1212月
これまでのiPhone用の地図アプリとはちょっと違ったアプローチの「MapFan eye」が登場していたので、早速試してみました。
名前の通り、あのMapFanの姉妹ソフトという位置づけで、地図自体は先日出たMapFan+同様、逐次ネットから落とす形式になっています。
一番の違いは徒歩でのナビゲーションに特化しているというところです。
目的地を設定すると、実際のカメラ映像を使ってAR表示で行き先を案内してくれます。
どこかの紹介記事ではiPhone 4SやiPhone 5などの新しいモデルのみが対象という記述を見かけた気がしますが、一応は私のiPhone 4でも動作してくれています。
ただ、さすがに旧世代を感じる動作速度で、昔のiPhone 3Gでマップを使ってた時のような速度ですから、実用にはiPhone 4S以降がオススメかと。
肝心のナビゲーションの精度ですが、コンビニなどの途中経路の目印をバルーン表示してくれるので、全く知らない場所を訪問するような場合にはかなり役立ちそうです。
ただ、目的地の住所などがしっかり分かってれば良いのですが、店名などを入れてもそもそもMapFanに候補が出ないケースも結構ありました。
その辺りは今後の改善やMap Fan+との連動などの機能向上にも期待したいところです。
0912月
iPhone用のDACなどを出しているVentureCraftからiPhone5のLightningに対応したUSB横出しショートケーブルが出ているようで。
純正のケーブルやアダプタだとポータブルオーディオプレーヤーとして外付けDACと組み合わせる場合には結構不便な状況でしたから、これは待望していた方も多いんじゃないかな。
ただ、厳密にはApple純正のLightning-Micro USBアダプタと、USB to microUSBケーブルのセットという形になっています。
権利の問題でこうなってるのか、それとも早い対応のためなのかは分かりませんが、両者を固着させちゃうための熱収縮チューブも付いてるようなので、一度くっつけちゃえば後は手間なしかと。
逆にいえば純正のアダプタをお持ちなら、手持ちのUSBケーブルを熱収縮チューブで固定しちゃえば良いとも言えますけどね。
そういえば私は相変わらずiPhone 4のままでiPhone 5には機種変更していません。
月額料金が上がるというのもありますし、現状、iPhone 4でもそれほど困っていないんですよねぇ。
むしろ韓国旅行時に3G回線をオフにして使った感覚からして、iPod touch(あるいはiPhone 4SあたりのSIMなし)+Wi-Fiルータでも結構イケるのではと思っているくらいでして。
通話のほうはフィーチャーフォンに戻しちゃっても良いかなとか考える部分もあります。
iPhone 5Sあたりが出たら気が変わる可能性も大いに有りですが、当面はiPhone 4でも良いかな。
逆にポータブルDACというのはちょっと興味があります。
SONYのPHA-1も大人気のようですし、FOSTEXのHP-P1もだいぶ安くなって来ましたしね。
ただ、室内ではAirPlayの便利さに慣れちゃったからなぁ。
ポータブルでもAirPlayに対応してくれるような機器が出たら良いのになぁ、なんて思います。
0712月
RATOCからWi-Fi経由でアクセスできるSDカードリーダー「REX-WIFISD1」が12月下旬に発売されるそうで。
先日から同社のUSB-DACをモニターさせてもらってるので、ついついオーディオ機器のイメージが強くなってますが、元々はパソコン機器のメーカーさんですものね。
基本的にはスマートフォンからの読み書きを想定してるようですが、PCやMacからもExplorerやFinderでアクセスできるようです。
出先などでUSBメモリやパソコンを持っていない場合のデータのやり取りに便利そうです。
もちろん、実際に挿さなくてもウィルス感染には注意が必要ですけどね。
また、本体には当然バッテリーが搭載されてるわけですが、これからスマートフォンを充電することも可能なんだとか。
3000mAhですから、最近の大型のモバイルバッテリーよりは小さめですけど、兼用で使えるので荷物を減らすメリットにはなるかも。
なお、ワイヤレスカードリーダーとして使う場合にはフル充電で約9時間動作するそうです。
スマートフォン用のアプリはWiDrawerというもので、こちらは製品に先立ってすでにApp Storeに並んでるようです。
単にファイルの読み書きだけでなく、入れておいた画像や音楽の再生もできるようなので、スマートフォンの容量拡張にも一役買ってくれそうですね。
2011月
インクリメントPのiOS向けの地図アプリ「MapFan」が新たな進化を遂げて、その名も「MapFan+」になっていたので、早速ダウンロードしてみました。
これまでのMapFanは地図データがアプリにくっついている形態でしたが、今回からGoogleマップやAppleマップのように都度、サーバーから取得する形になりました。
さらにオフラインモード(地図画面の右上のボタンで切り替え)が用意されていて、これを使えば以前同様にiOS端末内に持っている地図データを利用するので回線が不要です。
