先日ゲットした「UC HEXANON AR 28mm F1.8」と、以前から持っていた「AR HEXANON 28mm F3.5」をNEX-5に装着して撮り比べてみました。
まずはUC HEXANON AR 28mm F1.8のほうから。
[ UC HEXANON AR 28mm F1.8 ]
続いて、AR HEXANON 28mm F3.5。
[ AR HEXANON 28mm F3.5 ]
F5.6まで絞って撮りましたが、F3.5のほうはフレアがちょっとありますし、黒浮きも開放近くでは多少出てきています。
ただ、全般的にはF3.5が健闘している感じで、むしろF3.5のほうが現代的と感じる部分もあります。
F1.8は周辺部の色収差が結構ありますし。
あと、色見は色温度はRAW現像時に合わせましたが、発色に結構差がありました。
上の比較ではF1.8がかなり暖色系ですが、これが青空を撮るとまた全然違った傾向を見せてくれます。
UC AR HEXANON 28mm F1.8のほうは、被写体に合わせてアナログ的な風合いや色調が出るレンズですね。
明るさを追求してある分、各収差は残っていますが、だからこそ、F1.8のほうがあえてオールドレンズを使う意味は強いと言えるかもしれません。
ただ、「AR HEXANON 28mm F3.5」のほうも捨てがたく、なんでもないスナップが、なぜか立体的な描写に感じることがありました。
F3.5のほうなら中古市場にもかなりありますし、大きさもNEXにちょうど良いですから、こちらも十分オススメといえるでしょう。
あと、撮り比べにあたって、マウントアダプタに内面反射対策をしておきました。
といっても内面にモルトを貼っただけですけどね。
さらにどちらのレンズにもフードを付けたので、ゴーストも減り、両者でかなり効果があったような気がします。
AR HEXANONといえば、50mm周辺のF1.4やF1.2なども有名なので、そのあたりも探してみたいかも。
ボチボチといろんなレンズを探してみようかと思っています。
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