1811月
久しぶりにレディースの自動巻き時計、UNIVERSAL GENEVE Altesseをゲットしてみました。

レディースはいつもチェックしているんですが、紗羅から「たくさんあるから要らない」と言われることが多いんですよね。
ただ、今回のはかなり珍しい出物でしたし、デザインも好みだったようで買う気になってくれたみたいです。

ちょっとかわったバックルが特徴的で、慣れないと付け外しすら分からない珍しい構造です。
そこがかえって惹かれた理由でもあるわけですが。

年代としてはおそらく1970年代だと思われ、内部のムーブメントも日差が±10秒以内なので、あえて開ける必要もなく、チェックしていません。
ベルトがケースから直生えなのと、そこをボンドで補修してあるっぽいので、なにか不調が出てくればチェックしてみようとは思っていますが。

ちなみに紗羅の持ってる腕時計はたしかこれで11本くらいのはず。
そのうち常用してるのはほとんどOmegaにTissot、それにDiorとMARC BY MARC JACOBSくらいなので、その中にこのユニバーサルジュネーブが入り込めるのか、気になるところです。
1411月
タグ・ホイヤーからAndroid Wearのスマートウォッチ「TAG Heuer Connected」が発売するそうで。
時計メーカーからもいくつかスマートウォッチが出ていますが、文字盤を完全に液晶で再現してしまうタイプは初かも。
液晶は完全な円形で、これにサファイアグラスの風防が付いてチタン製のケースや刻印のしっかりした裏ぶたといったところは腕時計らしいこだわりです。
ただやはり文字盤の立体感のなさは当然ながらApple Watchなどと同じで、LVMHグループとしてはまずタグ・ホイヤーで「実験」してみるかな、という雰囲気なのかも。
お値段は165,000円だそうで、それだけ見ると高いですけど、タグ・ホイヤーとして考えればかなり戦略的な価格になってるかと。
当然、文字盤のデザインも普通のタグ・ホイヤーのものを堂々と真似できますし、そこまで含めて考えるとApple Watchよりは魅力的でしょうか。
CPUはIntel製で、メインメモリが1GB、ストレージが4GBとのこと。
センサはジャイロや傾きセンサー、マイクにタッチセンサーなどだとか。
風向きや気象状況を観測する機能もあるそうなので、他にも色々と搭載されているのかな?
気になるバッテリーの持ちは通常使用で25時間というのはギリギリのラインです。
せめて自動巻きのパワーリザーブと同じ40時間くらいは欲しいところです。
他のメーカーでも同様ですが、ベルト部分にバッテリーを収納するといった工夫をして、バッテリーを増量できないものでしょうか。
1311月
ORISの自動巻き腕時計「Big Crown Pointer Date 7400B」をゲットしてみました。

当初は別の時計をゲットしたんですが、それが故障していたため、差額交換でこれになりました。
Big Crownといっても大きいのはリューズだけでして、ケースサイズは32mmほどと、いわゆるボーイズサイズよりさらに小さめです。
同じポインターデイトでも40mmとか36mmくらいまでが公式にはメンズで、32mmと28.5mmはレディースなのかもしれません。
ただ非純正のベルトは十分な長さがありますので、装着には全く問題ありませんし、こういう時こそ大き目なリューズが巻きやすくて便利というものです。

ムーブメントはORISでいうとCal.574ですが、ETA2685をベースに名前のとおりのポインターデイトなどの部分に手を加えたものです。
ビッグクラウンやポインターデイトは1940年前後に作り出されたものですが、子のムーブメントからすると、これは1984年以後の復刻モデルだと思われます。

その復刻モデルでも忠実にプラスティック風防は継承されていて、手にした時点ではかなりの傷だらけでした。
そこはもう手慣れたもので、適度にサンエーパールで磨いたら、ほとんどの傷は消えて透明感が出ました。
他にも秒針ハック機能がなかったり、この年代の時計にしてはかなり機能が弱いところがありますけど、それでもなんとなく魅力的なんですよね。

