ニコンから単3電池対応で高倍率・コンパクトと、一部で隠れた人気になりそうな「COOLPIX L610」が出ました。
「一部で人気になりそうな」と買いたいのは、カメラのスペックよりも何よりも、単3電池2本で駆動できるという点です。
長くカメラを使いたいとか、現場で電池を確保しやすいということで、単3電池が使えるのは確かに便利なんですよね。
ただ、どうしても専用充電池より電池そのものの持ちが短くなりがちなのが難点なんですが、充電池で320コマくらい撮れるらしいので、困るようなことはなさそうです。
肝心のカメラ側の性能では25~350mm相当の光学14倍ズームが目立ちます。
この倍率のわりにはコンパクトになったものだなぁと感心しますが、やっぱり微妙に出っ張りはありますね。
重さは電池を入れても240gだそうで、単3電池と合わせて持ち歩きの便利さはかなり良い感じです。
高機能や高画質とは言えない部分もあるでしょうが、いざという時に持っていなければ何にもならないわけで、そういう意味では単3モデルに求められているニーズを良く掴んでるなぁと感じます。
さらに手ぶれ補正もしっかりありますし、動画もしっかり対応で、音声もステレオというのはポイントが高いです。
また、動画でも手ブレ補正が使えるそうで、お値段がもうちょっとこなれて1万円台になれば、かなり魅力的かもしれません。