279月
Touch Labさんで「iOS 9で時計がズレる問題が一部で発生中〜確認および対処について」という記事が出ていて、私も気になって確認してみました。
確認方法はいつも機械式時計の歩度計測に使っているNICTのWebサイト上のJST CLOCKをまずは使いました。
すると私のiPhone 5Sで当初は5.6秒進み、紗羅のiPhone 6 Plusで6.6秒進みでした。
一応、iOS 0以降に起きた問題のようですが、どうも先日出たiOS 9.0.1からではないかな?という気もします。
ちなみにどちらもキャリアはsoftbankです。
というのもiPhoneはどうやら普段は3G/4G回線側のNTZで合わせているっぽいので、キャリアが関係している可能性があるのかなと。
ただ、あえて機内モードにしてWi-Fiのみにしても自動設定をオフにして手動でわざと時計をズラして自動設定をOnに戻すと、一応それなりに正確な時間に戻ります。
ということはNTPも使っている可能性もあるわけで、それではとMacの側でもズレていないか確認しました。
Mac側では普段、time.apple.comを使っていますが、こちらはズレはありません。
time.asa.apple.comにしても同様でした。
そうこうしていると、さっきまで5.6秒進みだったのが14.5秒進みになって悪化してしまいました。
そこでアプリでなんとかできないか調べてみましたが、実はこれがアプリ側から内蔵時計を制御することが許可されていないようでして、NTPを使って正確な時刻を表示するアプリはEmerald Timeなどがありますが、これはさきほどのJST CLOCKと同等で「見るだけ」でしかありません。
他にもiPhoneの再起動も試しましたし、iTunesとの同期も試しましたがダメでした。
以前は60秒以上ズレているとiTunesとの同期で修正してくれていたようですが、最新のiTunesではどうやらこの機能はなくなっているみたいです。
ということで解決策は見つけられなかったんですが、ひとまずiPhoneの時計はあまり信用出来ないんだな、というのが分かったのは収穫でした。
歩度調整などに使う場合はさきほどのEmerald Timeなどのアプリを使ってやろうと思います。
もちろん、だんだんズレが大きくなるのは困りますから、この問題はこの問題で解決してもらわないといけませんけどね。
089月
Amazonベーシックの新しいタイプのLightningケーブルが登場しているようで。
例によって例のごとく、登場当初は納期がとんでもなく長くなっていますが、特に改良点が大きく謳われているわけでもありません。
見たところ、ケーブル構造の写真が追加されていて、特に外側がワイヤーとアルミホイルとマイラーで保護されているようなので、ここが最大の強化点かも。
また、Lightning側のコネクタの幅が狭くなっているようで、ケース装着時でも刺さりやすくなったっぽいですが、こればかりはケースによるでしょうし、写真だけでは判断できませんから、保証の限りではありません。
ちなみに1年間限定の日本国内保証が付いていますが、これは以前から同様です。
問題は次のiPhoneがもうすぐ発表なわけで、これでもLightningが継続採用されるかどうか、でしょうね。
もちろんこれまでに出たiPhone、iPad、iPod touch、nanoなどでの動作保証をしているわけですから、ケーブルとしては今後も需要はあると思いますが、USB type Cに変わったりすると色々と困る方も多いかも。
私の勝手な予想としてはiPhoneはそのままLightningで、iPadのほうはLightningとUSB type-Cの両方が装備、なんてことになるんじゃないかなと思ってみたり。
以前ほど新しいモデルへのワクワク感が薄いんですが、それでも今のiPhone 5Sから買い換えるとしたらちょうど次モデルが候補になるわけで、サイズとかiOSでの機能の差別化(無理やり差別化するわけでもないでしょうが)など、今後の情報に期待しつつ、ただのケーブルのご紹介なのでした。
288月
先日紹介したWindows用のタイムグラファー「びぶ朗」はとっても便利なのですが、やはり準備が面倒というのもあってiPhoneアプリの「Hairspring」というのを買ってみました。
iPhoneの内蔵マイクやヘッドセットのマイクで機械式時計の動作音を拾い、歩度を調べるというマニアックなジャンルにも関わらず、数種類のアプリが出ているようです。
その中でもこれは日本語化もされていて使いやすそうなので試してみることにした次第です。
iPhone付属のイヤフォンに付いたマイクでも、時計のケースを開けなくても裏蓋越しでちゃんと動作してくれます。
一部、元気がないテンプだと厳しいこともありますが、それはそもそも歩度以前の話ですね。
ビート数の自動検出もしっかり動作しますが、びぶ朗と比べれば検出精度はやや悪いかも。
また片振りなども分からないし、これが酷い時計だとちゃんと歩度が測れなかったりもしますけど、それもまた歩度以前の問題かと。
また、イヤフォン付属だとマグネットが近くに行くのがちょっと怖いですし、そもそも周りのノイズを拾いやすいので、静かな場所で両手が使える状態のほうが使いやすいです。
さきほども書いたように測定した歩度は記録として残すこともできます。
チラッと精度を自慢してたりもしますが、ちなみにどちらもHairSpringで歩度調整した結果ではなく、そもそもの状態を測った感じです。
やはり機能面では「びぶ朗」には勝てませんし、これを使って精度を追い込むというよりは、現在の時計の状態を確かめて記録しておく、という使い方が合ってるように思いますが、こんなことがiPhoneで出来るだけでもスゴいなと感じました。
307月
