AdobeからRAW現像ワークフローソフト「Lightroom」の最新版「Lightroom CC」が登場しました。
「Lightroom 6」ではなく、とうとうこちらもCCになりましたね。
ただ、Creative Cloudのサブスクリプションだけではなく、パッケージ版も用意されるそうで、そこは一安心です。
追加された新機能として公式サイトには以下が挙げられています。
・HDR画像を簡単に作成
・美しいパノラマ写真
・さらなる高速パフォーマンス
・特定の人が写った写真を簡単に選別
・ビデオ入りの高度なスライドショー
・進化したWebギャラリー
・フィルターをきめ細かくコントロール
・プロジェクトの共有
・より多くのデバイスに対応
・ストーリーを表現
・画像調整をコピー&ペースト
・安心して写真を披露
・写真をすばやく検索
・正確に構図を作る
新しいカメラが増えていない私としては「高速パフォーマンス」がいちばん気になりますが、GPUを使用するようになってるそうで、Mac miniの統合チップではそれほど大きな恩恵はないかもしれません。
あとはHDRやパノラマなど、写真の幅を広げる部分に注力しているのかな、という印象です。
逆に現像パラメータにはほぼ変化がないようで、使い勝手が引き継がれるのは良い反面、顔検出を活かした現像パラメータの自動補正とか、そういったところには踏み込んでないのはやや残念かも。
パッケージ版購入だとLightroom 5から更新すべきかはやや悩ましいようにも感じますが、Adobe Creative Cloudに入っていれば最新にしておいて損はないでしょう。
いずれにしてもカメラの新機種対応は新しいバージョンでないとやってくれないわけですしね。