今日の写真は、大雄山最乗寺道了尊の奉納額にしてみました。
どちらもモノクロに仕上げましたが、前者は現代的な雰囲気に、後者は
かなりレトロな感じにしてみました。
どちらの写真もRAW現像後、チャンネルミキサーを使って、モノクロ化
してます。
このやり方だと、RGB成分をうまくミックスしながらモノクロに出来るので、
感覚的な濃淡を損なわずに、モノクロ化できますからね。
さらに後者のほうは、レンズフィルタで、フィルタ暖色系(81)を適用してます。
前者は逆にスマートシャープとノイズを加えてあります。
また、今回からモノクロ・カラーにかかわらず、RAW現像の手順を、
ちょっとだけ変えてみることにしたんです。
ちなみに、今までの大まかな手順は、こんな感じでした。
・露出を調整
↓
・色温度の調整
↓
・必要に応じて、トーンカーブの補正
↓
・コントラスト・彩度は、ごくまれに調整
まぁ、これが普通かなぁとも思うんですが、今回はかなり実験的な試みを
しています。
その手順が、こんな感じです。
・彩度を-100にして簡易モノクロ化
↓
・露出を調整
↓
・コントラストを調整
↓
・必要に応じて、トーンカーブの補正
↓
・彩度を元に戻して、色温度の調整
↓
・各項目を微調整
やや手間は増えますけど、これまでついついヒストグラムに目がいきがちだった
のですが、手順を変えてからは、写真で大切な「光と影」をしっかり意識しながら
「絵」に向き合って現像できるようになった気がします。
どうも、これまでのやり方では、コントラストや彩度が過剰になりがちだった
ような気がします。
しばらく続けてみないと、何とも言えませんけど、しばらくこのやり方を取り入れて
RAW現像してみたいと思います。
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