1112月
tenginさんのところで「Macの雑誌感想」という記事があったのですが、
どうやら最近のMac系雑誌では、スキル向上にはあまり役立てないという、
印象をお持ちになられたようで。
確かに、私自身も正直、最近はあまり買ってませんし、買ったとしても
情報収集というよりは、エッセイとかコラムを読むため、といった感じ
ですものねぇ。
ということで、初心者に限らず「Macの知識を付ける本」ということで、
いわゆる入門書、といった感じのものをいくつかご紹介してみようかと。
私がまず真っ先に浮かんだのは「はじめてのMacOS X」シリーズです。
「はじめての…」シリーズはWindowsのほうでも定番ですし、この本は
ある意味、「Mac OS Xの取説」みたいな役割を果たしてくれる一冊に
なっていると思います。
あとは、雑誌「Mac Fan」の内容などをまとめた「Macintosh入門・活用ガイド」も
悪くないと思います。
Mac FanでもMac Peopleでもそうですけど、一冊で得られる情報って、
やはりどうしても限られてしまうんですよね。
ちゃんと知識を得ようとすると、2年くらいはずっと読み続けていて、
その中で、「あれ?いつの間にか知識が付いてる!」みたいなところが
あるんじゃないかと。
ちなみに、私は本来は「MacPeople」が好きなんですけど、Mac OS Xを
使い始めて、最初に読み始めたのは「Mac Fan」だったんですよね。
こちらのほうがとっつきやすいし、「ビギナーズ」の冊子(昔は別刊だった)も
付いてますしね。
そして、「もうMacの操作は慣れちゃったよ」という方には、開発関係の
入門書をオススメしてみましょう。
定番の「Happy Macintosh Developing Time」シリーズのDashboard編です。
ウィジェットでしたら、プログラミング言語の知識がとりあえずなくても
センス次第では面白いWidgetが作れます。
とても分かりやすく書かれていますし、一歩先の知識を身に付けたい
方には、オススメです。
0912月
iMacの内蔵スピーカーやアンプは、あのサイズにしては、なかなか
良い出来ではありますが、オーディオ好きの私としては、もう少し
手を加えたいなぁと思っていました。
そんなところ、ハードオフでTIMEDOMAINのOEM製品を見つけたので、
速攻でゲットしてきました。
実画像サイズ |
640 x 432 ( 54 kB ) |
Exif 情報 |
モデル名 |
NIKON D70 |
ISO 感度 / 露出補正値 |
1600 / 0.0 |
露出時間/絞り |
1/40 秒 / F 2.8 |
露出補正値 |
0.0 |
焦点距離 (35mm 換算) |
50.0 mm (75 mm) |
全 Exif 情報表示… |
もちろん、純正の製品とは違うので、内蔵アンプとかACアダプタあたりが
ケチられている感じがしますが、それでもこの手のスピーカーにしては
なかなかの音質です。
とはいえ、デフォルトでの特性はやはりどうしてもドンシャリ傾向が
ありましたから、iTunesのイコライザで、下のように調整してみました。
(クリックすると大きくなります。)
iTunesのイコライザには、ほんとに毎回助けられます。
VH7PCもかなりクセのある特性でしたからねぇ。
TIMEDOMAINは小さいですし、iMacとデザイン的にも似合うと思います。
内蔵の音質で満足しきれない方は、試してみると良いかもしれません。
0812月
Mac OS X 10.4にはDashboardというデスクトップアクセサリー機能が
あって、なかなか便利なのですが、OS標準のWidgetだけでは物足りない
面も出てくるので、フリーのもので、強化してみることにしました。
とりあえず、今のiMacのDashboardの画面を貼ってみます。
(クリックすると、少しだけ大きくなります。)
画面ではちょっと見えづらいと思いますから、追加したWidgetを
紹介してみましょう。
まずは、最近アップデートしたばかりの「鉄道運行情報」。
全国の鉄道の運行状況や遅延状態などが確認できて、かなり便利です。
同じ作者さんの地震情報の「QuakeInfoDash」や、ゆうパックの追跡が
できる「ゆうパックtrack」なんかも便利なので、入れてあります。
そして、私のお世話になってる「いぬリンク」さんをはじめとした
各種アンテナの更新状況をチェックできる「mini antenna widget」。
このWidgetは、もうずいぶん長く愛用させてもらってますね。
同じく長く愛用してるのがテレビ番組表の「Televi」。
全国各地に対応していて、現在放映中の番組をチェックできるので
とっても重宝します。
そして、最近新しく追加したのが、メモリやCPUなどの状況をチェック
できる「istat nano」。
Dashboardだと、スペースを取らず、見たいときだけ、さっとチェック
