AdobeのPhotoshop用RAW現像プラグイン「Camera Raw」が6.1に更新されていたので、早速、アップデートしました。
いつもの対応カメラ機種追加のほかに、レンズ補正機能もついに追加されました。
以前は一旦現像してからPhotoshopのフィルタの機能で補正する感じでしたが、やっぱり現像時にできたほうが便利ですものね。
ゆがみ、色収差、周辺光量補正ができますが、レンズプロファイルが登録されてれば自動的にやってくれますから、なかなかラクチンです。
標準では新しいレンズ、それも一部メーカーだけの対応ですが、Adobe Labsで公開された「Adobe Lens Profile Creator」を使えば、レンズプロファイルを自作することもできるようです。
ただし、グリッドを撮影し、最低でも3枚以上の写真データがないと無理のようですから、自作はかなり面倒かも。
今後はこのあたりもよりフレキシブルになっていってほしいし、レンズメーカーからも積極的にレンズプロファイルが提供されると良いですね。
なお、新たに追加された主なカメラ機種はE-PL1やEOS Kiss X4、DMC-G2といった感じです。
あと、今回のプラグインはPhotoshop CS5とPhotoshop Elements 8向けです。
そろそろCS5の体験版の期限が切れた方も増えてきたのではないかと思いますが、PhotoshopでRAW現像される方には待望のバージョンアップといえるのではないでしょうか。