室内撮りに愛用していたSONYのデジタル一眼レフ「α700」ですが、徐々にダイヤルの接触不良が出てきて一旦はα37にその座を譲り、半引退状態になっていました。
しかし、このα37、低照度下での暗部のホワイトバランスがどうも変なんですよね。
具体的には妙にマゼンダ被りした絵になるケースがあって、これが不定期に発生する感じです。
手持ちのNEX-5でもやや似た印象のマゼンタ被りはオールドレンズで出ることがありますが、それが暗部だけに出るので扱いがさらにややこしいんですよね。
Lightroomである程度は補正可能ですから、それ用のプリセットを用意して対応していたんですが、正直やっぱり面倒ですし、現像を終えて見直すと下の写真みたいに完全とは言い切れないケースも多いんです。
先日ゲットした照明などを用いて照度を稼いでやるという回避策もありますけど、そこまでやるなら他にも使えるカメラがあるというのが本音でして…。
ただ、それでもαにこだわっているのはミノルタのマクロレンズの絵の感じが好きというのがあります。
それならα700を騙し騙し使うか、ということで「出戻り」になったという次第。
幸い、ダイヤルの接触不良は頻繁に起きていた時に比べると落ち着いていて、日に一度あるかないか、くらいの頻度になっています。
そうは言ってもいずれ派手に再発するとは思います。
中古のα700も結構見かけますが、経過年数はどれも同じはずで、修理対応したものでもない限りはやっぱり発生するんでしょうね。
わりと最近のモデルでも上位のα77などでは発生しないのか、が心配です。
そうなるとやっぱり本命はα900か?とか考えてしまいますが、今後のα-Aの先行きもまだ不透明ですし、もうしばらくα700には老体に鞭打って頑張ってもらおうかと思います。