乗った飛行機がJAL SKY NEXT対応機だったのと、先日、JAL SKY Wi-Fiの無料クーポンをなぜか貰っていたので、iPhoneではありますが試してみました。
クーポンを受け取るときにあらかじめこのサービスの提供元である「Gogo Air Japan」のアカウントを作っておいたので、Safariを開いて適当なURLにアクセスするとJAL SKY Wi-Fiのページが勝手に開くので、そこでアカウントのメールアドレスとパスワードでログインして上の画面にたどり着きました。
あとはクーポンをクリックすれば接続されます。
ここまでは簡単で、あとはSMSやTwitter、Facebook、メールと普通に使えますが、速度は昔のモデム接続を思い出すような雰囲気で、特に上りが遅い印象です。
おそらく衛星インターネット自体はそれなりの速度が出るのだと思いますが、ベストエフォートなのと乗客で帯域を分け合って使う関係でしょうか。
おまけにちょっとした機体の動きなどで回線が切れることも結構ありました。
これが無料サービスなら「まぁ仕方ないかな」とも思えますし、私の場合は無料のお試しクーポンなので贅沢は言えませんが。
ちなみに30分で400円、マイルによる課金もあって、こちらはスマホとパソコンなどで値段が違いますが、500~1200円となっています。
さきほどの途中の回線切れがなかったとしても、離陸後および着陸前の約10~15分間は利用できませんし、国内線ではよほど急ぎでメールやSMSを送りたいといったような事情がない限り、使う価値はあまりないかもしれません。
その後、Twitterアカウントからサポートに問い合わせて…とのMentionをもらったので、サポートからチャットで理由などを伺いました。
結果的には「衛星通信の為、天候・飛行航路により、接続が不安定になっていたよう」とのことでした。
こうしたレスポンスの取り組みは良いと思いますが、やや空回りしているような印象もありました。
その辺りも含めて、まだ発展途上のサービスなのかなとも思いますが、機会があればまた試してみたいと思います。
245月
AmazonのタイムセールでAmazonベーシックのLightningケーブルが安くなっていたので注文してみました。
Amazonベーシックには10cm、90cm、そして今回購入した180cmの3種類に各2色(黒と白)がありますが、そのタイムセールの時にはどれも同じ値段だったので、当然ながらいちばん長いものをチョイス。
短いタイプもポータブルのDACでの使用などには便利そうですけどね。
180cmはやっぱりかなり余裕のある長さで、充電しながら使いたい場合には相当便利です。
本来は充電しながらの使用はあまりしないほうがバッテリーのためには良いらしいですが。
また、丈夫さも噂どおりという印象で、純正のようにすぐに壊れるような気は全くしません。
かと言って、太すぎて取り回しづらいというほどでもなく、よく出来たケーブルです。
もちろん、ちゃんとAppleのMade for iPhone認証も取得してありますし。
車内など熱がある場所での利用や持ち歩き用で雑に扱いたい場合などにはおすすめのケーブルで、またタイムセールがあったらもう一本あっても良いかなと思っているところです。
163月
TOSHIBAから出たTransferJet対応アダプタのiPhone/iPad/iPod対応とUSBアダプタをconeccさんにいただいたので、SNSだけじゃなくブログでもレビューしてみようかと思います。
一応、機材提供をいただいておりますので、「PR by conecc」の案件です。
ブリスターパックの本体には必要なソフトウェアも付属せずダウンロード先のみのシンプルさですが、動作環境にはちょっとだけ注意が必要です。
まず、TransferJet USBアダプタはWindows 7/8(8.1は動作しました)が必要でMacは未対応ですし、iOSのほうは7.1と8.1のみの対応ですので、iPhoneでいうと5以降が対象機種になります。
今回はUSBとiOSの組み合わせでしたが、意外に便利そうなのはiOSどうしの転送かもしれません。
USBメモリやSDカードなどに対応していないだけに、別の人との写真等の交換は基本的にはメール経由になってしまいますからね。
iPadにちょっと動画を移して大きく観たいというような時にはとても便利です。
というのも転送速度が非常に速いので、動画の転送が全く苦にならないというのもあります。
さてWindowsはiPad代わりというわけでもないですけどタブレットを使ってみました。
使用にはソフトウェアのインストールが必須で、現状、デスクトップアプリケーションのみの提供です。
シンプルなので操作は分かりやすいですけど、転送対象もその分限られるのはやや残念かな。
できればWindowsストアアプリが欲しいですし、Mac対応もぜひ今後検討して欲しいところです。
転送対象としては、やっぱりOffice文書が対応してくれたら便利かなと。
iOSのOfficeならOneDriveなどを経由してやり取りできますけど、見知らぬどうしで交換できる類のものではないですからね。
どうしても現状で…というと、スクリーンショットを活用して画像で受け渡すことはできますけど…。
USBのほうは形状的にもストレージとしてUSBメモリも兼ねていると便利かなと。
転送した保管先がこのUSBメモリ内なら、その後、持ち歩くこともできますし。
あと、謎の「MODE1,2」というスイッチもありますが、説明書によると現状は使用できないのでそのままMODE1で使うように指示されています。
NFCみたいな機能をわざわざ外付けで付けるのは…と当初は私もそう考えていましたが、転送速度の速さを見ると、これが内蔵されると色々捗りそうだなと感じます。
外付けでもiOSは他の転送機能があまりないわけで、そういうやり取りが頻繁にある方にはフォトストリームよりもより高速でWi-Fiが不要という大きなメリットがあるかと感じました。