143月
[ 本日のPickup ]
・ソニー“高音質”microSDカード開発者に質問をぶつけた
このインタビューに答える技術者の返答もどうかとは思いますが、Amazonの商品レビューも非購入者が云々言うのもどうかなと思います。
iPodなどでもHDDやメモリへのアクセスによる音の不安定さが出たり、そもそもノイズとして聞こえたりすることもありますからね。
もちろんそれはカードが悪いというよりもスロットや内部回路側の問題のほうが大きい気はしますけど、カード側の対処で軽減できる可能性は少なからずあるのではないかと。
個人的にはそもそもウォークマンをチョイスすることがないと思いますけど、変な音作りをする機器も多い中、細かな積み上げに拘ってみたmicroSDカードは意外と正直で真面目な製品だと私自身は思っています。
・ズームレンズは捨てなさい
ずいぶんとショッキングなタイトルですが、赤城耕一氏の単焦点レンズの紹介書です。
新品、中古で3万円以内という縛りを付けてあって、手軽に単焦点レンズ入門というのを目的としてるようですが、あえてタイトルは強烈なものにしたのでしょう。
単焦点レンズ51本が紹介されてるそうで、私のオススメはというとNikkor 50mm F1.8とMicro Nikkor 55mm F3.5かな。
F1.8のほうは新しいMFはパンケーキ並みの薄さが魅力ですし、古い非AiのはF1.4に負けないシャープな描写が魅力です。
マイクロフォーサーズで使う場合だとRIKENONの28mmとかオススメなんですが、出物が少ないかなぁ。
ところで「キヤノン一眼レフのすべて」という本も学研からいつの間にか出てましたので、良かったらこちらもどうぞ。
・ライカ、くまモンデザインのデジカメ2モデル
ライカ本社をくまモンが訪ねたことがきっかけで、くまモンオリジナルのライカCが50台限定で出るそうで。
どちらも熱烈なファンが多いから、すぐに売り切れるでしょう。
さらに1台のみライカMのくまモンモデルも作ってみたようですが、これはもうプレミアものでしょう。
くまモンではないですが、他にも「金のしゃちほこ」をあしらったライカXバリオも出るらしく、なんだかライカの限定モデルも多彩になってきましたね。
そのうち、握手券付きのライカとか出そうな気分になってきます。
103月
・MUTECH、ブラックロジウムメッキ製のヨークレスMCカートリッジ「RM-KANDA」
MUTECHからヨーク材を介さないリングマグネット内部にコア材とコイルを直接配置しているMCカートリッジの新モデル「RM-KANDA」が発売されたそうで。
MUTECHといっても正直知らなかったんですが、は昭和34年にスペックスとの共同開発でスタートしたんだとか。
そのSUPEXはGraceの創業者と兄弟だったり、LINNの初期のMC型カートリッジのOEM元だったりと、カートリッジは辿って行くと結局つながってたりするんですよね。
そのMUTECHの神田氏のインタビュー記事もちょうど見つけました。
それはともかく、出力は0.5mVで、これは独自開発したコア材「SS-μM」をマグネット内に配置して専用設計のボビン材を使用したことによるものだそうです。
また、ボディがブラックロジウムメッキだというのがウリに書かれていますが、ボディの材質じゃなくてメッキがセールスポイントになってた例って初めて見たような気がします。
・マイクロソフト、Mac向け「Office for Mac 2016」のプレビュー版を無料公開
今はOffice 2011 for Macをパッケージ版とOffice 365で使ってますが、仕事で使ってることもあり、このプレビュー版は試してないんですが、正式版は年末くらいに出るんでしょうか。
「OneDrive」対応が強化されているのは最近、iPadで出張やプレゼンをすることが多いので助かるかも。
あとはRetinaや全画面表示に対応したそうで、そういえばRetina MacBook Airの噂もありますね。
Macのノートが今、手元にないので、そのうち狙いたいなと思いますが、Retinaが出たら古いモデルの中古価格がちょっと下がるかな?と期待してたりします。
・インテリジェント・ライン・セレクター IS205を新発売
出力5系統のアウトプットセレクタをFOSTEXが3月中旬に発売するそうで。
私は当初てっきり入力が多いのかと思いましたが、なぜか出力なんですね。
入力ボリュームもあるし、インプットセレクタなら簡易的なプリアンプとして使えそうなものですが。
ちなみに入力は背面のRCAと正面のステレオミニだそうで、一応切り替えできるようです。