オフライン地図は有償ブランでの契約でダウンロードが可能になりますが、公開記念ということで11/26までは無料体験ダウンロードキャンペーンが実施されています。
地図のダウンロードにはWi-Fiが必要ですが、地域ごとに分割されているので少しずつゲットすることが可能ですし、容量が厳しいiOS端末では必要な地域だけダウンロードしておくのも良いかも。
なお、ダウンロードしてなくても、下のように、そこそこな感じの地図は表示可能です。
(これでApple謹製の地図と同レベルだったりして…。)
なお、アプリ自体は無料で、無料キャンペーン終了後のオフライン地図ダウンロードやオンデマンドVICS渋滞情報や駐車場の満空情報などを使わないのであれば実用的には十分かと。
アップルの地図がもう少しなんとかなるまでは、必携の地図アプリかもしれません。
私も近所の情報はアップルに「問題を報告」してるので、そっちの改善も待ち遠しいのですけどね。
0311月
iOSの最新バージョン6.0.1が公開されていたので、とりあえず私のiPhone 4を更新してみました。
修正内容は以下のとおりとのこと。
・iPhone 5でOTAアップデートをインストールできないバグを修正
・キーボード上に横線が表示される場合があるバグを修正
・カメラのフラッシュが消えなくなる場合がある問題を修正
・暗号化されたWPA2 Wi-Fiに接続する場合の信頼性を向上
・一部の場合において「iPhone」がセルラーネットワークを使用できない問題を解決
・iTunes Match用にUse Cellular Dataスイッチを統合
・ロック画面からPassbookの詳細にアクセスできる場合があるバグを修正
・Exchange会議に影響を与えるバグを修正
バグ修正がメインですが、OTAのバグがあることもあり、OTAでのアップデート手順がちょっと違うらしいです。
私はiTunes経由で更新したので、これまで通りの手順でしたけどね。
なお、開発者向けにはiOS 6.1のβ版も出ているようで、そちらのほうはロックスクリーンでのミュージックアプリの操作UIが新しくなったり、統一感のある内容になってきそうな雰囲気です。
マップに関してはそれでもまだまだ完成には程遠いでしょうけれど…。
ちなみにMacのほうにもSafari 6.0.2とか色々と更新が来ていましたが、こちらは以下のようなエラーが出て、まだアップデートできていません。
NSURLErrorDomain エラー – 3001 (102)
なにやらAppleのサーバ側の不具合らしいという噂ですが、iOSの配布も重なったし、サーバの維持管理だけでも大変でしょうねぇ。
ジョブズがいなくなったから、というわけでもないのでしょうけれど、取捨選択が上手いアップルもちょっと手を広げすぎているところもある印象ですし、もう少し整理が必要なのかも。
そうなると真っ先に整理されそうなのはMac miniやMac Proあたりっぽいから、個人的には今のままのほうが都合が良いのですけどね。
2510月
iPad miniの発表を待っていたかのように、AmazonからKindle 3機種の国内販売が決まったよ、というメールが届きました。
発表になったのはモノクロの「Kindle Paperwhite」、同じ7インチで解像度違いの「Kindle Fire HD」と「Kindle Fire」です。
最上位のKindle Fire HDでも16GBモデルなら15800円というのは、iPad miniにとっては強敵かも。
もちろん、すでに持っているアプリやiTunesとの統合環境などは魅力ではありますが、Amazonにはコンテンツという武器もありますし。
そのコンテンツのほうですが、Kindleストアが本日オープンということで、5万冊を超える日本語書籍の配信が始まるとのこと。
無料書籍が約1万冊と、ここは楽天のような水増しっぽさもありますけど、今後は競争によって市場も活性化するでしょう。
書籍の価格も気になるところですが、まだこの記事を予約投稿で書いてる時点では分からず…。
出版社が関わっている以上、Koboと同程度だろうなぁとは思いますけどね。
ハードウェアのほうはそれほど特筆するような部分はない印象ですが、Kindleストアを使う上でハードウェアによる差が出てくる部分はあるのかな?
差がなければWindows8タブレットを電子書籍端末にしたいなぁと個人的には思ってるのですが、どうでしょう?
3機種の中からあえてiPadやWindows 8とは別に買うとするなら、Paperwhiteの3G版を選ぶかも。
これには3G通信機能があって、この通信費はAmazon負担なんですよね。
出先で暇になった時もこれがあればどこでも本が買えるというのはかなりメリットがありそうです。(ただし、サイズが大きいものはWi-Fi専用らしい)
あとは購入した本のDRM周りも気になるところです。
出先でPaperwhiteで購入したけど、帰ってからはカラーのFire HDで読みたいとか、そういう転送が簡単にできたらうれしいなぁ。
Amazonから購入すれば端末はアカウントに紐付けされるらしいので、ぜひその前提の下では比較的自由に読ませてほしいなぁと期待しています。