これで欲しかったブランドはほぼ収集できた形になってきていて、さすがにペースダウンしてきています。
といっても別に欲しくないわけではなくて、心が動かされるモデルに出会う頻度が下がってるだけなんですけどね。
0811月
先日ゲットしたのと同じ、SEIKOのMAJESTAシリーズ「9063-5020」を見つけたのでゲットしてきました。

前回のはスイープ運針という珍しい秒針が特徴でしたが、こちらはムーブメントが異なり、普通のステップ運針です。
ただ、当時の高級モデルということもあり、質感はとても良いものです。
ケースも付属していましたし、状態も大変きれいでしたから、元の持ち主さんはきっと大切に保管しておいたのでしょうね。

ステップ運針ではありますが、ツインモード振動子なのは同様で、年差20秒ということで、いわゆる年差クォーツです。
製品番号から推測するに、おそらく1984年製造でもう30年以上経過した品とはとても思えないです。
今と違ってふんだんにコストや手間をかけることができたおかげなのでしょうね。

金メッキばりばりのデザインはやや成金チックですけども、個人的にはこれも意外に嫌いではないので、良い状態を維持しつつ、しっかり使ってあげたいと思います。
0611月
先日のモンディーンともう一つ、いっしょに購入すると安くなるキャンペーンを使って、CROSSの腕時計「Harrington」を購入しました。

こちらはその値引き分でほとんど賄える感じでして、正直こういう機会がなかったらCROSSを手にすることはなかったかも。
お値段とは真逆に、サイズはMondaineよりこちらが数倍大きくて、我が家の腕時計の中でも一二を争う大きさかも。

CROSSというとボールペンなどの筆記具で有名ですが、このハリントンは書体の丸みを帯びた遊び心のありつつもクラシカルな雰囲気からインスピレーションを受けてデザインされたんだとか。
私にはどちらかというとキャラメルみたいな形に思えてしまいましたが、悪口ではなく、独自性のあるデザインは良くまとまったものです。

時計が大きいからスモセコもそれなりに大きく、見やすいのも良いところです。
ただ黒い文字盤で目立ちやすい曇りがこの個体でも感じられたので、先日のオリエント同様、シリカゲル漬けに一晩しておいたところ、だいぶ曇りも取れました。
こちらは反射ではなく、ホントに湿気が少し入り込んでいたようです。

裏ぶたは開けてみていませんが、日本製のムーブメントと裏ぶたに記載がありますから、ミヨタあたりでしょうか。

私の好みからはちょっと外れていますけど、想像していたよりはしっかりした作りの時計でした。
デイト機能もありますし、意外と出番は多いかもしれません。
0411月
「Felix Buhler by MONDAINE」という、ちょっと珍しいコラボ(?)モデルを見つけたのでゲットしてみました。

フェリックス・ビューラーは馬具で有名なスイスのブランドだそうで、ファッションなどでもブランド展開されているようです。
時計もいくつか情報がありましたが、肝心のモンディーンとコラボしたものはほとんど情報が見つかりませんでした。

ただ見るからにデザインはモンディーンのものを基本にして多少変更したといった感じでして、実際、同じお店に普通のMondaineもあったんですが、あえてこちらを選んでみました。
#普通のほうが高かったというもありますが。

サイズはやや小さめで、ボーイズサイズといったところでしょうか。
Mondaineはベルトが短めと噂に聞いていましたが、これはむしろ長めなくらいで問題なく装着できました。

モンディーンはいずれ欲しいと思っていたブランドだったのですが、意外と新品でも中古でも価格差が少ないので躊躇していたところがありました。
ただ今回のは2つ一緒に購入すると安くなるというキャンペーンを適用してもらったのもありますし、私らしくマイナーな感じがゲットできたので大満足です。
そのもう一つのほうはまた後日ということで。