211月
UNITED ARROWSの自動巻き腕時計「8210-S043255」をゲットしてみました。

届く前から大体見当がついていましたが、予想通りシチズンのOEMです。
しかも8210というキャリバーなので、先日のPaul Smithとは兄弟分ということになりますね。

当然ながら同じ21JEWELSですが、キャリバーへの手の入れ具合には多少差がありますし、主観も入ってると思いますが、全体の仕上げもややポールスミスのほうが上でしょうか。
他にも秒針が文字盤と同系色の部分が多くて細いので、かなり見づらいという、デザイン面もマイナス要因です。

曲面ガラスはおそらくミネラルガラスだと思われ、かなり傷が目立ちます。
これでもガラセリウムなどでだいぶ手入れしたんですが、やっぱり完全に消すのは難しいですね。

また箱も付いてきましたが、なぜかBEAUTY&YOUTHがメインで書いてある箱でした。
時計自体の表記はベルトも含めてユナイテッドアローズなんですけどね。

精度のほうは全般的には遅れ傾向で、手に巻いてほぼちょうどくらい、平置きだと-7秒くらいの遅れで推移しています。
裏ぶたが結構固いですし、この日差なら調整するほどでもないかな、ということでそのまま使うことにします。
他のメーカーでもそうですけど、同じキャリバーだからといってもやっぱり細部の違いの積み重ねが、結局お気に入り具合では大きな差になるものですね。
とはいっても、かなり珍しい機械式時計ですし、カジュアルに使っていきたいなと思っています。
201月
TVCMも流れていますが、「古の時計」という本(?)が出ているようで。
懐中時計が「いにしえ」なのかどうかは微妙ですけども、アンティークな雰囲気は一般的にあるんでしょうね。
モンディーンとかは今でも普通に懐中時計を出していますけど。
ま、その辺りはともかく、デザインは少し前に出ていたミリタリー時計のシリーズよりはだいぶ質感が良いような気がします。
通常の付録は当然ながらクォーツですが、スイス製ムーブメントを使ってるそうですし、定期購読した場合には機械式の懐中時計がプレゼントされるようです。
私が買うか、と言われると今さらかなぁという気もしますが、懐中時計を味わったことが一度もない方には、デザインが気に入ればお得かなと。
ただ、一応、現行の懐中時計のデザインの良いものもチェックしてみると、気分も変わってくるかもしれませんから、ぜひ一度確認されてみてくださいませ。
191月
SEIKOのクロノグラフ「7T92-0BA0」の故障品がお安くなっていたのでゲットしてみました。

故障のポイントはクロノグラフのリセットボタンが効かない、というものでした。
ちょっと固着してる程度だろうと思ったのですが、これがかなり曲者で、修理にはかなり手間取りました。

引っ込んだ状態で固まって全く動かなかったので、とりあえずは先細ペンチでグリグリやって、多少動くようにしてから、ほんの微量な界面活性剤をティッシュにしみこませてそれでボタンを包んで押したり拭いたりする感じで、動くようになりました。
結果的にはスタート/ストップボタンより軽くなったくらいです。

ただ、そもそも元の所有者さんが防水をかなり過信して使っていたようで、内部にも錆が出始めていました。
このモデル、おそらく逆輸入モデルで、裏ぶたもねじ込み式ではないですし、リューズもねじ込みではありませんから、過度な防水性能を期待するのは危険です。
実際、リューズの部分がいちばん傷んでましたが、なんとかキャリバーそのものにまでは到達してなかったので、そこは良かったかなと。

見かけはかなりカッコいい感じですけど、国内モデルで言うといわゆるWIREDやALBAランクのモデルでしょう。
機能的には1\20秒クロノもあって使い勝手は良好なんですが、ベルトも巻きベルトですし、ちゃらちゃらと軽くて、手軽に荒く使ってしまうのも分からなくはないかも。

