Appleの新しいフォトフィニッシングソフト「Aperture 2.0」を、早速
試してみることにしました。
で、実は昨日エントリーしたEOS-1Nの写真が、Apertureで現像
したものだったんですよね。
一旦、スキャナから無加工で読んだ16bit TIFFをApertureで編集
しました。
使った印象は、それほど以前のバージョンとは変わらない感じ
ですね。
スピードは残念ながら、16bit TIFFを扱う上では、お世辞にも
速いとは言えません。
操作性も慣れの問題があるかと思いますが、Lightroomに大きく
リードするほどのポイントはない印象です。
正直、2.0というより、1.8くらいの感じかなぁ。
インプレッションだけではわかりづらいので、写真で比べて
みましょう。
まずは、スキャンしたまま、8bit JPEGに落とした写真です。
これ単独で見るとわかりづらいですが、やや緑かぶりがあります。
そのあたりを微妙に補正したAperture 2.0の出力が、こちらです。
微妙な差かもしれませんが、色の純度が上がってるかと。
RAWだけでなく、こうした銀塩写真の編集も色温度などの
馴染みやすいパラメータで操作できるのが、Apertureの良いところ
でもありますね。
細かい機能はまだ使いこんでみないとわかりませんが、軽快さを
求める方向にいくのか、リッチな機能にいくのか、そのあたりの
コンセプトをはっきりさせたほうが、このソフトの方向性がわかり
やすくなって良いのではないかという気がしました。
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