iPhone標準の計算機を初めて使ったら、もう少し高機能なものが
欲しくなり、いくつか探してみました。
でも、意外と電卓って多くないんですね。
開発しやすそうだから、もっと多いのかと思ってたら、意外でした。
そんな中、いわゆるRPN電卓が無料であったので、この際にRPNを
覚えてみようと思い、「Classic RPN Calculator」をインストールしました。
RPNは普通の電卓とは入力の仕方が違います。
基本的には数値を入力したら、ENTERで確定します。
たとえば、足し算「1+1=」だと、下のような感じです
1 ENTER 1 +
「1足す1は?」ではなく、「1と1を足す」というイメージですね。
同様にかけ算「2×3=」も、それに気付けば大丈夫です。
2 ENTER 3 x
そして、すごいのは過去の計算結果がメモリされている点です。
上の二つの計算をしたあとで「x」を押すと、それぞれの計算結果が
乗算されて、12という結果が得られます。
ほかにも、メモリ機能も充実しています。
メモリへの保存は以下のように操作します。
14 STO (0~9)
これで、0~9の指定番号にメモリされるわけです。
通常の電卓と違って、10個のメモリ枠があるってことですね。
メモリからの読み出しも簡単。
RCL (0~9)
これでメモリしておいた数値が最新の計算結果として呼び出されます。
あと、覚えておきたいのは「CHS」キーですね。
これは”Change Sign”の略で、マイナスの値を入力する時に使います。
「±」キーと考えれば、覚えやすいでしょう。
「EEX」(Enter Exponential)は10の指数入力です。
5 EEX 3
上だと、「5 x 10の3乗」ですから、5000になります。
最初はちょっとだけ大変ですけど、これはクセになりそう。
そのうち、パソコン用のフリーソフトも探してみようと思いますが、
気に入りすぎて、本物が欲しくなっちゃうかもしれませんね。(笑)
HP 35s 関数電卓 + 日本語ユーザーズガイドのセット