このところ、光学ファインダーにこだわった一眼レフが結構出て、
視野率100%の機種が増えてきています。
そして、同様に手ぶれ補正も非常に一般的なものになっています。
そんな時に意外と良く目にするのが「手ぶれ補正があると、視野率
100%は意味がないのでは?」という意見です。
特に本体内手ぶれ補正だと、撮像素子が動くので、覗いているのと
ずれるのでは?という印象があるのでしょう。
でも、手ぶれ補正をするということは「撮り始めた時点での
ファインダー視野をキープ」するように動かすわけですから、
シャッターボタンを押した時点に見えてみた像が維持されます。
つまり、視野率100%で見ていたファインダー像そのものが
記録されるというわけですね。
ですから、両者はしっかり共存できます。もちろん、光学手ぶれ補正も
理論的には同様です。
個人的には本体内手ぶれ補正、NikonやCanonにも採用してほしい
ところですが、交換レンズによる利益が多いビジネスモデルからすると
難しいのでしょうねぇ。
ちなみに、現状で本体内手ぶれ補正と視野率100%を謳っている機種は
オリンパスのE-3、SONYのα900、そしてPENTAXのK-7の3機種です。
こうしてみると、どれもとてもこだわりのあるモデルで、どれも
欲しい機種だなぁと思います。
とりあえず、優先候補はE-300の後継として、E-3かなぁ。
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2 Responses
10月 28th, 2009 at 11:56 PM
今晩は。
手ぶれ補正についてはMacBSさんの仰る通りですね。ただ私はまだカメラを
キチンと手持ちでホールドする自信がある(勿論場合によりけりですが)
ので、常時手ぶれ補正を使うか否かについて未だに迷います。まあ足場が
悪いとか風が強くて体が揺らぐなんて言う時は、素直に使えですね。
K-7もだいぶ熟成度が上がって来たようですが、先日メールしたような
事柄に使い込んでいるので、カメラの新規購入はしばらくない見込み
です(^^)
10月 29th, 2009 at 8:35 PM
shigechanさん、コメントありがとうございます。
手ぶれ補正があると、どうしてもラフに撮りがちになるのは確かですね。
といいつつ、室内撮りでは常用しています。
D300では1/30秒でも結構ぶれますが、α700なら1/8秒くらいまで
平気なので、つい甘えてしまいます。
K-7は魅力的な機種ですが、デジタルはあまり買い換えるべきでは
ない部分もありますよね。
逆に言えば、フィルムカメラやオールドレンズの値崩れの少なさは
すごいなぁと思うことが多いです。