Canonのデジタル一眼「EOS 5D Mark II」で、明点の右側に黒点が
発生する問題について、公式にも問題認識がされたようで。
いろんな発生例をみてみると、ほぼ飽和したような、明るい小さな
点光源の、すぐ右側に黒点が現れるようですね。
微妙に撮影位置がずれると出なかったりするようですし、非常に
急激なエッジが立つ部分に限られる感じです。
私の拙い知識で考える限り、これは画像処理によるディフェクト、
あるいはアーティファクトと呼ばれるものだと感じますね。
モアレの発生もあるようですから、アンチエイリアス関連処理のバグで、
しかも、画素が飽和している場合の境界条件あたりに関わるもののように
感じます。
かなり小さめのサイズの非線形フィルタが適用されている印象ですね。
DIGICの処理はかなり複雑なのでしょうが、RAW段階でも結構、
手を加えているのですねぇ。
なにぶん拙い知識ではありますが、キヤノンからも発表されている
通り、ファームウェアでバグ修正回避できると思います。
その点は、ほぼ安心しても大丈夫ではないかと思います。
画像処理って、一度ハマると、なかなか面白いので、興味がある方は
ちらっと知ってみるのも面白いかもしれません。
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