一応、パッキンも無事ではありますが、一度開けていますし、錆も完全には落としきれませんから、今後は生活防水もないくらいの気分で使ってあげようかと思います。
141月
先日のペアウォッチで購入したルキアを愛用してくれている紗羅ですが、白蝶貝が気兼ねなく使えるというメリットはあるものの、ソーラーや電波機能がないのがやや最新モデルとは違うところではあります。
そこで最新モデルを見にいくつかの店頭に行ってきました。
まずソーラー電波という条件を満たすとなると、セイコー、シチズン、それにカシオとオリエントの実質4社に絞られてしまいます。
オリエントはあいにくソーラー電波のiOどころかクォーツを扱ってるところすら地元ではほとんど見つけられず、SEIKO,CITIZENでも行った中ではTIME TIMEのみで展示があった程度でした。
メンズは品ぞろえがどこも充実してるんですけど、レディースはそんなに置いてないものなんですね。
で、XCとLUKIAの実物を見比べて紗羅が気に入ったのはやっぱりLUKIAでした。
自分が持ってるほうに愛着がわいたというのもあるのでしょうね。
店頭にあったものの中ではSSVV004が革ベルトということもあってか、気に入ったようです。
新製品で同様に革ベルトのラッキーパスポートシリーズのSSVV013も見てみたいところです。
手持ちのLUKIAでも十分満足してるようですし、他にもOMEGAやTISSOTの手巻きですら愛用してますから、今すぐどうこうというわけではないですけど、最近の我が家の流行り文句で「儲けだしたらね!」というオチで、ウィンドーショッピングしてきたという段階です。
そんなわけで、なにかの記念とかにプレゼントできればな、と思います。
131月
なかなか減速をみせない腕時計集めですが、今度はVictorinoxのクロノグラフ「Chrono Classic 241151」をゲットしました。

ビクトリノックスは以前もGMTモデルを入手していますが、これもなかなか型番などの情報がなかったんですよね。
今回もかなり見つけるのに苦労しましたが、そもそもそういうモデルがどういうルートで日本に入ってきてるんでしょうか。

今回のクロノグラフはデザインもなかなか好みでしたし、色合いもやや珍しい感じなのが気に入っています。
当然ながらクォーツで、100m防水仕様です。
針の配置などが先日のckのクロノによく似ているので、ムーブメントはETAなのかな?

防水仕様で革ベルトというところもちょっと面白い組み合わせですが、交換されたものではなく、これが純正のベルトです。

あとは風防がサファイヤクリスタル、ケースはステンレスと、特に変わったところはありませんが、革ベルトの感触もかなり良いですし、今回のビクトリノックスのほうが気に入ったかな。
GMTモデルはビクトリノックス好きな弟にいずれプレゼントしようかと思っています。
ただ最近、弟がこのブログを見てるみたいなんですよねぇ。
だからプレゼントするかどうかはまだ未定です。(笑)
111月
最近ハマり気味のPaul Smithですが、腕時計でも自動巻きのMASTERPIECEシリーズ「PSX42-1091」をゲットしました。

ポールスミス独特の化粧箱も付いていて、この中の時計固定部の底が開くのに今回初めて気づきました。

中には説明書とともに前のオーナーさんが購入された時のものと思われるレシートがあって、そこには68,250円という価格が載っていました…。
このモデル、黒が直営店限定色だったらしく、値引きもなかったんでしょうね。

裏蓋はスケルトンで、ローターやムーブメントの各部がいかにもポールスミスという色でカラフルに塗り分けられています。
こういうのはかなり珍しいかと。
型番の「8210-T009506TA」からも分かりますが、シチズンのOEMですけど、21石自動巻で10気圧防水となっています。

余りコマもちゃんと付属しましたが、そのままでちょうど良いサイズでしたので使い始めてみると、やけに重い気がします。
測ってみると144gで実際にはそれほど重くないんですが、ベルト形状も関係してるんでしょうか。
ちなみに我が家で一番重いのはたぶんFHBで170g、先日紹介したANDROIDが155g、FOSSILのが161gといった辺りが重量級の部類かと。

日差は当初、-30秒程度でだいぶ遅れが出ていたので、迷わず緩急針調整しました。
iPhoneのタイムグラファーアプリHairspringで+15秒程度にしてみましたが、実際には現状、+4秒くらいで推移しています。
全体的には姿勢差も少なく安定してるほうですが、装着時と平置き、温度差などで±10秒には収まってます。

当然ながら服がポールスミスの時に付けたりしていますが、どちらかというとややカジュアルな感じでしょうか。
精度はなかなか良いのですけど、秒針ハック機能がないのが少し残念なところです。