「AKVIS Noise Buster」というPhotoshop用プラグインが64bit対応したという記事を見つけたので、体験版を試してみました。
体験版が用意されていて10日間試用できます。
CS5対応ですが、CS2といった古いバージョン用のプラグインも用意されているのは親切ですね。
体験版ながら試用期間中は機能の制限はないようです。
いつもはNik Dfineを愛用しているのですが、それと比べるとプレビュー表示などが遅いので、パラメータを調整するのがちょっと面倒ですねぇ。
ただ、輝度ノイズと色ノイズの強度くらいしかパラメータがないDfineと比べると、設定項目も多く、アンシャープもいっしょに掛けられるなど、機能は豊富な感じです。
というわけで、実際の効果を比較してみます。
上からオリジナル画像、Dfine、そしてNoise Busterの適用画像です。
Dfineは自動設定のまま、Noise Busterのほうは自動だと効きが弱かったので、輝度ノイズだけパラメータを強めてあります。
比較してみると、やはりDfineのほうが効果は強いですね。
自動のままなので多少効きが強すぎる感はありますが、細部の情報もうまく残しつつノイズ成分を中心につぶしてあると思います。
対して、Noise Busterのほうはちょっと効果が弱い感じです。
シャープネスは高めてあるので鮮鋭度はありますが、情報量の欠落具合はDfineとあまり変わらないかも。
操作性やスピード、効果のどれもDfineのほうがやはり上のような印象ですが、64bit対応を先にはたしたという点はメリットといえるかも。
AKVISには他にもいろんなプラグインがあるようですし、ノイズ除去プラグインも色々増えて競争が激しくなるのは良いことですから、今後も動向をチェックしていきたいと思います。
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