵が結構多いと思いますが、パソコン版同様、DSDのネイティブ再生に注力してあって、DoPで11.2MHzまでの再生に対応しているんだとか。
PCMのほうも192kHzまでの再生やアップサンプリングに対応しています。
もちろんiOS機器単体の場合はハードウェアの制限で44.1/48kHzですけどね。
価格や発売日は未定ですが、「春のヘッドフォン祭2015」に参考出品されるそうです。
・COWON、89,800円の新ハイレゾプレーヤー「PLENUE M」。デュアルコアCPUで高速動作
COWONもAstell&Kernに負けじと(?)、新たなハイレゾ対応DAPを投入してくるようで。
ただもう中身はLinuxマシンみたいなもので、再生サポートは幅広いものの、基本的には24bit/192kHzまでのPCM対応機と考えたらスッキリするかと。(色々端折ってますが。)
こういうのを見てると、そのうちWindows 10で動いてるDAPなんてのも出てきたりしないのかなと。
当のMicrosoftも昔はZuneという、なかなか高音質なDAPを出してましたし、あれが復活したら結構本気で考えるかもしれません。
・ウィリアムス浩子の録り下ろし曲がオーディオアクセサリー誌の特別付録に登場
イマイチ誌面に興味が湧かなくなった(このオーディオ誌に限った話ではないですけど)オーディオアクセサリ誌ですが、付録のCDが最近話題のウィリアムス浩子の録り下ろしだそうで。
最新アルバムとと同じく、オーディオルームでの一発録りによる4曲録り下ろしと、その最新アルバムからの1曲で構成されてるんだとか。
他誌と違って相変わらず「音楽CD」なのも面白いところですが、ファンの方は必聴かと。
なお発売は5/21とのことです。
155月
・Astell&Kern、超ハイエンドプレーヤー「AK380」発表。384kHz/32bitネイティブ再生
そうでなくてもハイエンドなDAP揃いのAstell&Kernから、さらに超ハイエンドの「AK380」が発表されました。
発売日や価格は未定ですけど、ヘタすると50万超えもあり得るかも。
下位のAK240(といっても実売24万円くらいですが)との違いは32bit/384kHzまでをネイティブサポートする点とのこと。
AK240も32bit/192kHzは再生可能だったものの、Integer/Floatともに24bitにダウンコンバートされてたそうです。
そこは主にDACチップと処理能力向上なのでしょうけど、そのDACはAK4490(AK240はCS4398)だとか。
これは例えばONKYOのCR-N76に採用されてるもので、左右デュアル搭載とはいえ、チップ自体が格段に高級というわけでもなさそうです。
AK Jr.の価格も発表され、こっちも69800円と正直思ったより高い印象なのは私だけでしょうか。
ヘッドフォンオーディオが流行っているといってもDAPはまだまだスマホで済ませてるユーザーも多く、そこまで台数が出ないのも理由なのかもしれませんね。
・独ゼンハイザー、密閉型高級ヘッドホン「HD 630VB」 - 低音をダイヤルで調整可能
ゼンハイザーから密閉型ヘッドフォン「HD 630VB」が海外発表されたそうで。
海外では499ユーロだそうですから、オープンイヤーでいうとHD650クラスのモデルと考えれば良いのでしょうか。
ただ、ケーブルが片出しで、海外のQuick Guideを見ると取り外しできないように見えますし、ハウジング部分でこの機種独特の低音のダイアル調整だけでなく、ボリューム調整も可能など、iPhoneやiPodに特化したような仕様なのが気になります。
リケーブルができて、ケーブルがHD598互換だったらなぁ、なんて最初思ったんですが、どうやら甘かったようですね。
・デノン、DDFAプリ「PMA-50」とフルデジタル接続できる小型CDプレーヤー「DCD-50」
DENONから「フルデジタル接続」を謳ったCDプレーヤー「DCD-50」が発表されました。
ただ実際の中身はごく普通のデジタル同軸出力を持ったCDプレーヤーです。
むしろ光デジタル出力がないのが珍しいくらいですし、普通にアナログ出力もあるのに、あえて「フルデジタル接続」をウリにしたんでしょう?
それならNANO-CD1みたいに潔くデジタル出力のみにしたほうがコストやサイズダウンもできたでしょうに。
さらにDACは32bit/192kHz対応と「本格的」なものを搭載していますし、CD-Rに焼いたMP3/WMAも再生できるんですが、ハイレゾ音源は再生できず…。
私には全体が中途半端に感じられますが、ごく普通のCDプレーヤーとして捉えればコンパクトで良い選択肢とも言えるでしょう。