自分には到底縁がない価格なので、気にしていませんでしたが、
すでにライカM9が発売になってるようですね。
M8の時は赤外や紫外線のフィルタがなかったため、結構な騒ぎに
なりましたけど、今回もなんだか似たような騒ぎが起きているようです。
M9になってIR/UVフィルタは本体内蔵になったのですが、今回は
写真の左にマゼンタ、右にシアンの被りが出る現象があるんだとか。
広角レンズだけで、あまり目立たないこともあるようですから、
私の勝手な予測では、オフセットされたマイクロレンズが斜光の影響で
色被りが出てるのかなぁと。
まぁ、M8に比べれば問題は軽微だとも言えますが、ファームウェアで
対応できるのかな?
話は少し逸れますが、個人的にはローパスがないことによるモアレの
ほうが扱いが難しい気もしますが、それ以上に解像感の凄さが際立ちます。
理論的にはベイヤーである以上、ローパスがないことは良いこととは
いえないはずなのですが、実際の写真で見ると、ローパスフィルタで
立体感や空気感がこんなにも欠落しているのかと実感します。
まぁ、素晴らしいことはわかっても、とても手が届かないんですけどねぇ。
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X1もローパスフィルタが排除されるようですし、今後、新しい
トレンドになる可能性はありますね。
ただ、理論派の日本のメーカーとしてはローパスを単純に除去する
わけにもいかないでしょうし、非ベイヤーに進むのかなぁ?
サブピクセル推定のデジタル処理も難しいでしょうし…。
撮像素子をサブピクセルレベルでずらして多重露光するなんて
無理でしょうか。
本体内手ぶれ補正の仕組みを応用できそうだけれど、精度がそこまで
あるのかなぁ?
撮像素子と、カラーフィルタを分割し、露光中にカラーフィルタを
サブピクセルレベルで振動させるとかもどうだろう?
各メーカー、ベイヤーからの脱却についてはきっと検討している
のでしょうが、ライカも含め、海外の勢力も無視できないパワーを
発揮する可能性があると感じます。
国内のカメラメーカーも負けじとチャレンジしてほしいところです。