5系統のうち4つは排他出力ですが、1つは同時出力が可能なので、バイアンプ接続を高域と低域2台のアンプでやったり、サブウーファーを使う場合には結構便利かも。
ただ、LEDが光るデザインといい、どちらかと言うと店頭などでの試聴用かなぁ。
せめて、反対に入力を切り替える「IS502」(?)も出してほしいです。
053月
[ 本日のPickup ]
・ミックスウェーブ、オンラインショップをオープン
先日、たくさんの製品群をお借りしたミックスウェーブさんがオンラインショップをヤフーストアにオープンしています。
主に販売終了品やアクセサリーが中心ですが、タイミング的にか、ALO audioが充実していてちょっとビックリ。
私の愛用しているThe Nationalも安くなってますし、PanAmが魅力的ですね。
逆にこの辺りは販売終了なわけで、やっぱり最近のポータブル機らしいモデルのほうが人気なのかなぁ。
個人的には海外で販売されているフォノイコライザーが気になってるんですが、取り扱いはさすがに期待できないし、お値段的にも手が出ないでしょう。
・Hilary Hahn Mozart Concerto
ヒラリー・ハーンが久しぶりに有名どころの楽曲を録音したアルバムを出すようで。
CDは国内盤はすでに出ていますし、ハイレゾも24bit/96kHzで配信されています。
ハイレゾ配信は国内各社も結構安めに設定されてますが、お値段でいうとprestoclassical.co.ukが2500円と安いです。
私は輸入盤が3/31に出るので、それを待とうかなぁと思ってますけどね。
・オーディオの選び方がわかる本 2015
「オーディオの選び方がわかる本 2015」というムックが3/14に発売になるそうで。
ハイレゾやPCオーディオなどを中心にわかりやすく解説したものだそうで、この手の本は最近目立つようになりました。
加えて、音質改善やなぜか「劇的ビフォーアフター」みたいな記事もあるそうです。
オーディオマニアは手に取らないかもしれませんが、これから始めてみたいという方には分かりやすい一冊かもしれません。
043月
[ 本日のPickup ]
・PLAYBULB
電球ソケットに差し込んで電球としても使えつつ、音楽再生もできるという製品。
スマホから操作して調光したりもできますし、音楽再生機能はないシンプルなモデルもあるようです。
今後はむしろ「見守り」みたいなものに活かせないものでしょうかね。
夜に電球を点灯、昼に消灯すれば元気にやってるってことなわけですし、カメラがない分、監視されている気分も少なくて良いのかなと思います。
・ニコン、フィルム一眼レフ「FM10」を値上げ
さすがニコン、いまだに銀塩一眼レフを販売していた事自体が驚きです。
お値段も値上げ後はボディのみで61,000円だそうですから、そこまで出すならFM3Aあたりの良質な中古が買えちゃうから、そっちに行く人が多いでしょうけれど。
ちなみにFM10はベースはコシナ製なのはフィルムカメラ好きには有名な話で、兄弟機だったリコーやオリンパスなどのモデルはとうの昔になくなっています。
・光学83倍ズームレンズ搭載の「COOLPIX P900」
このCOOLPIX P900、なんといっても35mm換算で24-2000mm相当という、とんでもない高倍率ズームが特色でしょう。
ビデオカメラでデジタルズームを含めたこういう高倍率はあったと思いますが、光学式で2000mmというのはちょっと見た記憶がありません。
それで、明るさもF2.8-6.5と、2000mmでもそう暗くないんだからスゴいものです。
撮影サンプルに肝心の2000mmの絵がないですが、製品特徴のほうに作例が載っていまして、なかなかシャープで良いのではないかと。
レンズシフト方式で5.0段分の手ぶれ補正はありますが、さすがに2000mmは頑丈な三脚が必須でしょうけどね。
142月
[ 本日のPickup ]
・21mm相当の「SIGMA dp0 Quattro」発表
Quattroシリーズは最近のカメラ興味薄の中では気になるほうのカメラなんですけど、そのシリーズに私が以前から提唱(というほど大げさなものではないけれど)していた超広角単焦点が発表されました。
単焦点、しかもコンデジ(と呼べるかどうか微妙な大きさではありますが)こそ、超広角モデルが欲しいと思ってたんですよね。
私とは直接関係ないですけど、不動産屋さんなども物件内外の写真を撮るのに広角が重宝する、という話を耳にしたことがあります。
そういえばSDシリーズは最近あまり大きな動きがないようですが、後継が出るならもうミラーレスに行くのかな?
