196月
あまり出どころのよく分からない懐中時計「ABON ANTIMAGNETIC」をゲットしてみました。

この手の懐中時計には見かけだけアンティークで、中身はクォーツのものも多いですが、これはしっかり(?)手巻きです。
おそらく年代的には新しいもののようで、精度はほかの手持ちのものより良いですし、ゼンマイも元気です。
やや動作音がうるさいですが、一応、SWISS MOVTの表記もあります。

こうなるとホントかなぁと中のムーブメントが見たくなるわけですが、この裏蓋が全く外れそうにありません。
ねじ込みではなさそうなんですけど、開け口が見当たりません。
日差も問題ないですし、中身を確認したい以外に開ける意義がないので、結局諦めました。
実は弟が昔から懐中時計が好きだったので、これをあげようかなと思っているところです。
186月
以前から気になっていたブランド、LONGINESのメンズクォーツをゲットしてみました。

一応「訳あり」となっていたものの、文字盤の腐食とベルトの痛みだけでしたので、ベルトを交換してあとは磨いたら完成です。
クォーツですから精度の心配もないですし、デート機能も問題なしです。

ただ一つ心配だったのが偽物の可能性でして、シリアルナンバーからしてSwatchグループになってからのもののわりにはデザインが昔風味かなぁと思ったので、電池交換も不要なのに開腹してムーブメントを見てみました。
ラウンドケースの中には744.2というキャリバーが見えました。
どうやらETAの互換ものみたいですけど、蓋のほうにもLONGINESのマークや「4379 1 744」という記載もありますし、そこまでマイナーを狙った偽物もないでしょう。

ちなみにケースの横にはスゴく小さな文字で「DELECTEDPLATEDG20」(たぶん)と書かれていましたが、要は金メッキということでしょうね。
また、ベルト幅は17mmだったので、バンビの黒にしておきました。

写真で見ると結構小さめに見えますけど、実際には結構大柄でして、ケースの直径で32mmくらいです。
この数値だけでいうと往年のロンジンと同じくらいかなと思いますが、ベゼルが狭いからか、手持ちの中では意外と大柄に感じます。

個人的にはティソと並んでロンジンもかなりお気に入りになってまして、この「ややマイナー感」が悪くないなと。
そういえば先日、ブランドショップで現行のOMEGAからTAG HEUER、BREITLINGなどをまとめて見ることができました。
たしかにどれもカッコいいですが、自分のもそれなりに捨てたもんじゃないな、と思ってしまうのは相当に贔屓目が入ってるんでしょうね。
176月
ウォルサムの懐中時計をゲットしたばかりですが、今度はCITIZENの「PARASHOCK PHYNOX」をゲットしてみました。

動作には支障はないものの、ご覧のように風防が割れている状態でしたので、Small Marketで風防を注文して交換することに。
直径は0.2mm刻みで細かくラインナップされていますので、これはノギスで正確に測る必要があるなと、まずはノギスの調達から。

測ってみたところ、37.2mmっぽいので、これで注文してみました。
ただ、高さも普通のと山高、それに薄手の3種類があるんですが、元のが3.7mmくらいだったので、普通(3.5mmくらい)と山高(5.0mm)で迷いました。
しかしここは大は小を兼ねるかなと山高にしておきました。

ということで風防を交換した後がコチラ。

元々状態が良かったので、かなりキレイになりました。
37.2mmはもしかすると若干(0.2mmくらい)小さかったかなぁという気もしますが、テンションリングが効いてるので外れることはないでしょう。

ただもう一点、リューズを巻いてもなぜか半日くらいで止まってしまうという問題が残っています。
それに巻き止まりがなく、いつまでも巻けてしまうんですよね。
裏蓋を開けてムーブメントを確認してみましたが、素人が眺める程度では特に異常は認められず、とりあえず諦めて元に戻しました。

もちろん将来的にはメンテナンスも要検討なんですが、機械式の懐中時計はかなり懐が深く大らかに受け止めないとダメかな、という気もします。
あと、カチカチと動作音も結構うるさいので、普段は箱の中にしまい込んでしまっていて、なんだかちょっと可哀想な感じになっています。
156月
先日の消磁器で一発復活したCITIZENの自動巻レディース腕時計「WGP 7020」を紹介してみます。

少し前に何個かまとめてジャンクでゲットしたわけですが、当初は1分で1〜2秒くらいずつ進んで、1時間も見ていたら1〜2分ズレるという、ちょっと使えない状況でした。
もちろん緩急針なども触ってはみましたが、ここまでズレているともうそんなことでは対処できる範囲ではありません。

というわけで一時期お蔵入りしていたわけですが、我が家では貴重な自動巻きということもありますし、そこでHOZANの消磁器の出番となったわけです。
これに関しては裏蓋と正面からの2回消磁したらいきなり完璧で、丸一日動作させても全くズレないという、奇跡の回復を遂げました。
もちろんHOZANの取説には時計の消磁に使えるなどとは一言も書かれていませんし、むしろ時計を近づけないようにとの注意書きがあるくらいです。
あくまでも自己責任で実施する必要があるのは言うまでもありません。
ガラスにはそこそこ傷はあるものの、純正と思われるゴージャスで本体にマッチしたベルトもなかなか面白い一品です。
自動巻きの方は当初から快調でしたし、まだまだ頑張ってくれそうで良かったです。
086月
WALTHAMの懐中時計を見つけたので、ついついゲットしてしまいました。

腕時計はもう沢山ありますが懐中時計は持ってなかったというのもありますし、ウォルサムにも以前から興味があったんですよね。
懐中時計は金無垢とか銀のケースもありますが、これは「GOLD COIN WATCH CASE」という名前ながらニッケルクロームメッキの廉価モデルです。

ムーブメントは「A.W.W. Co. WALTHAM MASS」を銘した17 JEWELSの、石数は多いですが廉価クラスのものかと。
シリアルナンバーから1918年製造のものだと読み取れます。

大きさはケースで42mmくらいですから「12サイズ」と言われるものではないかと。
状態としてはやや進みがちで日差2分くらいなのと、手巻きで全開に巻いても1日程度で止まってしまうのがやや気になるところです。
消磁もだいぶやってみたんですけど、歩度にあまり変化はなかったです。
懐中時計の場合、ムーブメントも大きいですから、消磁器を使うにしても全体に均等に磁力が及ばないから難しいような印象もあります。

止まるのが早いのはメンテナンスが必要なのかな、という気がしています。
しばらく様子を見てみますが、余裕がある時にどこか信頼できるところに出したいなと思ってるところです。
076月
TISSOTの腕時計の紹介が続いてますが、たぶんこれが最後です。

レディースの手巻きで、先日のStylistとセットでゲットしたものです。
こっちはベルトがぼろぼろになっていたので、バンビのベルトに交換してみました。
いつもはマルマンを選ぶことが多いんですけど、近所でバンビがちょっと安いお店を見つけたので、今後はそっちを使うことが増えるかも。

精度も問題ないですし、これでベルトと大差ないか、むしろ安いくらいというのはスゴいものがあります。
時計の場合、メンズに比べてレディースがかなりお値ごろになりがちではありますけど、それにしても他のブランドに比べて差が大きいような…。
ティソって地味だから女性人気がイマイチなんでしょうかね。

私が勝手にゲットするおかげで、紗羅の腕時計も箱を買って入れるほど集まってしまいました。
それはそれなりに気に入ってくれているようで、私といっしょに出かける時は同じブランドのに合わせてくれたりして楽しく使ってくれてるので良かったです。