NikonからAPS-C用高倍率系標準ズームレンズ「AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR」が発表されました。
標準ズームと高倍率ズームの中間みたいな存在で、今回のレンズも入れるとその辺りの画角のズームレンズだけで以下の8本のラインナップになっています。
AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-ED
AF-S DX NIKKOR 16-85mm f/3.5-5.6G ED VR
AF-S DX Zoom-Nikkor 18-55mm f/3.5-5.6G ED II
AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR
AF-S DX NIKKOR 18-105mm f/3.5-5.6G ED VR
AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
AF-S DX NIKKOR 18-200mm f/3.5-5.6G ED VR II
AF-S DX NIKKOR 18-300mm f/3.5-5.6G ED VR
105mmが420g、200mmが565g、300mmが830g、そして今回の140mmは490gですから、やはりテレ側が伸びる分重くなって値段も高くなるという単純な計算になってますね。
レンズ枚数も12群17枚(EDレンズ1枚、非球面レンズ1枚)とどうしても多くなるから仕方ないところでしょうけど、テレ端を少し明るくするとか、ズーム倍率以外の差別化もあって良いかも。
ただ新しいレンズだけに手ブレ補正効果などは高まってるようで、4.0段くらいの効果があるんだとか。
テレ側の焦点距離が違うので単純比較はできないでしょうけど、105mmは3.5段ですから焦点距離が伸びればさらに写真の歩留まりは上がりそうです。
欲しいかと言われるとちょっと微妙な気もしますが、ズーム倍率と重さ(価格も)のバランスは良さそうなので、中級クラスのデジタル一眼のレンズキットに入ったら人気になりそうな気がします。