253月
SEIKOのオールドクォーツ「QR Quartz」を見つけたのでゲットしてみました。

当初はかなり汚れていて、これでもかなり磨いた感じです。
風防はもしかするとオリジナルではなく変更されているかもしれませんし、バンドは完全に別メーカーのものですが、ミラネーゼも意外と時代を物語っていて良いかなと、そのまま使っています。

型番でいうと「3862-7020」で、1973年くらいに38クォーツを使った廉価モデルとして出たのがQRということのようです。
廉価モデルといっても当時の価格で5万円ほどだったそうですから、相当な高級品であるのは間違いありません。

電池の出っ張りがスゴいですけども、意外と腕につけた時の違和感はありません。
電池は開けてみていませんが、どうやらSR44SWのようで、それでも電池寿命は公称1年くらいだそうです。
まぁSR44ならお手軽に入手可能ですし、電池蓋だけ開けられるデザインなので、気楽に交換できますけどね。

グランドクォーツも持っていますし、シチズンのクリストロンも結構持ってますが、それともまた違った味わいがありますし、ある意味、今でも普通に使えるデザイン(表から見たら)なので、ガンガン使っていきたいと思います。
203月
以前から時計用工具は少しずつ集めていましたが、スクリュー式の裏蓋がどうしても開けづらかったので、それを探していたら、まとめてセットになってアウトレット価格になっているのを見つけたので、試しに買ってみました。

そっけない箱に入っていますが、裏側を見てみるとETICとSWISS MADEという文字が。

調べてみるとETICというところからオープナーを中心に色々と出ているようです。

中身を出してみると上のような感じで、以下がセットになっています。
コマ外し保持器
ナイフ型オープナー
バネ棒外し
スクリューオープナー
プラスチックピンセット
固定台が付いてないのが惜しいところですけど、これだけあればかなりのものはいじれますね。
作りも悪くなくて、スクリューオープナーで早速、シチズンの時計を開けてみました。

これはもうかなり固かったんですけど、それでも専用工具があれば、そこそこラクラク開きます。
逆にしっかり閉められる、というメリットもありますね。
バネ棒外しも革ベルト用の太いのと金属ベルト用のほうは突きピンを裏返すと出てきて、かなり尖っているくらいに細いですし、全体に大柄なので、手持ちのより使いやすい場面もありそうです。
123月
先日のSTUSSYといっしょに、TRANS CONTINENTS LUNAR MODULEの電池が切れているのも見つけたので、同様に電池交換してみました。

電池も偶然、STUSSYと同じSR621SWでしたので、これもダイソー電池で交換です。
ただ内部のムーブメントの作りは月齢表示があることもあって、かなり凝ったものになっています。
まぁ、STUSSYがシンプル過ぎるだけですけれど。

ただ当初は電池を入れ替えても動かず、かなり焦りました。
どうやら秒針を動かすギアが引っかかていたようで、これをちょっと回してあげたら動くようになりました。
電池自体は確かに容量がなくなっていたみたいなので、電池のなくなったタイミングがちょうど悪かったのでしょうか。
年代的にそろそろオーバーホールが必要な時期なのかもしれませんが、月齢表示といってもパーペチュアルカレンダーで自動計算されるわけではなく、手動で合わせるだけですからねぇ。
これで動いている間は当面そのまま使いたいと思います。
103月
CITIZENの自動巻き腕時計「SEVEN STAR Deluxe」を見つけたので、ゲットしてみました。

もうソーラーか自動巻きしか買わないと決めていたんですが、そんな時に限って自動巻きの出物を見つけてしまいました。
シチズンセブンというとセイコーファイブと同様にエントリークラスという雰囲気ですが、Deluxeについては私も持っているカトラスと同じムーブメントを使ったりと、結構コストの掛かったものになってるそうです。

今回のは21jewelsでしたが、もっと石数の多いものもあるようです。
デイトはクイックチェンジ可能ですが、曜日は時間送りでしか送れないので、そのあたりが安くなってた理由かと。
これは故障ではなく、元々の仕様だと思います。
また、秒針ハックもこのモデルはありませんでしたが、手巻きは可能だったので、そこが最終的な購入の決め手になりました。

日差は購入当初は-50s/day程度、少し落ち着いてからは-40s/dayくらいになっています。
もう少し追い込んでみようかなとも思いましたが、裏蓋が固くて開きません。
工具が揃ってから開けてみることにします。

1960年代の製品だと思いますが、なんとなく同社がOEMで製造しているPaul Smithに雰囲気が似ているような気がするのは気のせいでしょうか。
写真を撮った段階ではまだあんまり磨いてなかったですけど、今はさらにキレイになっています。
使い勝手もデザインもなかなか気に入ったので、出番の多い時計箱の中に入れておきました。
083月
3月の曜日変更で一通り腕時計を眺めていたら、STUSSY US HACKが止まってるのに気づきました。

電池交換はもう自分でやろうと裏蓋を開けてみると、そのムーブメントのチャチさシンプルさにちょっとガッカリです。

そこは気を取り直して、電池の型番をルーペで見ると(ルーペでないと老眼で見えない)、SR621SWでした。
これならたしかダイソーに置いてあるケースもあるはず、と立ち寄ってみると、やっぱりありました。

JAPAN MOVEMENTでもこのレベルだと、正直、ダイソーの電池で良いかなと。
ファッション系ブランドはどうしてもこういう傾向ですね。
電池切れの多さにもちょっとウンザリしてきたので、今後はソーラーやキネティックなどの発電系か、機械式以外はもう増やさないようにしようかなと思ってるところです。
ちなみに動作のほうは全く問題なく動き始めましたから、いくらダイソーの電池とはいえ、数年は動いてくれることでしょう。
あと、裏蓋を開けるのにちょっと苦労したので、ちゃんとした工具も揃えないとなと感じた次第です。
043月
引越し後、ようやく腕時計のチェックができたのですが、GUCCI 7700Mが止まっているのに気づきました。

これは裏蓋がネジ留めですし、まずは電池の種類を確認しようと開けてみることに。

すると電池はSR721SWでした。
周辺は結構汚れていますけど、ムーブメントは大丈夫そうで、裏蓋にくっついていたパッキンもまだ元気です。

それなら電池を注文しようか…と思いつつも念のため、電池を入れてあるBOXの中を確認してみると、まさにピッタリのPanasonicのSR721SWが!
というわけで、それに交換したらバッチリ動き始めました。
秒針がないので、すぐに動作確認が出来ず、数分はヒヤヒヤものでしたけど。
それにしても購入して、わりと早いタイミングでの電池切れでした。
裏蓋にはH24という記載があったので、これが前回の電池交換時期でしょう。
それなら普通に電池残量がなくなってもおかしくありません。
海外ものはお店に出すと電池交換も結構なお値段ですし、しかも今の住まいの近くには取扱店がほとんどないので、自分で交換できて良かったです。
お店ならパッキンを交換してくれるというメリットも普通はありますが、GUCCIはたしか在庫がなくて防水を保証してくれないケースが多いと聞いているので、なおさら自分でやれて良かったと思ってます。