• 0412月

    私の場合、Mac OS X 10.4は前機種のPower Mac G4で使っていたので
    新鮮味はありませんでしたが、Dashboardはほんとに楽しい機能です。

    とはいえ、最近のMacのCMではありませんが、計算機や時計くらいでは
    すぐに飽きてしまいますよね。(笑)

    そこでオススメなのが、Appleのサイトの中にあるDashboardウィジェットの
    紹介ページです。
    http://www.apple.com/jp/downloads/dashboard/

    ここにあるのは、Apple純正ではなく、フリーソフトやシェアウェア作者さん
    たちが作られた、素晴らしいウィジェットばかりです。

    色々と紹介したいものはありますが、その中でも「Amazon Album Art」が
    一押しです。

    まず、実際の画面は、下のような感じです。
    (クリックすると等倍で表示されます。)

    実画像サイズ 491 x 256 ( 93 kB )
    Exif 情報
    ISO 感度 / 露出補正値 - / -
    全 Exif 情報表示…


    iTunesで曲を再生中に、ウィジェット内のiTunesアイコンをクリックすると、
    曲名が取得され、そして、さらにAmazonからジャケット画像を見つけて
    表示してくれます。

    私がWindowsで作ってる「NowTunes」のウィジェット版みたいなものですね。
    実は、私もこれをWidgetに移植しようかと思っていたことがあるのですが、
    これがあれば、もう不要ですよねぇ。

    複数の画像候補があれば、ジャケット右上の部分をクリックすれば
    選べますし、アルバム単位や曲単位で、ジャケットをiTunesの
    アートワークに登録することも簡単にできちゃいます。

    特に、最近のカラー対応のiPodをお使いの方やFront Rowで音楽を
    楽しんでる方は、これでバシバシ、アートワークを登録しておくと
    楽しいですよ。

    他にもいろんなウィジェットがありますし、インストールも簡単ですから
    ぜひDashboardを活用してあげたいですね。

    Filed under: Start Mac
    2006/12/04 9:18 pm | Amazon Album Art はコメントを受け付けていません
  • 0312月

    これも昨日の座談会後の会話で出てきたことなのですが、
    「Dockだけではランチャーとして弱い」という意見が結構ありました。

    そこで、プログラムランチャー、特にキーワード入力タイプのものを
    調べてみることにしました。

    その前に、私はどうしているかというと、以前は「Snard」という
    昔のアップルメニューみたいなランチャーを使っていましたが、今は
    Butler」というメニューバー常駐型のファイラー形式のものを使っています。

    ちょっと文字だけだとわかりづらいので、ハードコピーを交えながら
    説明していきますね。
    (クリックすると等倍になります。)

    プルダウンには現在起動しているアプリが表示されて、「すべての
    アプリケーション」のところにいくと、「アプリケーション」フォルダに
    入ってるアプリが、ずらりと表示されるという感じです。

    他にも、もっと色んな設定がありますが、今回の「キーワード」タイプとは
    ちょっと違いますから、とりあえずご紹介だけ。

    で、まさにそのタイプに当たるのが「QuickSilver」というフリーソフトです。

    例えば、「Option+Space」とかに割り当てておくと、そのキーを押すと
    下のような画面が出てきて、キーをタイプしていくだけでアプリが
    起動できるというわけです。

    「これは確かに便利だな。私も導入しようかなぁ…」と思っていたのですが、
    ふと「Ctrl+Space」を叩いてみると、こんな画面が。

    Mac OS Xに詳しい方なら、もうお気づきですよね。そう、Mac OS X10.4の
    目玉のひとつでもある「Spotlight」です。

    本来はファイル検索機能ですが、これも十分、キーワードタイプの
    ランチャーになります。

    上の画像のように、「Ape…」とタイプすれば、「Aperture」が表示されます
    から、そこからカーソルでアプリを選んでリターンを叩けば、立派な
    ランチャーになってくれます。

    アプリを自分で登録する手間もないですし、ドキュメントもひっくるめて
    何でも探してくれますから、ランチャー以上に便利ですね。

    というわけで、どれが良いかはお好みもあるかと思いますが、Dockだけでは
    アプリが管理しきれない方には、こういった機能をうまく使ってみられると
    良いのではないでしょうか。

    Filed under: Start Mac
    2006/12/03 8:43 pm | 2 Comments
  • 0312月

    先日のStart Macの座談会の後の会話で、「Boot CampでMac OS Xと
    Windowsを入れている時、デフォルトで起動するOSを、どこで変更
    できるんだろう?」という質問が出たんです。

    私はてっきり、Optionキーで選んだほう、つまりは前回起動したOSに
    なるのだとばかり思っていたのですが、どうやら違ったようです。

    実は何のことはなく、WindowsやMac OS 9との起動切り替えと全く
    同じ方法で切り替えるだけでした。

    Windowsで変更する場合は、コントロールパネルの「起動ディスク」の
    項目から変更するだけですし、Mac OS Xの場合なら、システム環境設定の
    「起動ディスク」からOSを選ぶだけです。

    確かにこれまで通りの流儀でOKという点では悪くないのですが、
    フィーリング的には「前回起動したOS」がデフォルトになってくれた
    ほうがうれしいこともあるような気がしますね。

    Filed under: Start Mac
    2006/12/03 6:00 pm | Boot Campの起動デフォルト指定 はコメントを受け付けていません
  • 0212月

    今日はStart Macの第1回の座談会でした。

    新宿初台のアップル本社ということで
    場所は迷いませんでしたが、オペラシティに
    着いてからが迷いました。
    2階の受付さんに聞いて、なんとか
    たどり着きましたけどね。