できるので、良いですね。
他にもブラウザや付箋紙、メモ帳、ToDoなど、フリーで色々と揃って
いますから、AppleのWidget紹介ページをチェックしてみるとよろしいかと。
http://www.apple.com/jp/downloads/dashboard/
0712月
土岐麻子さんのブログを見ていたら、アルバム「WEEKEND SHUFFLE」が
先日で発売になっているではないですか。
でも、今はSONY MUSICに移籍になってるし、iTSではないだろうなぁと
思いながら見てみると、なんとちゃんとありますよ。
それも1曲150円なので、アルバムで1200円と、お値段もお買い得。
これまでシングルでは、たまに利用していたのですが、これは
買っちゃおう、ということで、購入しちゃいました。
さすがにアルバム8曲だと、うちの遅いADSLでは少し時間がかかりますが、
それでも、あるかどうかもわからないCDショップに足を運ぶよりは全然
マシです。
おまけに、試聴もできちゃうんですものね。
ちなみに、購入の作業は私のPC上のiTunesでやりましたが、iTSで
購入した楽曲は最大5台のコンピュータで聴くことができます。
うちはPC2台、Mac3台なので、ギリギリですね。(笑)
http://docs.info.apple.com/article.html?artnum=93014-ja
で、Macへの楽曲のコピーは、普通のファイルコピーと全く同じ。
Windowsの共有フォルダあたりに楽曲のファイルをコピーしておいて、
それをMacに持って行き、iTunesに登録するだけです。
もし以前に認証していれば、以後は認証すら不要ですし、最初の
場合も、iTSのアカウントとパスワードを入力するのみの簡単さ。
これだけ便利だと、CDショップに行く気が失せるのも分かりますね。
個人的には、高くても良いから、Apple Losslessフォーマットでも
購入できるようになると、もっとうれしいかな。
0612月
Coherencyモードがとても斬新だと評判の「Parallels Desktop」の
ベータビルド「build 3036 Beta」を試してみました。
噂通り、Coherencyモードは、いやはや、すごいですよ。
まるで、Mac OS XがネイティブにWindowsソフトを動かせるかのように
見えてしまいます。
実際の動作画面は下の通りです。
(クリックすると、大きめの画面が開きます。)
動作速度もHDBENCHで比較してみました。
左が3036の結果で、右側のカッコ内が正式版(1970)での測定値です。
ALL 73596 (45717)
Integer 154063 (154315)
Float 101987 (102252)
MemoryR 83805 (83908)
MemoryW 82355 (82833)
MemoryRW 160136 (161161)
DirectDraw 31 (27)
Rectangle 42548 (38135)
Text 8706 (17379)
Ellipse 19336 (19276)
BitBlt 56 (49)
Read 101185 (59778)
Write 11436 (11398)
RRead 196545 (16953)
RWrite 14543 (10072)
ベンチマークだけでは、何とも言えませんが、弱点だった描画部分や
特にディスクの読込みが高速化されているみたいですね。
メモリ割り当てが少ない場合などは、ずいぶん体感速度が向上する
かもしれません。
なにぶんβ版ですから、誰しもにオススメできるものではありませんが、
着実にMacとWindowsの敷居は低くなってきているようです。
0512月
先日からMac用の楽しいフリーソフトがないかなぁと色々探していたら、
「mRX-8000」という、面白いソフトを見つけました。
単純に言ってしまえば、インターネットラジオの再生ソフトなのですが、
そのインターフェースが秀逸です。
実際の画面を見てもらったほうが早いですね。
こんな感じで、まさに昔のアナログラジオのような操作で楽しめます。
ジャンルを選んで、チューニングノブを回し、好みの「ラジオ局」を
選ぶ感覚が、なんとも懐かしそうで新しいです。
洋楽だけでなく、もちろんJ-POPもちゃんと受信できるので、とっても
楽しいです。
何より、ラジオ局を明確に指定するわけじゃないですから、「偶然の出会い」
みたいな感覚が素晴らしいですね。
ちなみに、チューニングノブは、キーボードや「PowerMate」からも操作
できちゃうとのこと。
あー、こんなことなら、PowerMate、手放さなきゃ良かったかなぁ。(^^;
Griffin Tech PowerMate
このソフト、Macでのみ公開されています。
まさにMacらしい楽しさと遊び心にあふれたソフトなので、良かったら
ぜひ試してみてくださいませ。