実際にはレンズに最適化した処理がしやすいという点でもこういう超広角では一体型のほうが有利だと思うので、欲しい方は気にせずdp0をゲットするのが良いかと思います。
・Cardas Parsec Digital
Cardasからいくつかデジタル系ケーブルが出ていて、現実的に手が届きそうなParsec Digitalがちょっと気になっています。
カルダスって中古でも在庫処分でも何度か手にしようかと思ったことがあるんですけど、中古は偽物が怖いですし、在庫処分も実物を見るといまいちグッと来るものがなかったりで、これまで縁がないままです。
今回のParsecはシンプルな75Ω同軸で、RCAとBNCが用意されるそうです。
デジタルケーブルの手持ちは結構多いけど、BNCが必要になるようなことがあったら考えてみようかな。
・Acoustic Researchの新DAP「AR-M2」、フロンティアファクトリーが販売へ
ARといえばスピーカーしか浮かばない古いオーディオマニアですが、そんなARからDAPが登場するんだそうで。
Android OS搭載のハイレゾ対応DAPだとかで、これって元々のアコースティックリサーチと同じ会社なのかなぁ。
海外のWikiを見るとVoxx Internationalというところが買収したようなことが書いてありました。
海外の公式サイトにもVoxxの文字がありますし、スピーカーやヘッドフォンなども出してるんですね。
AR-M2の詳細はまだあまり分からず、何よりお値段が分かりませんが、同社のAR-M1が結構なお値段だったようなので、結構高価になりそうな予感です。
112月
・オンキヨーが中国企業と協業してオーディオ製品の開発を発表
このニュースを見ていちばん最初に思ったのが「それじゃ上海問屋と同じじゃん」でした。
さすがに実際にはそういう感じではなく、メディアや音楽配信サイトと協業して、中国市場向けの製品を作っていくという意味合いみたいですけどね。
ただ、最近の大手オーディオブランドは製造も中国ばかりで、OEMならまだしもODMっぽい製品も目立つようになってきました。
人件費などのコスト面で仕方ないのかもしれませんが、もっとしっかりモノづくりをしていかないと痛いしっぺ返しが待っているような気がするのは私だけでしょうか。
・ペンタックス、35mmフルサイズ一眼レフを開発発表
これまでAPS-Cと中判(とQマウント)というラインナップで来たペンタックスが35mmフルサイズを開発だそうで。
リコー側のGXRマウントもそれっきりですし、こんなに種類を増やしても仕方ない気がしますけどねぇ。
中判だって、そのうちに「645フルサイズ」とか言い出すかもしれませんし。
撮像素子の進化に対してレンズのほうはそのペースに追い付いていないですし、APS-Cとか1インチなんてのが今のところはまだバランスが取れていると思うのですけどね。
ただ、35mmフルサイズを開発すると決めたからにはレンズのラインナップもしっかり充実させてほしいところです。
・桜木電子、露Fischer Audioのヘッドホン/イヤホン6機種取扱い開始
Fischer Audioって一時期、イヤフォン取扱店で結構流行ってた記憶がありますが、久々にブランド名を目にしたかも。
ロシアというとロシアカメラの印象がどうしてもあるんですけど、ここのは良質な感じで、特にヘッドフォンのコストパフォーマンスが高そうな気がしています。
ALO Audioのポタアンを入れたら、私も一つヘッドフォンを持っておいても良いかなぁと思い始めているところですが、その候補になるかどうかは不明ですけど、面白い選択肢が広がるのは良いことだと思います。