    座談会はそれぞれ使ってみた感想を伝えて
    なんとなく終了。
    私自身は、かなり思っていたことを伝えられました。

    ただ、前回のオリエンテーション同様、モニターさんどうしの
    コミュニケーションが少ないのでした。

    そこで、皆さんのお誘いもあり、懇親会と言いますか、
    6名ほどでカフェにて会話をしてきました。

    お互い、Macに熱い想いもあり、とっても楽しい時間に
    なりました。
    今度はiChatあたりでコミュニケーションできると
    良いですね。

    ちなみに、新宿に行ったからには、
    成果(?)もあったりしますが、それはまた帰宅
    してから、ということで。

    Filed under: Start Mac
    2006/12/02 10:01 pm | 15 Comments
  • 3011月

    先日のApertureのレポートに引き続いて、我が家にあるRAW現像ソフトで
    スピード比較をやってみました。

    Nikon D70のRAWファイルを適当に10枚選んで、それをバッチ処理で
    JPEGに変換する、という作業を、書くソフトにやらせてみました。

    なにはともあれ、まず、結果は下の表の通りです。

    RAW現像ベンチマーク結果

    ダントツでApertureの速さが光ってますね。
    正直、これはかなり予想外でした。
    巷の噂では「遅い」という評判でしたから、Capture NXと良い勝負かな、
    くらいにしか考えていませんでした。

    もちろん、今回は補正は全くせず、デフォルトのままでJPEGに書き出して
    ますから、そうした影響もあるかもしれません。
    それでも、この差は、そう簡単に埋まるものではないでしょう。

    ちなみに、MacのCapture NXが一番遅いですが、これはアプリケーションが
    まだユニバーサルバイナリ化していないせいですね。

    あと、MacのPhotoshopは、うちにあるのがCS(2じゃない)なので、
    一括現像ができないので、テストできませんでした。

    ハードウェアのスペックもさることながら、Apertureのソフトの完成度も
    1.5になって、かなり上がってることが体感できました。
    これは導入して良かったなぁと思います。

    Filed under: Start Mac
    2006/11/30 7:55 pm | RAW現像のスピード比較 はコメントを受け付けていません
  • 2911月

    体験版もあることだし、試してみようと思っていたApple純正の
    RAW現像ソフト「Aperture」ですが、これだけ趣味で写真をやってる
    ことですし、思いきって購入しちゃいました。


    Apple Aperture 1.5 (日本語版) [MA715J/A]

    インストールして起動すると、でっかい画面が広がります。
    iTunesなどの一般向けアプリと違って、やはりプロ向けなのだなと
    感じました。

    で、とりあえず手持ちのRAWデータをMacに入れて使ってみますが、
    どうもソフトの「作法」が最初は馴染めません。
    「プロジェクト」とか「ライトテーブル」、「バージョン」など、何を差すのか
    最初は理解しづらかったですね。

    極端な話、RAWを編集してJPEGに書き出すのでさえ、最初は分かりません
    でしたからねぇ。
    普通なら、「ファイル」メニューから「保存」とかやるのかなぁと思いますが、
    Appleのサイトを見ても

    Apertureのファイルメニューを開いても、保存コマンドはありません。
    Saveがないのは、必要ないからです。

    なんて風に書いてあります。(^^;
    まぁ、説明書とかヘルプを見れば良いんですけどね。
    ちなみに、実際には「書き出し」の中から「バージョンの書き出し」を
    選べば、JPEGに保存することができます。

    ただ、迷うのはソフトの「流儀」に慣れるまでの短い時間だけの話で、
    慣れてくると、便利さのほうが際だってきます。

    ホワイトバランスを取る場合も、ホワイトポイントピッカーを使う時も
    ルーペとRGB数値がカーソルに付随して表示されて、とても使いやすいです。

    また、レベルをルミナンスで4分割編集することで、写真のトーンを
    コントロールすることがとてもやりやすく、慣れるとトーンカーブよりも
    こっちのほうが便利に感じてきます。

    で、実際にNikon D70のRAW画像を現像したものを貼ってみます。
    左半分がPhotoshop CS2で現像したもの、右がApertureで現像したものです。


    800 x 602 (83 kB)


    もちろん、Photoshopでも右の画像まで追い込むことは可能だとは
    思います。
    ただ、Apertureのほうが手早く、しかも、いくつかの試案(これをバージョンと
    呼びます)を比較表示したりできるので、追い込みやすいです。

    大量のRAWを現像するのに向いているとはいえない面もありますが、
    「本気」の写真こそ、Apertureの出番だな、という気がしました。

    さらに、RAWだけでなく、JPEGもRAWと全く同レベルで編集ができます。
    SILKYPIXのRAW Bridgeのような機能が装備されてるんです。

    これがあれば、ホワイトバランスが崩れてしまったコンパクトデジカメの
    写真とか、銀塩フィルムのスキャンに納得がいかない場合の補正などに
    とても重宝しそうです。

    で、実際に銀塩コンパクト「BiG mini」の写真を補正してみた結果を
    貼ってみましょう。
    左がスキャンしたままの画像、右がApertureで補正した画像です。


    800 x 600 (80 kB)


    こんな具合に色相とかトーンなどを微妙に調整できますし、書き出し時に
    まとめて最終的な処理が実行されるので、レタッチソフトのような
    画質劣化も最小限に抑えられます。

    世間の評判では、もっと重くて完成度の低いソフトかと思っていましたが、
    全くそんなことはなく、ちょっとくせはあるけど、慣れれば快適な良作
    だと感じました。

    Filed under: Start Mac
    2006/11/29 8:33 pm | 2 Comments